凡そ、平凡。-ohyoso,heibon.

副業的サラリーマンの競馬バカが、そんなコトとは全く関係なく、日々のうつらうつらしたことをあーだこーだと語る、趣味の駄文。

河川敷に住む。

2012年02月17日 | 映画
えー、引き続き更新です。

「ゴーカイジャーVSギャバン」と同日に観る、という無謀なコトをしてまいりました。

「荒川アンダーザブリッジ THE MOVIE」。

昨年7月に全10回でテレビ放送されていた同名ドラマの「最終章」ですな、事実上。

最終回を「映画」でやってます。

正直、この手法、あまり好きではありません。
つうか、・・・

ディケイドかよ!!
というツッコミをいれたい。

観に行っちゃいますよね、実際。

いや、ドラマがね、面白かったから。


えー、元々がマンガですし、ドラマに先駆けてアニメ化なんぞもされてましたが…

まったく読んでませんし、観てませんでした。

かえって、それが良かったのかもしれません。
いや、マンガがどうとかアニメがどうとかではなくて。
全く先入観なくドラマを観れたのがね、…

ほんと、最初は「なんだこりゃ」でしたが。


河童とか☆の被りモノしたロッカーとか、シスターの格好した物騒なオトコとか、オウム男と蜂女夫妻とか、
鉄仮面双子とか、女王様牧場主とか、パンク娘にちょんまげ男、ただ白線を引き続ける人とかロリータ菜園娘(?)とか…
そして「自称金星人」の美少女とか。

つうか、それをこの面々で演じている、つうのが。
「なんだこりゃ」ですな。

そして、30分番組で毎回3話ぐらいの構成。

サザエさんじゃないんだから。

そう思いつつ、なんだか最後まで観てしまった、ドラマ版。

しかして、「あと2話くらいで終わるのか」と思われるような、一番肝心なところで終了。
そして、「2月に映画公開!」
なんだそりゃ、てな感じです。


で、観ましたよ。

ええ、3分の2くらいは、「おさらい」です。
主人公・リクと自称金星人・二ノの恋が中心。
ほどんど、テレビで使われていたエピソードの再構成と補足。
むしろ、割とテレビで描かれなかった「リク=行の、企業人としての日常」なんぞが多く含まれてまして、ラストへの伏線が描かれていたりしますが・・・・

テレビ版の「そーとーバカバカしい話」は、ばっさりカット。

そういう意味では、解りやすくなっております。

え、まぁ、総じて申し上げますと…

こりゃね、確かに最終回はドラマで出来ない。
勿体ないですもん、ドラマでやるには。
つうか、…でも、映画だけ観るのもどうなのか。
いや、「ギャグテイスト」を感じる為には、やっぱりドラマ観てないと勿体ない。

河童村長(小栗旬)の、いい加減だけど異常な説得力であるとか、星(山田孝之)の、悲しいくらいちっちゃい人間性であるとか、シスター(城田優)の、R指定に近い行動(つうか既に犯罪だろこれは)とか・・・
まぁ、そういうところはね、映画じゃ足りない。

ので、もし観ていないなら、映画とセットでドラマも観ないといけない。
決して、マンガやアニメではいけない。
そう思います。

ドラマ観て、「ラストの描かれ方」を期待して観に行ったワタシとしては、充分満足しております。

まぁ、今後、なるべくこういう手法は避けて貰いたいもんですけどね。
評価しづらいし、薦めづらいですからね、実際。



「よろしく勇気、だよ」。

2012年02月17日 | 映画
えー、引き続き更新してるのは、

「それだけムリクリ時間作ってネタになる映画やら音楽やら」あったのに、「それを更新する時間が全くなかった」ので、「時間をムリクリ作った時に、一気に更新しよう」という…

ただそれだけです。

いやぁ、今回、画像がない。

パンフレット、あえて買いませんでした。

てなわけで映画。

「海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン」。

なんでしょね。
なんで、ギャバンなんですかね。
なんか、何十周年記念らしいですよ、メタルヒーロー誕生の。
つうても、このシリーズ、続いてないんですが。
…つうか、放送当時、さすがにね、ギャバンは観てなかった。
知ってはいましたけどね。

いやぁ、大葉健二さん。
スゴイですわ。
今回もノンスタントでやってるそうです。
…スーツアクターがそのまま主役、つうのは、やはりこのヒトを最後に、ない話になってきたんでしょうか。

高岩さんじゃあねぇ。…「生身のモモタロス」だし。


内容についてはあえて書きません。

ただ、「ゴーカイジャーのスタッフって、非常にエピソードの組み立て方が上手いんだなぁ」と、
感心してしまいました。

そうか、宇宙海賊と宇宙刑事なら、戦うなぁ。
敵同士だよなぁ、確かに。

のっけからそういう話。

そして、一緒に戦う理由。

・・・そうか、そういう「年齢差」だから、そういうエピソードは作れるのね。
そういう話。

ちょっとね、「ワンピース」を意識した感はありますがね。


ええ、簡単に言いますと、「是非、お父さんと男の子一緒に」観に行っていただきたい話。
さながら「B○XY」のCMのごとく。

「子供はカッコいい大人にいつまでも憧れる」という、そういう話です。

そういう大人には、なかなかなれませんが。

「いつか、また会えるってことだよね?!」

2012年02月17日 | 映画
2月ですよ。…これ観たの、12月じゃないですか。
もう上映してないんじゃないの?
つうか、その後1月から公開している「戦隊モノ映画」だって、もうそろそろ上映期間が終わるだろうってのに。


てなわけで、「半年後にDVDレンタル&発売されたら、是非お薦めしたい」仮面ライダー映画。

またライダーかよ、

てなわけで。

「仮面ライダーフォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGA MAX」

最初のMOVIE大戦は素晴らしかった。
2作目は無理矢理でした。
で・・・
3作目。

・・・いやぁ・・・スゴイわ、これ。
正直、「作らなければ物語が終わらない」ディケイドと、「作らなければ物語の発端が解らない」ダブルで始まった、MOVIE大戦シリーズですんで・・・。

逆に、「既にある程度完成してしまって、あとは外伝」のダブルと、「ストーリーの方向性自体がまだ未知」だったオーズでは・・・。
2作目は無理だったんでしょうなぁ。


そして、3作目。
ある意味「きっちり終わった」オーズ、そして「あまり他のライダーとは共通点がなさそうな」フォーゼでは…
正直、
こらー、出来に期待しちゃいけないんだろうなぁ・・・

まぁ、そう思いつつ観に行ったわけですよ、ワタシは。


しかして、…

「そんなところに繋がりを見つけたか」と。

ビックリしましたよ、ホントに。


そういや、昨今の仮面ライダーで、彼らの戦いはまだ終わってなかったし、彼らの敵は滅んでなかったなぁ、と。

仮面ライダーダブルと、財団X。

ええ、今回のMOVIE大戦でライダー達の敵となるのは、その財団Xの「一部」です。



宇宙から隕石群に混じって飛来した物質「SOLU」。
人類の進化に影響するであろうこの物質の争奪戦が、今回の内容。
世界各国で、財団Xと昭和ライダー7人が戦いを繰り広げる場面から物語は始まります。


<オーズ編>

隕石群の影響により時空に歪みが発生し、現在と40年後の世界を繋ぐ「穴」が出来てしまう。
その穴を超え未来からやってきた、新たな「メダルのライダー」・ポセイドン。
彼の目的は、「全ライダーの抹殺」。
鴻上会長に呼び出され、ポセイドン撃退の為復活したチーム・バースと、それに同行する比奈。
しかし、ポセイドンは屑ヤミーを発生させる能力と、その圧倒的なコアメダルの力で、彼らを圧倒する。
追い詰められる一行。
その前に、「放浪の旅」に出ていた筈の映司が現れた。
生身のままポセイドンと対峙する映司。
が、やはりなすすべなく倒されてしまう。
これで最後か、と思われた一瞬…
映司の右腕がポセイドンを貫き、大量のコアメダルを抜き取った。
…その右腕は、「アンク」そのものだった。

「うまくいったな、アンク」
その戦いを見守りつつ現れた、もう一人の火野映司。
そのポケットの中には、「まだ割れたままのメダル」が…
それは、「あの別れ」から3か月経て、「かりそめのオーズ復活」の物語の、幕開けでもあった。



<ダブル編>
風都での異変を察知した翔太郎。
単独でその原因を探っていたところ、「財団X」の暗躍を知る。
SOLUに続いて、「40年後のコアメダル」を手に入れた財団は、その力で何をしようとしているのか…
「SOLU」を運ぶ財団の車輛を追い詰めた翔太郎は、フィリップに「変身」を促すが、検索で忙しい。
やむなく一人、「ジョーカー」で戦うこととなる。

一方、7人ライダー達は集結し、「財団X」が保有する秘密空港へ向かう。
「SOLU争奪戦」の首謀者であるレム・カンナギを追い詰めるライダー達。
しかし、それは彼らをも取り込もうとするカンナギの罠であった。



<フォーゼ編>
おりしも時は、天の川高校文化祭の日。
仮面ライダー部としての出し物準備に追われる部員達。
ヤル気のないJKを引っ張りつつ、野外ステージでの発表を終えたところ、何故か空から少女が降ってくる。
寸でのところで受け止めた弦太郎は、その少女に一目惚れ。
しかし、彼女は何故かゾディアーツ達に追われていた。
少女を連れて学校内に逃げ込み、弦太郎はフォーゼに変身。
ゾディアーツ達を一蹴する。
…それを見ていた少女は、表情を変えず、まるで弦太郎を真似るように変身ポーズを…
そして、ライダー部員達の目の前で、彼女は「ナデシコ」に変身を遂げた。

彼女こそが、「財団X」の探す「鍵」であった。



まぁ、なるべく全編語らないように描きますとこんな感じです。


全体で5部構成となってますが、一編一編、サービス精神満載で作られていることに、ともかく感心いたしました。

特にオーズ編。
いやぁ、泣ける。
一言で言いますと、薬師丸ひろ子さんのデビュー曲「セーラー服と機関銃」の歌詞のような内容。
「♪サヨナラは別れの言葉じゃなくて、再び会うまでの遠い約束」であります。
テレビシリーズで、結局自分の思いをオーズコンビに伝えられなかった、ただ手を繋ぐことしか出来なかったことを、
後悔し続けている「比奈」ちゃんが、今回の主役と言えましょう。

ちゃんと伝わっていたんですよ、アンクに。
そういう話です。

そして、意外に良く出来ていたのが、フォーゼ編。
ちょうど、テレビ放送で、賢吾君が「ライダー部員」達を認め、正式に「部」として立ち上がって…
一番最初にゾディアーツとなった三浦君を救ったあたりの話の、その後。
…観ている人には解るでしょうが、
弦太郎が「俺も恋してぇー―――」って叫んだその後、の話になります。
恋愛に全く免疫のない弦太郎が、珍しいほど悩み、そして仲間に促されて愚直に進む。
いつも悩まずに周りを無意味に励ます弦太郎が、初めて仲間に支えられて戦う、という話。
ライダーとしてどうなのよ、というより、解りやすい「ボーイミーツガール物」としては、…
ホント、純粋に楽しい話であり、悲しい話でもあります。


そして、今回の「特別ゲスト的存在」が…
何より、

ダブル!!

いやぁ、もうね、…
4人そろって「3人のライダー」に変身するシーンについては…

殆ど「子供」に戻ってました。

まぁ、これに関しては、「ダブル」「フォーゼ」の両ライダーを面識がある映司が、仲立ちとなって一緒に戦う、という下りですが…
いやぁ、実にね、「コア」の時よりも全然盛り上がります。



ただ、まぁ、毎年続けている「MOVIE大戦」で、ここまでハードルあげちゃうとね…

今年のフォーゼは大変だなぁ、と。

次回のライダー映画は「VSスーパー戦隊」だそうですが…
こりゃ、どっちかっつうと「ディケイド復活」の話になりそうだし…

「夏場の単体映画」でどこまで頑張れるか、にかかってそうです。

この映画以降、「フォーゼの愉しみ方」みたいなのが解ってきたワタシとしましては…
まぁ、ちょっと期待しております。