永野宏三のデザイン館&童画館  アート日和のできごと

イスラエル国立美術館、ミュンヘン国立応用美術館、国立国会図書館、武蔵野美術大学美術館図書館他に永野宏三の主な作品が収蔵。

温もり。

2010-12-24 10:41:57 | 日記・エッセイ・コラム
メリー・クリスマス。
昨日スーベニールショップでグラスツリーを買ってきて踊り場の明かり取り窓に飾りました。やんわりした朝の陽射しが反射していい雰囲気のツリーになりました。
まだこの一年を振り返るのは早いのですが、とかくせちがらく、あっと云う間の一年でした。歳をとったせいかもしれませんが。
今の日本は展望を感じることがなく、掴みどころがなく、そしてギスギス、ガツガツした気の世相のような感じがしました。政治は相変わらず政治の世界での戦いばかりで展望がまったく感じられず嫌気ばかり残ったような気がします。
街を歩いても電車に乗っても人や空間に表情を感じるこができませんでした。お店ではおもてなしというサービスで作られたマニュアルの表情で笑顔やハキハキした声で対応しますが、商い目的の消化だけでオーラーには暖かみとか温もりを感じることがありません。まだまだ貧しかった昭和30年代のころの時代、お正月前の暮れ時期になると家族や街、そして人々の表情には真底笑顔があり、子どものこころにもワクワクしたような気がありました。活発さや元気があるのはいいのですが、温もりがほしい一年だったような気がします。



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お店番。〈C〉永野宏三・ひろみプロ


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