失われた風景

2011年08月19日 | 徒然
明治通りと旧中仙道の交差点「掘割」(北区・豊島区)の
北区側の角にはかつて銀行がありました。

昭和3年(1926)に川崎銀行滝野川出張所として建てられた建物は
その後川崎第百銀行、三菱銀行、霞ヶ関信用組合と変わり
霞ヶ関が三菱に救済支援を受けた後は
東京三菱銀行滝野川支店所有物件として
滝野川6丁目のランドマークとなっていました。


しかし平成16年に、戦争を乗り越えた貴重な建物は
文化財の指定を受けることなく解体されてしまいました。

跡地には、コンビニが一軒、建っています。

建築年代からみても
銀行建築の代表的意匠でもあり
出来れば保存してほしかったんですが…


画像は、リバーサルフィルムを複写した為、一部に変色があります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする