欠陥建築バスターズ

土地・建物の調査研究が専門。日本の地震や災害に備えた建築や、不動産市場や世界経済の未来鳥瞰について述べています。

欠陥建築(欠陥住宅)…『イエス・キリストも大工だった!』

2013年02月20日 15時04分38秒 | 建築のうんちく




『2000年前にも欠陥建築は存在したかもしれない!』



今日は、日曜日で教会のミサに行かれた方も多いと思います。


…イエス・キリストの養父は「ヨセフ」ですが、彼は大工さんだったんです。

そして、イエス・キリスト自身も、うんと若い頃は、父親の仕事を手伝っていたの

です。


それも、もう2000年も前の話なんですね!


…イエス・キリストが活躍していた頃の日本は、「コメ作り」が始まった頃で、

「弥生時代」です。

その頃に、日本ではどんな家に人々が住んで居たかと言うと、「縦穴式住居」でし

た。


この「竪穴式住居」は、地面を30センチほど掘り下げ、その土砂を周囲に楕円形

に盛り上げた土の床の上に、ほったて柱を立て、更に上に屋根をのせた建物です。

…今の建物で言うと、「ドームハウス」みたいに、外壁がなくて、屋根が外壁の

役目も兼ねた構造です。


…現代の「茅葺きの農家」の外壁を取り払って、屋根部分だけ、土の上に置いたら、

丁度、古代の「竪穴式住居」です。


この「縦穴式住居」は、」奈良時代まで、一般庶民の住宅として使われていました。



…現代の住宅は、「設計図」がなければ、どんな小さな家でも建築する事が出来ま

せん。

だから、「設計」を専門に行う「建築士」が居る訳です!


でも、2000年前の住宅は、日本でも、イエス・キリストの建てた家でも、

「設計図」と言うものは、存在しなかった様です。

それだけ、構造が簡単だったのですね!


少々、狂いが出ても、適当に誤摩化してしまえば良かったのではないでしょうか。

今から考えると、昔は随分おおらかでしたね^^


…さて、イエス・キリストに話を戻しますが…

「大工」をやめた後のイエス・キリストは「宗教家」の道を歩み始めます。


当時、まだキリスト教は存在しないで、「ユダヤ教」の時代でした。

この「ユダヤ教」には色んな戒律があって、「安息日には何歩以上歩くな!」

…みたいな理不尽なものが多かったのです。


そして、その「戒律」を破った信者は、その罪を消す為に、教会に「献金」した

り、ヤギ等の家畜を奉納したのです。


そんな、「金権体質」の当時の「ユダヤ教会」を、イエス・キリストは「批判」

して、「キリスト教」をたちあげたのです。

この、当時の宗教の「金権体質」を「批判」した行為を、「イエスの宮清め」と

呼んでいます。勇気がありますね。命がけだったんです!


…人の顔を見れば「金」を取ってやろうとする体質は、2000年前も現代も、

全く同じです。


欠陥住宅を建てられてしまって、困っている「被害者」に、私に金を払えば、

「裁判で業者から金を取り返してあげましょう。」と、言って、「被害者」から

何百万円もふんだくる「弁護士」や「建築士」たちの存在も、イエス・キリスト

が行ったように、「批判」し「宮清め」しなければなりません!


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