永野宏三のデザイン館&童画館  アート日和のできごと

イスラエル国立美術館、ミュンヘン国立応用美術館、国立国会図書館、武蔵野美術大学美術館図書館他に永野宏三の主な作品が収蔵。

変わる風景。

2016-06-07 13:33:09 | まち歩き
朝いちばんNさんと週1の体操教室へと向うすがら、日頃見慣れているまちのいつもの光景。通りの向こう遠方にマンションの工事の覆いが見える。
「あらっ、あんなところにマンション建設が建っていますね」と、ぼく。「えっ!気付いていなかったの」と、Nさん。「工事がはじまって、ずいぶん経つよ」。
驚きである。いつも見ていたのに工事中の建物にぼくの意識が働いていなかったのだ。
そういえば、ぼくの住んでいるまちのあちこちで古い家が壊されて、新しい家が増えてきている。世代交代もありでまちの風景が変化してきているのはわかっていたのだが。
以前は家と家のは土地の余裕があって、見晴らしもよく、風通しもよかったのだが、となりとの間がビチビチになってきている。そのせいか、土の苔が目立ち、湿気がでてきた。
ぼくの住んでいるまちはもともとのんびりしていて、ほどよい住環境が保たれていたが、それぞれの住む人たちの居場所の思惑もあり、すこしずつ住環境が変化してきている。そして、すっかり、まちの風景が変わってしまった。