永野宏三のデザイン館&童画館  アート日和のできごと

イスラエル国立美術館、ミュンヘン国立応用美術館、国立国会図書館、武蔵野美術大学美術館図書館他に永野宏三の主な作品が収蔵。

ロック。からだの奥深く、そして血の流れが眼を覚ます。

2010-11-02 07:14:09 | 日記・エッセイ・コラム
久しぶりにTVを観ました。22時30分からの衛星放送“ロック誕生”シリーズを観るためであります。昨晩は日本のロックの創成期編でした。フラワートラベリンバンドなど懐かしくモノクロ映像でコンサートの様子が流されていてました。
ロックコンサートと云えばその昔は野外コンサート。観衆はのりのりでロックにあわせて踊りまくっています。フォーク畑ですけれど魂の詩を唄う遠藤賢司さんのコンサートも映像で流れていました。
あの頃は音だけでなく人のエネルギーがすべてにあったような気がします。今の時代はどちらかと云えば小ぢんまりと納まってしまって決められた枠の中で動いているような感じがします。主張はただ声高に叫ぶだけの独白と云うかモノローグで終る時世になってしまっているような気がします。特に政治の世界でそのような感じをうけます。
1970年代のロックシーンはロックが媒体となって、濃密なコミュニケーションを醸し出す対話というダイアログで独特のカルチャーの時代があったと思います。