凡そ、平凡。-ohyoso,heibon.

副業的サラリーマンの競馬バカが、そんなコトとは全く関係なく、日々のうつらうつらしたことをあーだこーだと語る、趣味の駄文。

復活というべきか?

2006年04月23日 | 音楽
2週間の騎乗停止明けの蛯名正義騎手、メイン復活飾れず・・・・。
いや、そっちぢゃなくて。

「Shall We Dance?」の周防監督、今年秋にようやく新作クランクイン・・・・。
そっちでもない。

えー、いろんな意味で、世の中、上には上がいるモンです。
てな訳で今回、

13年振りに新作を発表したドナルド・フェイゲン(スティーリー・ダン)のアルバム、「MORPH THE CAT」。

つうてもですね、正直、あんまり詳しくは無いんですよ、この人についても、「スティーリー・ダン」つうユニットについても。
ただですね、13年前のアルバム「KANAKIRIAD」(カマキリヤド、と読む。・・・・日本語の「螳螂」をモジッタ造語らしいです)よりもさらに前のアルバム、「NIGHT FLY」・・・・これが、カマキリヤドからさらに11年前の作品ですから・・・・。

そんな仕事っぷりが羨ましい・・・・否、イイのか?・・・・と。

えー、「ドナルド・フェイゲン」なんてぇ名前だと、「誰?」って方も多いと思いますし、「スティーリー・ダン」だと尚の事、「何ソレ?」ってなると思います、特に若い方。
でもですねぇ、多分、どなたも、テレビ見ていれば、彼の曲は昨今、耳にしているかと・・・・、何のCMか忘れましたが、名曲「I・G・Y」が流れております。

♪ちゃ~チャ~チャ~ちゃあ~、ちゃ~ちゃ~チャ~、ちゃっちゃらら・ちゃっちゃらら・・・・「すたぁんでぃんひぁ・・・・」
なんて感じで。

わかるわけないって。

えー、なんつうんですかね、名義的には「ロック」なんでしょうけど、いかにもNYの場末のライブハウスとかで「モボ」(死語だって)っぽく、「ジャス・フュージョン」っぽい・・・・要するに「オサレ」っぽく演奏してそうなタイプの音楽ですね。
いや、NYどころか、場末のライブハウスも行ったコトないけどさ、そんな感じで解ってください。

んで、話し戻りますと、ワタシですね、24年前の「NIGHT FLY」つうアルバムが好きでして。・・・・なんつうんですかね、・・・・当時、「MTV」とか大流行りだったんですけどね、そんな「テレビメディアで映像が流れてないとダメ」な時代に、いかにも「FMラジオ」向きな音楽コンセプトとセンスの地味さがですね、どーにもたまらなく良かったんですね。(・・・・だって、ジャケ写真がモノクロでDJに扮した、ちょっと強持てなヤサオトコですからね、田島貴男みたいですよ、ホント・・・・って、田島貴男が誰だって、そーゆー突っ込みはナシで)
んで、アルバムの内容がね、これがまた、渋い。
「I・G・Y」から始まって、「ナイトフライ」「ニューフロンティアー」・・・・なんてね、ホント、良いんだ、渋くって、ダラケてて。

んで、時は流れまして・・・・。
「KAMAKIRIAD」発表の時はですね、・・・・気がついたら「とっくに」でてたんです。
洋楽のアーティストの新作ってぇのは、ある程度「鮮度」が大事なとこがあります。
「あ、出てたんだ」なんつうとですね、
「・・・・あー、どーしよっかなぁ、今買うか・・・・って、何か他が出たときでも・・・・」
てなことになりまして、・・・・で、ついには1年~2年、3年と、
「あ、買いそびれた」
なんてぇことになります。

まして、10年単位でアルバム出さないヒトでしょ、2、3年なんてぇ、あっつう間です。

んで、あっという間に24年。

すごいですね、時が経つのは。

今回はですね、当時「ベストヒットMTV」なる番組をやっていた小林克也さんのFM番組、「FUNKY FRIDAY」でアルバムタイトル曲が流れた段階で、
「買お」
即決でしたね。

何で即決って、

24年前と、「声」も「音楽センス」も一緒だったからで。
別に「竿竹屋」じゃなあないんですけどね。

もー、何の迷いもありませんでした。
ただ、「今買わないと、また10年ぐらい忘れそう」な事は心配でしたけどもね。


morph the cat




あの髪型は、

2006年04月19日 | 音楽
マジでやったのか?・・・木村カエラ。
いんや、これはカエル。

えー、てなわけで、久々のパソコン更新。
なんだか、どーんどん、パソの前に座る時間が短くなっております。
なんだかなぁ。
もともとじっとしてるのとか、ネットサーフィンとか苦手だしなぁ。
などという言い訳はさておき。

さてさて、今回はとっくのとう、1ヶ月以上前に発表されておりまする、
木村カエラのセカンドアルバム、
Circleでございます。

えー、世間的にどのくらい知られてるのか、いまいちピンと来ません。
なんだか、国営放送で「増田ジゴロウ」なるヘンテコなマペットと共演していたのはしってます。
あと、奥田民生伝説のライブをモチーフにした映画「カスタムメイド10.30」で主演していたのも知ってます。・・・・観てませんけど。

んで、何で聴く気になったかと。
まぁ、私の好きなアーティスト・民生君が曲提供(「BEAT」)したってのもありますが、どちらかっていうと、そのあとにシングル発売された曲「YOU」(ミディアムテンポではあるけど、ワリと心情をストレートに歌った曲)が気に入りまして・・・・ってのと、アルバム宣伝で出た深夜放送(ラジオ・NACK5)での本人の語り口調が、何とも「サッパリ・キッパリ・ハッキリ感」の強い、共感できるものだったので・・・・つうトコでしょうか。

つまりは、ケッコー衝動買いだったのですが・・・・。

ワタシですね、普段、殆ど女性アーティストのアルバムって買わないんですよ。
特に若いコは。

なんだかね、疲れちゃうんですよ、おぢさん。
ツイていくので精一杯。

しかして、このコの、このアルバムについては、全くそういうことなく。
むしろ、「懐かしいなぁ」という感じすら致しました。
適度にベタなロック。
適度に現代風。
適度に、自分主義。
・・・・しかし、押し付けがましくない。


なんというか、あの深夜番組での語り口調そのもののような、「サッパリ・キッパリ・ハッキリ感」があります。
・・・・が、クドクない。

つうか、こういうアルバムをセルフプロディースしてしまうコが20歳だってんだから、若干行く末が気になりますが・・・・つうか、俺が年取ったのかなぁ。



皮肉っぽく、改めて聴く。

2006年04月03日 | 音楽
チョット留守にしてました、すいません。
って、誰に謝ってんだか。

てなわけで、久々の更新でございます。
えー、ここんトコ「現実逃避グセ」がありまして、どーにも「競馬ブログ」以外はあんまり更新する気にならなくって・・・・。
いえね、なんか書くと、内容と関係なく余計なコト書きそうな自分がおりまして。なかなか前に進まなかったんですよ。

てなわけで、4月になりましたし。
今回は

スピッツでございます。

なんか、最近、別売り2枚の「ベスト盤」を出したそうで。
・・・・つうか、実際、CD屋に行きまして、収録曲なんかも見てきたんで、「らしい」じゃないんですけどね。
正直、「買わなくていいや」と思いました。

いや、収録曲がキライなわけじゃないんです。
むしろ、好きな曲ばっかりなんですけどね、どーしても買う気になれない。
てぇのが・・・・要するに、
発表順のシングル集じゃぁねえか、これ
ということ。

いや、最初っからそう「銘打って」売ってますから、しょーがないってば、しょーがないんですけどね。
ただねぇ、・・・・先に出たベスト盤「RECYCLE」や特別編集版「花鳥風月」「色・色・衣」なんかを聴いちゃいますとね、

何で改めて買う必要があるんだ?
って、まぁ、そう思うわけです。
まぁ、はっきり言って「アルバム単位で聴いている人間にとっては無用」としか言い様がない。

今回発売されて、改めて「スピッツって、どんなんやろ?」という方には向くと思います。
先のベストだって、発売されてからそーとー経ってますから、そういう人たちが今のタイミングで「スピッツってどんなんやろ」つって買ってくれるとは思えない。
そらー、解ります。

しかしね、昔から聴いているモノからすれば、むしろ「今、ベストを2枚出した理由」の方が気になります。
しかも、先のベストを廃盤にしてまで。


わからん。

あれですかね?
前に、ビリー・ジョエルとか奥田民生君で書きましたけど、

「ライブツアーやりたい」
「アルバムは?」
「え?・・・・新曲ないし」
「それじゃ、ツアーできませんよ」
「そんなこと言ったって、ライブやらないバンドなんて・・・」
「あ、じゃー・・・・ベスト出しましょ、ベスト」


こんな感じですかね?

・・・・なんだかなぁ。

民生君は、アルバム出さずにツアーやってるぞ。
それが正しいかどうかはともかく。

てな訳で、誰に当てつけでもなく(いや、そんなわけもなく)、これを書きながら「RECYCLE」を聴いております。
・・・・全部歌える喜び。

えーさらに蛇足。
「RECYCLE」に収録されておらず、今度のベストには収録されているであろう曲、「放浪カモメは何処までも」・・・・個人的にはとっても思い出深い曲で・・・・でも、収録されているオリジナルアルバム「隼」を頭っから聴いた方が・・・・と思ってしまいます。

まぁ、ホントに個人的なハナシなんですけど。


10年後のストレート。

2006年03月16日 | 音楽
なんだか、暖かいんだか寒いんだかわかんないですなぁ、さいたま市周辺。
盆地だからですかねぇ。
・・・・もともと同じ埼玉県でも、「麓」に住んでいたワタシしますと、こーいうハッキリしない気候ってねぇのは、どーもダメです。
・・・・いや、生まれだけが「江戸」だからか?
「ハッキリしねぇ」ってぇのが、どーもダメで。

そのワリに本人は、とっても優柔不断なんですけどね。

・・・・はぁ。

てなわけで、今回は「10年後のバンザイ」堂々の完結編、ウルフルズの10枚目アルバム「YOU」。
ああ、そうか。
10年も経過しているのか。
・・・・このバンドも、まぁ、紆余曲折いろいろ・・・・あったのか?
ジョン・Bが一時期抜けてた事はあったけど・・・・そして、なぁーんの不思議もなく帰ってきたけど・・・・。


なぁーーーーんも、変わってない。

えー、先行発売というべきなのでしょうか、3枚目アルバムにして出世作「BANZAI」が10th Annversary Editionとして出ています。
・・・・が、改めて買う、つうのもどーかと思うし、聞いてません。
つまり、「どこが変わった」とかは、わかりません。

だいたいが、このバンド、先にも申し上げたとおり、

変わんない。

「YOU」を聴いて、ホント、そー思います。
「ストレートにアホで、ワロたり泣けたりするのがエエんちゃうの?」という、実に単純なスタンス。
たまに暴投になったりしますけどね、直球つうのは。


ただ、今回のアルバム、いままでのものとちょっと違う点がありまして。
今までは、「アホ」そのものとかね、「人生観」とかね、そーいうものをテーマにした曲があって、合間に「ラブソング」があって、そしてシングル曲だったりして、てぇのが、大体アルバムの構成だったのですが。

・・・・今回は、全曲「基本的に」ラブソング。
・・・・ああ、ここら辺が「10年後のBANZAI」なんでしょうなぁ。
でも、「アホ」なのもあるし、基本的にやっぱストレートなのですがね。

球速が落ちないなぁ。
速くもなってもないけど。


話は変わるヨーで変わらないんですが、収録曲の中に「かわいいひとⅡ」つうのがあります。
タイトルだけ見て、「ああ、前の『かわいいひと』のリメイクかな」と思ったんですが(「ラブソングにしよーとおもったら、母に奉げるロックになっちゃった」つうハナシがあったので)、・・・・違いました。

これ、清志郎様が歌っても良さそうな・・・・。
そんな感じ。

ウルフルズ


下町生活。

2006年03月06日 | 音楽
実に久方ぶりの更新。

いやぁ、ここんとこと、どーにも・・・・ってな言い訳はともかく、なんだか気がついたら3月。
陽気がいい日が続いたり、続かなかったり。
花粉症の方には辛い時期になってまいりましたが・・・・。


さてさて、今回のネタ。
槙原敬之の新譜「LIFE IN DOWNTOWN」。
えー、一昨年のクリスマスソングとして、ダウンタウン・浜ちゃんと一緒に歌った「チキンライス」が、「マッキー」セルフカバーとして入ってますが・・・・

となると、・・・・ああ、「前のアルバムから1年半ぐらいは経ってるんだな」と。
なんだか、・・・・そんな気がしないのはなんだろーか?
よく解らん。


えー、マッキーといえば、アレです。
「JPOP界の男おばさん」。
もしくは、「日本のエルトン・ジョン」。
決して、「レイザーラモンHG」とは違います。

いやいや、差別的な意味合いではなく。
この人の場合、「この人だからこーゆー歌を作って説得力がある」とかね、「この人だからナンだか共感できる」とか、「しみじみする」ってぇ、奇妙なテイストがあるのですよ。

例えば、「『私の頭の中の消しゴム』で感動の余り号泣する軽部アナ」とかね、
「『ベルバラ』再演を力説する笠井アナ」とかね、
そーゆう「ナンだかちょっとした幸せの、感情の琴線が触れる」タイプの人が、
「ああ、幸せってなんだっけ」
なんてぇことをふと考えてしまうよーな、そんな「ちょっとした」ことなわけですよねぇ。

まぁ、アルバムとしては年々「地味」になっていく気はします。
・・・・が、年々「しみじみ度」は高くなっているような感じがします。
そういう意味で、
良い。

ただ、今回のアルバムでワタシが最も気に入った曲っつうのが・・・・マッキー自身の曲ではなく、
偉大なる「サッチモ」=ルイ・アームストロングの、名曲中の名曲。
「WHAT A WONDERFUL WORLD」。

アルバムのトリを務めている曲。
いやぁ、この曲自体、実にいろーんな人がカバーしているんですが・・・・。
とってもマッキーらしさが出ていると思います。

・・・・つうか、「アルバムのテーマ」とのマッチングを考えると、絶妙。

いやぁ、ただの「男おばさん」ではないぞ、マッキー。

槙原敬之

意外なところに使われる。

2006年02月14日 | 音楽
テレ東の土曜競馬番組、「ウィニング競馬」のエンディングが、「JOURNEY」の「MESSAGE OF LOVE」。

いや、どおでもいいっちゃ、どおでもいいハナシなんですけどね。
・・・・なんでこの曲なんだろーか?
ノリか?
たまたまメっけて、「えー曲やんけ」てな感じか?
それとも、何か深い意味があるのか?


・・・・まぁ、ないだろな。

まぁ、個人的には映画「海猿」の時の「OPEN ARMS」よりは・・・・ねぇ。

journey


オレが夕焼けだった頃・・・・

2006年02月11日 | 音楽
弟は小焼けで、妹は霜焼けだった。・・・・わっかるかなぁー、わかんねぇだろーなぁー。

ってつーか、これが解る人自体が微妙。

てなわけで、何故か5・10日の渋滞に巻き込まれまくったdemizohでございます。
えー、そういう話題とは全く関係なく、本日のお題は、

「BILLY JOEL THE ULTIMATE COLLECTION」。


2000年に入りまして、すっかり活動停止中のビリー・ジョエルが出した、「究極のベストアルバム」・・・・って、それじゃ、その前に出した「ビリー・ザ・ベストI&Ⅱ」と「ビリー・ザ・ベストⅢ」は何?・・・・って感じですが、まぁ、アメリカのショウビスでは「所属事務所」つうか「レコード会社」との契約の都合上、「出したくもないのにベストを出してお茶を濁す」なんてぇことはよくあります。おそらく、これもその類ではないかと。

ビリー・ジョエル。
1960年後半、エコーズ(どこぞの中山美穂の旦那ではない)を結成するも全く売れず。その後もハッスルズ(どこぞの柔道王レスラーではない)やアッティラ(どこぞの・・・もういいか)など、バンド活動をするが、コレもまた売れず。
1971年、初のソロアルバム「コールド・スプリング・ハーバー」を発表。
しかしてコレも売れず。
失意のままニューヨークを離れ、西海岸へ。
バーでピアノ弾きをやっていたところを見い出され、1973年アルバム「ピアノマン」で再デビュー。コレがようやっと売れました。
しかして、・・・・西海岸の生活がどーもなのか、それともそもそも「地味すぎる」のか、2作目「ストリートライフ・セレナーデ」はイマイチ。
続く「ニューヨーク物語」はセルフプロデュースにより製作。
このアルバムには、今やスタンダードと化している「ニューヨークの想い」や、ライブでのオープニング曲としてよく使われる「怒れる若者」などが収録されてますな。
が、これも後に評価されるもので、当時はイマイチ。

えー、再び脚光→現在の地位へとのし上げたのは、サイモン&ガーファンクルや、のちにジュリアン・レノン(ジョン・レノンの長男)を世に出した名プロデューサー、フィル・ラモーンとの作品「ストレンジャー」。
この中の1曲「素顔のままで」が・・・・これも今やスタンダードですが・・・・爆発的ヒットを生み出しまして、その後はアメリカを代表するアーティストと評されるまでになりました。

おお、まるで「鈴木道子」さんのよーな解説。


ニューヨークに戻り、偉大なる相棒を得たビリーは、その後も「ニューヨーク52番街」「グラスハウス」「ザ・ナイロンカーテン」などの名盤を生み出します。
が・・・・。
私生活的には、とっても厳しい時代。
「病める時も健やかなる時も」で長年連れ添ってきた奥方と、このころ離婚。
えー、奥様、ビリーのマネージメントもやっていたそうで、どーも「仕事と家庭の一体化」が原因のようです。

すげぇハナシ、金のなかったビリーが、奥様へのプレゼントとして作ったのが、「素顔のままで」という曲。
この曲を差し上げた時、奥様、こう仰ったとか。
「この曲の版権を、ワタシにくれるの?」
・・・・キッツイよなぁ、男としては。


しかして、悪い事ばかり続かない。
モデルのクリスティとの恋愛、そして、結婚。それを象徴するようなポップアルバム「イノセント・マン」の発表と、成功。
それまで割りとシニカルでヘヴィーな詞と曲が多く、どことなく「斜に構えた」感のあったビリーですが、この頃を期に「そんなに世の中悪くもないか」的な明るさを出します。
その後のアルバム「ザ・ブリッジ」では、その明るさに加えて、「大物ゲスト」(レイ・チャールズ)との共演という「念願」を果たし、行くとこまでいっちゃいました。

ほんと、いっちゃったんでしょうねぇ、つう感じのアルバムでしたけどね。個人的には「?」てな感じでしたわ、ワタシは。

まぁ、「いっちゃった」せいでしょうか、このアルバム以降、名匠フィル・ラモーンと縁を切り、新たに元「フォリナー」のリック・ジョーンズを迎えて作ったのが、「ストーム・フロント」。
音楽的にはより「ロック」風味になっておりますが、内容的にはビリーらしい「斜め」/「正面」という感じ。
そして、現在オリジナルアルバムとしては「最新」である、「リヴァー・オブ・ドリームス」。・・・・これは、「親父ロック」です。
もう、「オレ、幸せ」「娘、可愛い」「妻、イイオンナ」・・・・わかったよ、もう。


さてさて、その後のビリー、活動こそしてますが、それは「ロックアーティスト」のそれではなく、どちらかというと、「題名のない音楽会」風味のそれ。
ピアノのインストアルバム作ってみたり、ピアニストの会合に出たり・・・・


どーもね、奥さんと別れたっぽいのね、2000年頃に。
「ああ、なるほどな」と思えちゃうのが、この人らしいところ。
私生活がもろ音楽活動に直結するんですなぁ。


さてさて、こんな長い解説を何ゆえ・・・・・。

最近ねぇ、また耳にするようになったじゃないですか。
ドラマのテーマ曲だとか、CMだとか。
・・・・また、何か始める気なのかなー?なんて思いつつ、「懐かさ」から、BLOG執筆のBGMにしてるんですよ、最近。

いやー、昔はホント、異常なまでに聴いたもんなぁ、ビリー・ジョエル。
もうねぇ、ガッコから帰ってきて、「ひきこもり」のようにして、ひたすら「ストレンジャー」~「イノセントマン」までを、歌詞カード見ながら、繰り返し繰り返し聴いてた時代なんて、・・・・あったんですよ、ワタシ。
そのころのオレって、今以上に「斜め」でしたんで、「ガッコ」とか「友達」とか、煩わしくてしょーがなかんたんですね。
んなもんで、帰って、ひたすらビリー・ジョエルを聴く生活。
・・・・いま考えると、「やなヤツ」でしたねぇ、そのころのワタシは。

しかして、おかげさまでその頃聴いてたアルバム、歌詞まで覚えちゃいましたねぇ。

さてさて、「ULTIMATE COLLECTION」は、そういったビリーの「年表」的ベスト。
ま、大体のヒット曲が収められてます。
でもねぇ、・・・・こういった「ベスト」にはありがちなんですけど、

「グラスハウス」の「I am sleepng with The televion on」とか、「ナイロンカーテン」の「She's right on time」など、「いーんだよなぁ」的佳作が入ってません。
・・・・オレなら絶対いれるんだけどなぁ。

Billy Joel

ぽらんすきぃぃぃぃぃぃー

2006年01月17日 | 音楽
ふさちこふっ!!!
・・・なんだかなぁ。
・・・・えーと、今回は音楽ネタ。
・・・・音楽ネタだよなぁ。
いいのかなぁ、音楽ネタつうことにして。
違う気がするなぁ。
・・・・まぁ、いいか。

てなわけで、
「かかし」8年振りの(!)セカンドアルバム、「SCARECROW」。

FM NACK5にて、毎週月~木曜20:00放送の「鬼玉」。
この番組のメインパーソナリティーの一人「バカボン鬼塚氏」(たまにテレビでもナレーションしてますわな)と、月曜のサブ「かかしのキッ君」、そして「寡黙な村上君」の3人からなる・・・・。
ロック?
フォーク?
プログレ?
・・・・お笑い?
・・・・いいか、お笑いで。
まぁ、そういう集団です。

えー、NACK5内のCMで、「俺も結婚してぇー」なんつってる人ですね。
「ライブで演奏よりMCのが遥かに長くて、リハよりネタ合わせに真剣」だそうです。
「プロの人は、譜面なんか見なくても弾けるんだよね」とか言っちゃう人たちです。
アルバムの帯に「ワールドツアーに行きたいなぁ」なんて書いてあるのに、ライブ直前の放送で、「国外逃亡したい」とか言ってました、鬼塚さんは。
その人達の、アルバムです。

・・・・いいかな、この程度で。

つうかですね、このアルバム、・・・・まぁ、「鬼玉」の「たまたまリスナー」でありますから、「でます」なんつった時から、「買ってみるか」思ってたんですよ。
・・・・それがねぇ。

発売日調べたら、2006年1月1日。
元旦?
なんだそれ。
でもまぁ、そんなに他のアルバムが出る日でもないし、まぁ、探し易かろうし。
・・・・大体がね、「大宮周辺ならどこでも1枚くらい」置いてそうじゃないですか。
ところが・・・・。
見つからない。どこにもない。

売ってないのか?・・・・置いてないのか?
と思ったらですね、某北与野駅前のCDショップにはですね、・・・・コーナーがありましたよ、「かかし」の。しかも、

「あの」NACK5パーソナリティー・バカボン鬼塚率いる・・・・
なんてぇアオリまであって・・・・しかも「浜崎あゆみ」の新譜の近く。
すげぇ扱いだな、これ。
・・・・と思ったら、

コーナーはあるが、肝心のCDはない。

なんじゃあーそら。

てなわけでですね、ちょっと意地になって探してみましたよ・・・・さいたま市内を、2週間ほど。

ないよ、マジでない。



・・・・本人達が買い占めたか?
それともスタッフが回収したか?

いやー、それはないだろ。

えー、てなわけで、「しゃあねぇ、ネットショップつうのを・・・・」なんて考えていた矢先・・・・。

ありましたよ、某北与野○オン内のHMVに。
しかも、ふつーに「J-POPアーティスト」の「か」の棚、「くるり」の横に。

さらに、頼みもしないのに、ファーストアルバム「万博(まんひろし)」まで一緒に並んでました。
見つけた途端、あまりの「意外さ」に爆笑してしまいましたわ、ワタシは。
ほんとにね、もー、あたりまえのよーに、置いてあったんです。
まるで、「僕たち、『ゆず』っぽいことやってんだけど、でも3人だし、『ちょっと』売れてないんだよね」風なんですよ。
・・・・似てないし、売れてない。


という訳で、見事に「セット」で買わされましたよ、ワタシ。

さてさて、具体的にどんなアルバムかと。

ワタシは、個人的に好きです。
ある意味、ツボです。
・・・・でも、世間的にはどーかと思います。
・・・・要するに、「おバカ」です。

「四角いフロント 後ろは三角 タイヤはない~・・・・コレに乗るぜ~」だったり、
「イルクーツク生まれ ピチピチの19歳 でも最近いいことない」だったり、
「ブログにツールでカスタマイズさ」だったり、
「オカジューの街で ルービーを二人でみーのー」だったり、
「好きな食べ物は苺ですか 塩サバですけど 何か問題でも?」だったり、

要するに、訳わかりません。

いいんです、ツボなんで。

鬼玉道場

ここまでくると・・・・。

2006年01月10日 | 音楽
ナンだかだいぶご無沙汰な更新のような気もいたしますが・・・・。

まあ、いいか。
てなわけで、今回のお題。
・・・・前置きナシです。


布袋寅泰「HOTEI ALL TIME SUPER BEST」。

はっきりいいますと、「悪い冗談だよ、こりゃ」と思いましたよ、初め聴いた時には。

1曲目・・・・BOOWYの「BAD FEELING」。
おー、イントロがそのまんまだぁー・・・・って、まさか、まさか・・・・。
あーあ、歌っちゃったよ、この人。
そして
2曲目・・・・COMPLEXの「BE MY BABY」。
ナンだか、気持ち良さそうに歌ってたもんなぁ、やっぱ、歌うんだろうなぁ・・・・

あーあ、やっぱ、やっちゃった。

つうかですね、歌ってる本人があまりに気持ちよさそうなので・・・・。

爆笑しちゃいました、ワタシ。
なんつうんですか、ここまで「聴く側」が今まで持ってきたイメージとか、「気持ち」ですとか、そういったモンを無視して陶酔できる布袋兄貴って、・・・・ある意味すごい。

まぁ、ワタシなんぞは結局「BOOWY」の世代ですから、布袋さんがどんだけ活躍しようと、氷室さんがどんだけ渋くなろうと、「最高」なのはBOOWY時代のパフォーマンスですし、COMPLEXにしたって、「BOOWYとセッションした吉川君が、布袋さんと組んだ」つうことが凄かったわけです。・・・・なのに、ねぇ。
BOOWY時代の、それこそ「ライブで湧くような曲」と、COMPLEXの代表曲を、・・・・ねぇ。
いっそ、ゲストヴォーカル呼んで「セルフカバー」にした方が良かったんでナイノ?
・・・・そんな気がしますが・・・・。
多分、歌いたかったんでしょう。

そして、さらに不満といえば。
・・・・「GUITARHYTHM」の曲が・・・・ない。
特に、ファースト。
ワタシにとっては、いまだにアレが布袋さんの最高傑作アルバムなもんですから、あそこっから1曲も選曲されずに「SUPER」ゆーのはどーなんかいな?・・・・と。

やっぱ、自己陶酔したかっただけスかね?
英語じゃノレないとか?
・・・・それともライブ用アルバム?
だったら、インストでもいーんじゃない?
・・・・あ、本番でアレンジが違っちゃうからダメなの?
そういや、譜面通り弾けないもんね、兄貴。

布袋寅泰


「響鬼」がやってなーい!!

2006年01月02日 | 音楽

と思ったら、元旦でしたよ、ホント。
なんだかねぇ、こーゆうときばっかは、ホントーにイヤになりますよ、夜勤生活って。
しかも年末年始、関係なし。・・・・むしろ、忙しい。


いんや、今回はそんな話ではなく。

えーとですね、年末・・・・つうか、クリスマス前にですね、「MP3」つうのを買ったんですよ。
あのー、「デジタルオーディオプレーヤー」つうのですね。
あのー、PCからダウンロードしたりなんかして、データとして音源取り込んで、再生する、ウォークマンみたいな・・・・。
って、そんな説明はいいか。
多分、世間の方々、ワタシよりも断然詳しいと思われる。
・・・・ワタシの場合、こーゆーのは「買ってから詳しくなる」方で。
買う前に全く「勉強しない」んですね、毎回。
んで、買った後にいっつも四苦八苦するんで・・・・。

んでね、これ、実は同じやつを2個買ったんです。シャープのMP-S200ってやつ。
色違いで。
なかなかね、デザインがいいんです。ちょっと機械的つうか、武骨なんですけど、アウトドアっぽくって、カラビナ(フック)なんかついててね、デイパックだったり、パンツなんかに引っ掛けられたりするんです。

んでね、なんで2個買ったか、つうと。

相方の誕生日が、12月なんですよ。

んでね、珍しく「お揃いのものを買おう」と。
いや、ノロケじゃないですよ。
うちは滅多にそんなことしないんですから。

んで・・・・実はここまで「前振り」です。

長いな、ホントに。

・・・・多分、本題のが、はるかに短いですよ。
てなわけで


CHARこと竹中尚人さんの最新アルバム「天邪鬼Amano-Jack」。
いやぁ、熱心にアルバム買い漁るほうでもないので語るのもなんですが・・・・。

目一杯、「ギター小僧」っ振りを詰め込んでますわ、このアルバムは。ままぁ、全体的にチカラ抜いてリラックスして、つうか、自然体で、つうか、「らしさ」つうか、・・・・そういう感じが聴き受けられます。


ただ、その中でも、若干異色なのが「Piano」という曲と、「Sudara-bushi(4Dollar Bush)」という曲。

前者は、ピアノ主体の曲なのですが、「ギタリスト・チャー」ではなく(いや、ギターも弾いてるけど)、「ピアニスト・チャー」としての曲。
なんだか、ピアノは6歳の時から弾いてるそうで・・・・。
んでもって、歌詞の内容が・・・・多分、ピアノを習うことになった時の体験なんでしょうけど、「ピアノが来た、僕の家に。トラックに詰まれて。でもピアノは大きいから、玄関から入らない。だから、クレーンで吊り上げて、2階の窓から・・・・」て、・・・・そんなんです。

でも、かっこ良いんですよ、曲が。

そして、後者。
もうね、あれです、カバーです。あの、クレージーキャッツの名曲「スーダラ節」の。
どーやってやるの?・・・・っておもいましたけどね、見事に「チャー」になってました。
すげえ。
ほんとに「馬で金儲けしたヤツぁいない」ですよ。わかっちゃいるけど、やめられないんですけど、ね。

で、まあ、話を前振りに・・・・戻しますと。
「おー、こりゃすげぇ」ってんで、ワタシ、このアルバムをね、ワタシ用の「MP3」に落としました。

・・・・それから、2、3回聞いたか?

とりあえず、最近、ワタシのMP3自体、見てないんですよ。

・・・・何でって?

相方が持ち歩いてるからです、ワタシのを。

理由はですね。


「チャーのアルバムが気に入ったから」ですって。

なんだかなぁ。


CHAR