凡そ、平凡。-ohyoso,heibon.

副業的サラリーマンの競馬バカが、そんなコトとは全く関係なく、日々のうつらうつらしたことをあーだこーだと語る、趣味の駄文。

ネットカフェの夜と3時間1000円の昼。

2006年07月07日 | 本・漫画
毎度、「ニワトリが鳴きそうな時刻更新」の、『凡そ~』でございまして、適度なお越し、有り難く存じます。

ええとですね、・・・・暑い日が続きます。・・・・つうか、「湿っぽくて、暑っ苦しい日」が続いております。
まぁ、こう過ごし難い日が続きますってぇとですね、そらー、大陸間弾道弾の5.6発も打ちたくなるってぇ・・・・いや、それはヒンシュクですな。
いやー、近頃の金満独裁者の考えるこたぁ、全くわからん。
・・・・なんてぇことが平気で書ける国に生まれて、ホントに良かったと思いますよ、ワタシは。

てなわけで、本日のお題。

山田玲司版「ゼブラ―マン」。

ええーと、ワタクシですね、ココ最近、「ネットカフェ」なるトコロによく行くんです。用件は「静かに競馬予想が出来る環境探し」なんですけどね・・・・。
てぇのが、「うちにクーラーがない」んです。
あとね、「ネット環境が悪い」んですね。
それと、「基本的に、家ん中が落ち着かない」んです。
・・・・どんな家なんでしょね、ワタシん家って。

んで、相方とね、ネットカフェに行って、「飲み放題」のドリンク飲み、パソコンいじり、ついでに「これ読んでなかったんだよなー」なんてぇマンガなんぞを読むわけで。

で、こないだ行った時にですね、「そーいやコレ、映画も観てないし、マンガも観てねぇぞ」なんて思いまして・・・・気が付いたら読破してました。・・・・全5巻。



えーとですね・・・・内容についてとか、「山田玲司ってどんなヤツだ?」ってぇのはですね、・・・・上にリンクしてますから。毎度の事ながら。あのー、勝手に観てください。

「こいつ、ビョ―キなんじゃねーの?」って思う方もいるかも知れません。
もしくは「だから売れねーんだよ、こいつ」とも思われるかもしれません。
更に言えば、「なんだよ、そんなにウダウダ世間に文句言ってんなら、生きる事自体、○×△P----」なんて方もいるかも知れません。
・・・・ちなみに、そういう方。
ワタシも彼と似たようなモンですから、これ読んでる時点で、本来そう思うべきですよ。

いや、ワタシもね、彼を全肯定する気なんざ、さらさら有りません。
正直ね、「だから売れねーんだよ」については、賛成です。
・・・・でもね、こういう感性の人が「全く売れない」という理由なんかないんです。多分ね、「表現が違えばとんでもなく理解できるメッセージ」ではないかな、とも思えるわけで。

例えば彼の代表作(?)
「Bバージン」。
生物オタクの少年が、片思いの女の子に近づく為に「涙ぐましい努力(つうか、ある意味アホらしい)」の末、「イケメン」になるんですがね。・・・・彼の恋愛が成就するのは、彼女に「自分の全て」を晒した上、自分の夢を選んだ時だったわけで。
・・・・これ、ある意味途中までは「電車男」なわけです。・・・・しかも、「B~」はフィクションで、発表はそーとー昔。

彼の作品には、どーも一貫して「ダメなヤツ」「理解されないヤツ」・・・・よ―するに「外角低めに思いっきり外れた人間」が取り扱われます。
まぁ、近くにいたら、誰だって「敬遠したくなるよーな」存在ですわな。
しかして、大体が、そういった人が、「自分の為」「相手のため」「自分と相手の為」、結局「自分自身を犠牲にして」闘っていく姿が描かれます。
しかも、全っ然、カッコ良くない。
しかして、一貫して語られるのは、こういうことです。
そこまで出来るか?
大抵の人は、出来ませんわ。
大体が、途中で「楽」な方に行きますって。
しかし・・・・。
それでいーーーの?
多分ね、誰だって、「楽」な方選んで楽になったあと、「一抹の不安」であるとか、「エも言われぬ後悔」に襲われるときはあるんですよ。
それをストレートに語っちゃうのが、彼のマンガであり・・・・特に山田版「ゼブラ―マン」であったりするわけです。

いかん、褒め過ぎた。

ええと・・・・とは言えですね、久々に読んだ山田玲司氏のマンガ・・・・、つくづく思いましたけど、
相変わらず、絵が下手っぴぃだ。

メッセージもいーんですが・・・・絵の方をなんとか・・・・ねぇ。
「いや、コレが俺の味なんだ」いわれりゃ、そーかもしれんけど。





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