どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

Perfume、振り付けに対する「解釈」

2018年03月31日 18時30分00秒 | 音楽
振付師・竹中夏海さんのインタビューに思わず膝を打つ思いがしました。

Perfumeさんに関しては私はただのファンですが、1つの振付けに対して3人の解釈が全く同じなのがすごいなぁと思います。長年一緒にやられてきたからこその、まさに阿吽の呼吸ですよね。


冒頭部分に、かしゆか・のっちとのコラボで「スパイス」をパフォーマンスするちゃあぽんが映ってます。


ちゃあぽんはあ〜ちゃんの実妹であり、9nineのメンバー。

ダンススキルについてはPerfumeの三人と比べて勝るとも劣らない実力があると思います。

でもこの映像を一目みて、「あ...なにか違う...」と違和感を感じました。腕の振り方とか身体全体の姿勢角度とか...?

上手下手の問題ではなくテイストが違う感じ?

FESのコラボでは他のアーティストが、おふざけ混じりの余興で Perfume の曲を踊ったりするけど、ちゃあぽんの場合は本格的でテクニックも肉薄しているだけに微妙で些細な違いが違和感として残ってしまう...。

これ、たとえば個々にうまいダンサーが集まってもいきなりこうはできないんですよ。解釈のすり合わせってそれくらい細やかにやらないと難しい。だから短時間で踊りを揃える技術は、プロのダンサーよりも全然長けてるんじゃないかと思います。

これ以上のことを私のようなシロウトに言葉で説明できるものではないのですが、この微細な違いが竹中さんの言う「解釈」というものなのかなと...溜飲が下がった重いがしました(^_^)

さらに厳密に言えば...あ〜ちゃん・かしゆかと、のっちの間でも違いがあると以前出演したTV番組「おしゃれイズム」で話してましたね。

これはスクールでの最初の先生が違うかららしく、あ〜ちゃん・かしゆかはグルーヴ感、のっちはキレを大事にしている先生に起因しているのだそうです。

まぁ確かに...ライブの端々に見せる3人の表情や同じフリでもテイストが違うもんだなぁと思う時はありますね。

ここ1〜2年で「Party Maker」のセンターを取っ替えっこしてて、それを判りやすく編集してくれている動画なんですけど、それぞれ特徴が出ていて面白い(^_^)

あ〜ちゃん・かしゆかは優しくしなやかなのに対し、のっちには特有の強さと迫力があって、「Party Maker」のセンターにピタッとくるんですよね。

振り付けへの「解釈」、ちょっと勉強になった次第です(*^o^*)



お茶漬けの味・早春・東京暮色、目出度くBlu-ray化!

2018年03月30日 19時32分00秒 | 映画
4Kデジタル修復リマスター・Blu-ray版、一気に3作品が来ました〜(*^o^*)


お茶漬けの味

実際は戦前に企画された作品で、旦那は海外出張ではなく、出征する設定でした。出征前夜にお茶漬けじゃ情けない、赤飯にでもしろと軍の検閲官に突っ込まれて、そんなんじゃ作品の意味やテーマ性が失われるので、お蔵にしていたそうです(^_^;

個人的には女中のふみちゃんがとても可愛いところがお気に入りな作品です(*^m^*)

早春

岸惠子さんの小悪魔ッぷりが凄まじい(^_^;

メインキャストの池部良さんと共に、小津作品としても異色なテイストを感じます。

諦観に満ちた浦辺粂子さんのセリフも強く印象に残ります。


東京暮色

パッケージ写真の有馬稲子さんのヤサグレ感がとても良い感じですねぇ。

「早春」と共に「東京物語」の反動、最後まで全く救いがなくて、暗黒面への振り切り感!黒さと毒に満ちています(^_^;

それでも嫌〜な感じがそんなにしないのが不思議なところなんですよねぇ...。

原節子さんの嫁いだ後、生活に疲れた感のある役どころも味わいがあって良い...どこか「晩春」の(良くなかった場合の)その後みたいにも見えてしまいます(^_^;


3作品ともに7月4日発売です(^_^)

この作品群...地味で、作風もダークサイドなもんで(^_^;、難しいかなぁ...って思ってたので、余計に嬉しい!迷うことなくポチリましたわ(*^m^*)

「晩春」以降を時間軸順に並べると...(色付けは4K・Blu-ray化済み作品)
・晩春
・宗方姉妹
・麦秋
・お茶漬けの味
・東京物語
・早春
・東京暮色
・彼岸花
・お早よう
・浮草
・秋日和
・小早川家の秋
・秋刀魚の味

おぉ〜!これで松竹オフィシャル作品は全て高画質化したワケで、ホンマに松竹さんグッジョブっす d(*^o^*)

「宗方姉妹」と「小早川家の秋」の東宝、「浮草」の角川映画(大映)、なんとかしてくれよなぁ〜!!ヽ(`Д´)ノ



尻尾を持たない人間...。

2018年03月29日 20時35分00秒 | 話題
小津安二郎監督作「大学よいとこ」冒頭で...。

戦前のサイレント映画時代、「若き日」や「落第はしたけれど」など数多くの大学生の青春コメディを作っていますが、この作品も同ジャンル。

ただし残念なことにフィルムは消失し、鑑賞することができない作品でもあります。

その冒頭で表記される「大学生は『尻尾を持たない人間』の最後の姿である」という謎めいたメッセージ。

大学を出て、社会に出ると「尻尾」を持つことになる...つまり狐や狸になってしまうということらしいです(参考>「小津映画 粋な日本語」)。

大学を卒業し、志をもって目出度く就職...魑魅魍魎複雑怪奇跳梁跋扈な伏魔殿でもまれている内に、いつの間にか尻尾が生えてるっていうね(^_^;

佐川・元国税庁長官の証人喚問みてて、あ〜この人も尻尾生えちゃってどうにもならない状態になってんだなぁと。

東大出て、大蔵省に入省、バリバリの高級官僚コースを歩んできたわけです。

この人だって入省時はピッカピカの理想に燃えて国のため国民のために尽くそうという気持ちだったと思うんです。

で...魑魅魍魎複雑怪奇跳梁跋扈な伏魔殿で、いろいろあって、何が良くて何が悪いのか、複雑怪奇で組織的忖度にドップリ漬かって気づいたらとんでもない事になっていたと。

日本人特有のムラ社会、集団合議、護送船団、談合体質、縦割りな、正に「官僚体質」な組織の中で、特定できる悪人を探し出すことは不可能で。

例の書類の改竄も佐山さんでさえ把握できてないんでしょうし、不明確なことだらけなんでしょうね。

なんか書いている内に、私もなにを言いたいんだか判らなくなってきました(^_^;

でもまぁ...小津さんの感じたその時代と比べて、今現在もなにも変わってないってことなんでしょうね(笑)



3月28日(水)のつぶやき

2018年03月29日 06時32分33秒 | イベント・ライブ

Perfume、P.T.A. DVD vol.10

2018年03月28日 21時05分00秒 | DVD・Blu-ray
ファンクラブ会員として、年一回のお楽しみ!

パッケージデザインになぜかクルマが?

メニュー画面にも路面をあしらったもの...はっ(゜ロ゜)

チャプター3「3人だけのドライブ旅」と!!

まさか...そう!そのまさかが実現されてました\(^o^)/

なんとホンマに3人だけでリアルにクルマを運転してドライブしている模様を収録しているんです!

これは凄い...神がかってる企画(*^o^*)

都内某所から千葉船橋ららぽーとまでの往復、往路かしゆか、復路のっち...二年ぶりの運転とか...見てるこっちも怖い(^_^;

途中高速で、合流に怯えながらも辿り着き、買い物を楽しんで無事にゴールしております(^_^)

免許のないあ〜ちゃんは常に助手席、途中ビデオカメラで車内外を撮ったり、音楽かけたり、ホンマに楽しそう!

メンバーだけで遊んだり、どこかに行ったりという話しはよく話題にしてますが、かなりに素に近い状態で仲良くワーワーキャッキャしてて、ファンとして最高に嬉しい映像になってます(*^m^*)

仲の良さが自然に現れている...運転しているかしゆかに、あ〜ちゃんがポンと飴を口に入れてやったりとか、飲み物交換しあったりとか...家族間で無意識にやってるような事を普通な感じでやってる...。

次世代通信5Gを使っての「距離をなくせ」のメイキングもあったりして、今回のDVDはFC発足10周年に相応しく素晴らしい内容に\(^o^)/



今日はこれから...。

2018年03月27日 15時15分00秒 | 生活
仕事で外出です。

花粉飛び交ってますね...鼻に目にビンビン響いてて...それだけで外に出るのが億劫になる...というか恐怖(^_^;

気温もすでに20度超えちゃって、暖かいというよりも暑いという感じに。

冬場の寒さに対応状態の身体は、ちょっと戸惑っている...着る物もそろそろ見直さないといけない時期ですかねぇ...。