凡そ、平凡。-ohyoso,heibon.

副業的サラリーマンの競馬バカが、そんなコトとは全く関係なく、日々のうつらうつらしたことをあーだこーだと語る、趣味の駄文。

♪ビッケ、ビッケ、ビッケは・・・・

2005年12月03日 | 本・漫画
♪小さなヴァイキングぅ~。

・・・・今の若者にはわかるまい。

てなわけで、久々に「マンガ」である。

幸村 誠「ヴィンランド・サガ」。

ワタシ自身、幸村誠氏の熱心な読者というわけでもないので、彼の作品と言えば、近年ヒットして、某国営放送でアニメ化されて、これがまた「折角良いスタッフなのに、全くピンボケな内容になってしまった」・・・・いやー、言い出すときりがないんですけど、「プラネテス」しか知らないんですが、・・・・。

いやぁ、原作の「プラネテス」は良い。実に良い。泣きそうになったもん。(涙腺が脆い)

いや、そういう話ではなく。
「ヴィンランド・サガ」ですね。

えー、北ヨーロッパの海を、「海賊」と言われる民が自由に航海していた時代の話。
前作「プラネテス」が「近未来の宇宙時代」であれば、今回は全く逆。
やはり前作が「未来へ向かおう」とする話であれば、今回は「過去への恩讐」の話。
これも、逆。

しかして、どっかトボけたような、それでいてシリアスで、そして、ドライな・・・・何言ってんだ?・・・・いや、「味のある」キャラクター満載なのは同じ。

主人公はトルフィンという戦士。・・・・まだ、年端もいかぬ少年。
海賊「アシュラッド」の船に乗り込み、戦いに明け暮れている。
が、このアシュラッド、実のところ、トルフィンにとっては「大好きだった父親」の仇。
トルフィンは、戦いの報酬を受け取らない代わり、何度となくアシュラッドに決闘を申し込み、・・・・そして負ける。
彼がそもそも、こんな生活を始めた経緯は・・・・・。

てなところで、現在、休止中。
おいおい。

いやぁ、そもそも、幸村誠氏、カナリの画力の持ち主。つうか、・・・・ともかく、紙面の描き込み量の多い作家。
んでもって、この作品が掲載されたのが、「週刊少年マガジン」。
第一話自体、「衝撃の連載開始!」なんつって、描かれた枚数が88頁。

・・・・おいおい。「月刊マガジン」の「修羅の刻」シリーズじゃないんだから。

そして、「こりゃ、あかんかな」思った矢先に・・・・休載。

あれま、やっぱり。
そりゃー、この勢いじゃ、続かんわな。

で、そんな作品を、何ゆえ、今また紹介するか?

同じ講談社の「月刊アフタヌーン」(「ああ、女神さまっ」とかのあれです)にて、2月号(12月末発売)より、連載再開が決まったそうです。

おお、やっぱり月刊ペースで描くか。・・・・その方が賢明だぞ、幸村氏。

・・・・てなわけで、最近、最も「次」を楽しみにしている作品と言えましょう。
まるで「紙芝居屋さんを待つ昔の子供」気分であります。

幸村誠










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