狷介不羈の寄留者TNの日々、沈思黙考

多くの失敗と後悔から得た考え方・捉え方・共感を持つ私が、独り静かに黙想、祈り、悔い改め、常識に囚われず根拠を問う。

G20サミットの日本の「調和」を謳う「十七条憲法改ざん」&「弥勒菩薩のOKサイン」& 歴史再検証/ "Harmony" by Japan on G20. History Reinspection

2019-07-12 05:29:22 | 歴史修正
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 G20サミットで日本による「調和」が謳われた「十七条憲法」の「改ざん」
  「弥勒菩薩」の「OKサイン」
    歴史の再検証の必要性
      "Harmony" by Japan on G20 Summit
       Reinspection of history



 
 出典:ウィキペディア「弥勒菩薩半跏思惟像」





 



 以上三点の出典:全ては古事記の中に ~旧約・新約聖書の国 日本~「5-(54).広隆寺とキリスト教の三位一体」


 

 
 出典:2019/06/28付・首相官邸「令和元年6月28日 G20大阪サミット -1日目-」

 
YouTube: Los líderes participan en la tradicional foto de familia en la cumbre del G20 en Osaka
リーダーは大阪G20サミットでの伝統的な家族写真に参加します
2019/06/28ライブ配信
 
YouTube: Фотографирование лидеров «Большой двадцатки» с супругами
配偶者とのG20リーダーの写真撮影
2019/06/28ライブ配信
 
YouTube: G20大阪サミット 女性活躍に関するイベントを開催(2019年6月29日)
2019/06/29ライブ配信
 
YouTube: G20 首脳夫人ら集合写真撮影
2019/06/28公開
 
YouTube: 昭恵夫人プロデュース!夫人たちのG20 舞台は京都(19/06/28)
2019/06/28公開

 6月28日
  安倍首相の冒頭発言
   「皆さまを大阪に歓迎いたします。本年、日本では天皇陛下が即位され、令和の新しい時代を迎えました。この記念すべき年にG20サミットを日本で開催でき大変うれしく思います。
   令和の意味は美しい調和、beautiful harmony。お集まりの首脳の協力を得て、大阪サミットでも美しい調和を実現したいと思います。
   ここ大阪は古くから公益によって栄えた商人の街であり、自由を尊び、イノベーションを生み出す進取の気風に富む大阪の『やってみなはれ』精神をもって、大阪から世界に新しいメッセージを発信してきましょう。
   今回のG20大阪サミットでは対立を際立たせるのではなく、互いの共通点を見いだし、ウインウインで持続可能な世界を実現するサミットとしたいと思います。そのため、……」

 20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)が、6月28日から29日まで日本の大阪で行われた。
 恐らく「根本的」には何も解決する事等は出来ないものと思われるが、その形式的にでも先進国G7をはじめ世界各国の首脳陣が1つの場所に集合する事から、6月20日に「挑発」の為にイラン領空を侵犯した米無人機をイラン・イスラム革命防衛隊の防空部隊が撃墜して米国が「報復」という口実の下にイランへ攻撃するのではないかという緊張が何処かへ消えて恰も収まった様な気配にも感じられた。そしてその後の、暫しの落ち着きが感じられる。

 或る情報によると、6月12日~14日まで安倍首相が歴史的にイランへ訪問された時、イランのロウハニ大統領をG20へ招待したのではないかとも言われていたが、それは無かった。
 その安倍首相がサミット最初の全体会合に於ける冒頭の挨拶で、「調和」というキーワードを用いられた。

 日本は昔、多民族国家であった。そして現在に至っても本当の所は、「血統的」には多民族である。
 4世紀頃の大和朝廷の完成を経て、更に645年の「大化の改新」によって、日本は強制的に「単一民族」とされた。しかし実際は、「血統的」に多くの民族で構成されている。

 またその「大化の改新」という革命の前には、「宗教戦争」が行われた。「神道派」の物部氏と「仏教派」の蘇我氏との間で争われた結果、仏教派が勝利する事となり、「神道派」の物部氏は朝廷の中枢から排除される事となった。
 その後、「聖徳太子」が日本国を指導する事となり、聖徳太子は「十七条憲法」を作った。
 「一に曰く、和(やわらぎ)を以て貴しと為し……」と有り、「宗教戦争」の後で宗教間の間で対立していた大和地方、ひいては日本国内全体の「調和」を唱えた。
 そして続く「二に曰く、篤く三宝を敬へ。三宝とは仏(ほとけ)・法(のり)・僧(ほうし)なり。則ち……」と有る。しかしこれは、聖徳太子の死後、或いは生まれ故郷に帰還後、「改ざん」されたと言われている。

 聖徳太子の死後、或いは「日本を出て」生まれ故郷に帰郷した後、聖徳太子の子の山背大兄王の一家全員が暗殺された後、「大化の改新」を経て8世紀には聖武天皇の詔により東大寺の大仏が建てられると共に仏教が「国教」となった。
 「十七条憲法」第二項の「篤く三宝を敬へ。三宝とは仏(ほとけ)・法(のり)・僧(ほうし)なり」の「三宝」は、元々は「仏教・神道・儒教」であったと言われている。「宗教戦争」後の「調和」を図った聖徳太子は、「三宝」である「仏教・神道・儒教」が争う事無く「調和」を取るようにと憲法に定めたのである。

 しかし、聖徳太子が日本の政界から去り、子孫が皆抹殺され、その後に日本が強制的に「仏教レジーム」へとシフトする中で、その「十七条憲法」は「改ざん」されてしまい、第二項の「三宝」を「仏教・神道・儒教」から「仏・法・僧」へと、全て仏教のものに書き換えられたのであった。

 京都市右京区「太秦」に在る「広隆寺」は、渡来人「秦氏」の氏寺であり、聖徳太子を信仰し、国宝彫刻の部第一号の「弥勒菩薩半跏思惟像」が在る。その広隆寺では、毎年10月12日に京都三大奇祭として知られる「牛祭」が行われる。
 その「弥勒菩薩半跏思惟像」の「宝冠弥勒」は一応「仏像」ではあるものの、右手の薬指と親指で「丸」(三角形)を作り残りの指三本を立てている。この「OKサイン」は、「調和」に用いられた。
 この「OKサイン」は、キリスト教の東方教会の「イコン」にも描かれている。東方教会では、その「OKサイン」は「父と子(イエス・キリスト)と聖霊」の「三位一体」を表す。

 聖徳太子の本名は「達頭」(タッドゥ)と言い、中央アジアのキルギス出身である。別にイエス・キリストの誕生を思わせる「厩戸皇子」ともいわれた通り、聖徳太子が日本の政界に来訪した時には、「宗教戦争」の後の不安定な中で、周囲から、特に「秦河勝」をはじめとした「同胞」達からは、恰もイエス様と同様に「救世主」の様に思われたのであった。
 その「厩戸皇子」は、実は「秦氏」と同じく「ユダヤ人」であり、それもイエス様を信仰する「クリスチャン」であった。それ故、宗教間の「調和」を取って「平和」にする為に、「宝冠弥勒」を当時優勢となっていた仏教に迎合する形で「仏像」としながらも、右手に「三位一体」を表す「OKサイン」を入れて「調和」を図ったのであった。

 古代ユダヤ人は、旧約聖書に書いている通り、創造主に対して「牛」を「犠牲」にしていた。「犠牲」の字は、共に「牛偏」となっている。仏教が国教となって以降の体制の下、日本にいる「秦氏」をはじめとしたユダヤ人達は、「偶像崇拝」を拒否し、また仏教の殺生を汚れたものとする教えによって排除されたり差別され、山奥へ逃げたり、その後の身分制度で最下層の「」身分に落とされる事となった。それが今日の、「差別」や牛のに対する「偏見」に繋がっている。

 この度のサミットに於いて「調和」が図られたのではないかと僕には思われた事が、幾らか目にした。
 集合写真に於いては、フランスのマクロン大統領とインドネシアのウィドド大統領が隣同士となり、かつてのインドネシアならぬフランス領インドシナを連想させた。インドシナは現在のベトナム・ラオス・カンボジアであって、インドネシアの事では無い。
 また、デジタル経済に関する首脳特別イベントでは、安倍首相を挟んで両隣に米国のトランプ大統領と支那(中国)の習最高指導者が並ばれた。
 ところで、集合写真に於いて、開催国の安倍首相が前列中央である事は理解出来る。しかし、その両隣にサウジアラビアのムハンマド皇太子とアルゼンチンのマクリ大統領が並んでいる。何故だろうかと疑問に思っていたところ、アルゼンチンは前年の開催国、サウジアラビアは来年の開催国という事で、前後の開催国が開催国に並ぶという毎年恒例の立ち位置であるらしい。

 しかし、僕は別にこう捉えた。
 この度のG20が開催される前、トランプ大統領がサウジアラビアを「散々」侮辱していたので、サウジアラビアを立てる為に中央に並ばせた。また、昨今、欧米に於いて「反ユダヤ」が上昇している事から、旧ナチス・ドイツのヒトラーも逃れたユダヤの「逃れの地」アルゼンチンを、その状況の「調和」を図る為に中央に並ばせた。如何だろうか。

 「調和」は、お互いが妥協して擦り合わせる事で図られるのであろう。しかし、「嘘」を押し通したままでは、真実を追求する賢明な者達は到底納得出来ないであろう。それ故、「嘘」がまかり通っている限り、それに対する「反発」や「抵抗」、「抗議」は必ず起こり、真の「調和」を取る事は難しいであろう。旧ナチス・ドイツによる「ホロコースト」は実は「無かった」という事を、やはり歴史を検証し見直して、その様に正しく直さなければならないのである。

 その「歴史の見直し」にしろ、G20サミットで何も確固として決まらず世界では相変わらず争いや混乱が絶えない事にしろ、それ故に「ジャーナリストは忙しい」。

 
YouTube: #ICYMI: World leaders gather at G20 in Japan to achieve nothing together!
2019/06/28公開

 聖徳太子はユダヤ人であった
「聖徳太子はユダヤ人であった
なぜ法隆寺が建立されたか」

 


日本とユダヤ 聖徳太子の謎 失われたイスラエル10支族と古代東方キリスト教徒、「秦氏」がもたらした古代神道
「日本とユダヤ 聖徳太子の謎 
失われたイスラエル10支族と
古代東方キリスト教徒、
『秦氏』がもたらした古代神道」

隠された十字架―法隆寺論
「隠された十字架―法隆寺論」


 引用文献
  ・2019/06/28付・産経新聞:『【動画あり】「大阪サミットでも美しい調和を」首相G20全体会合冒頭発言全文』

 参考文献
  ・2019/06/29付・Buzz Fixer:「G20集合写真の立ち位置(並び順)と各国の名前が誰か解説!韓国が大阪城背景に反発?」
  ・ウィキペディア:「弥勒菩薩半跏思惟像」
  ・ウィキペディア:「広隆寺」
  ・ウィキペディア:「十七条憲法」


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