欠陥建築バスターズ

土地・建物の調査研究が専門。日本の地震や災害に備えた建築や、不動産市場や世界経済の未来鳥瞰について述べています。

釘はまっすぐうつな! 斜めにうて!

2013年05月29日 15時22分45秒 | 建築のうんちく




『日本古来からの大工の知恵』




皆さんは、材木と材木を釘で止める時に、「まっすぐ」うちますか?

特に何本もの釘を、一列にうつ時に、「まっすぐ」並べてうってはいけません。





この様は場合は、打ち込む角度を10度ほど変えて、ばらばらにうつのが正しい

うち方です。




この様に、少し、斜めに釘を打ち込むと、「引き抜き抵抗」が増す為に、頑丈に

なる訳です。




昔の大工さんは、難しい物理の事は、分からなくても、経験的にこう言う釘の

うち方をすれば、丈夫になる事が、分かって居たんですね。





建築においては、もう、あらゆる事が行われて、新しい技術や工法が、出尽くし

ています。


これからは、「温故知新」で、昔の匠の技にも注目したいですね!



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