狷介不羈の寄留者TNの日々、沈思黙考

多くの失敗と後悔から得た考え方・捉え方・共感を持つ私が、独り静かに黙想、祈り、悔い改め、常識に囚われず根拠を問う。

「シリア大統領『ロシアは国連安保理決議を斥け、中東全体を救った』」・・・シリア内戦:とにかく反政府勢力が間違いで政府が正しい(12)

2014-06-08 19:45:28 | シリア2013~2018
 総タイトル:【「シリア大統領『ロシアは国連安保理決議を斥け、中東全体を救った』」(The Voice of Russia(Japanese) )・・・シリア内戦:とにかく反政府勢力が間違いで政府が正しい(12)】

 2014年5月24日付・The Voice of Russia(Japanese) 「シリア大統領『ロシアは国連安保理決議を斥け、中東全体を救った』」より、 「24日、シリアのアサド大統領は、ロゴジン副首相と首都ダマスカスで会談したさい『ロシアは、木曜日、シリアに関する国連安否理決議を斥けたが、それにより世界の安定を守り、欧米の覇権にストップをかけ、シリアばかりでなく中東全体を救った』と述べ、次のように続けた―
 『これは、プーチン大統領の功績だ。彼は、世界でロシアの地位を取り戻すことに成功した。しかも、かつてソ連が占めていたものよりはるかに重要な地位を得たのだ。』
22日、木曜日、ロシアと中国は、所謂シリア・ファイルを国際刑事裁判所に渡す事を見込んだ、シリアに関する国連安保理決議に拒否権を行使した。決議は、フランスのイニシアチブで出されたものだった。
ロシアのチュルキン国連大使は『文書は、シリア情勢に対する武力介入のための単なる口実に過ぎなかった』と指摘した。」
 また同日付・日本経済新聞(モスクワ共同)「アサド氏、ロシア大統領を称賛」より、「24日のタス通信によると、シリアのアサド大統領は同国訪問中のロシアのロゴジン副首相と会談し、国連安全保障理事会での対シリア決議案をロシアが4回、拒否権を行使し退けたことを称賛した。」と伝えた後に前記引用記事と同様に伝え、更に、「ロゴジン氏は、6月3日のシリア大統領選について『合法性には全く疑義がない』とするロシアの立場を伝えた。」。


 引用記事↓↓
   ・2014年5月24日付・The Voice of Russia(Japanese): 「シリア大統領『ロシアは国連安保理決議を斥け、中東全体を救った』」
   ・2014年5月24日付・日本経済新聞(モスクワ共同):「アサド氏、ロシア大統領を称賛」


プーチン大統領はWW2でのウクライナの裏切りと旧ソ連犠牲者2,700万人の事を覚えている・・・ウクライナ情勢(13)

2014-06-08 18:28:23 | ロシア
 総タイトル:【プーチン大統領はWW2でのウクライナの裏切りと旧ソ連犠牲者2,700万人の事を覚えている・・・ウクライナ情勢(13)】

 第一次世界大戦中の1917年にユダヤ革命であるロシア革命が起こり、ロシア人のロシア帝国からユダヤ人のソビエト連邦に代わり、世界で最初の共産主義の実験が行われました。
 ロシア正教をはじめとしたロシアの文化や芸術、思想が排除され、ユダヤ・イルミナティ・フリーメーソンによる実験、その後の世界グローバル化と世界統一に向けてのモデル試験・実験がソ連において行なわれました。
 第二次大戦中においては、ソ連はウクライナの裏切りを被り、その大戦における世界全体の軍人と民間人の犠牲者数8,500万人の内のおよそ3割を占める2,700万人の軍人・民間人の犠牲者を旧ソ連は被りました。
 因みにその大戦における他国の軍人と民間人を合わせた犠牲者数は、ドイツが900万人、ポーランドが580万人、フランス55万人、イタリア45万人、イギリス45万人、アメリカ42万人、そして日本は310万人等となっています(ウィキペディア調べ)。
 その様に先の大戦によって桁違いの膨大な犠牲をロシア人は被り、またユダヤ・イルミナティ・フリーメーソンによって共産主義の名の下に低レベルで貧困を伴い平準化され奴隷化された平等状態にされた実験を被り、ロシア人は散々な目に遭わされて来ました。
 反イルミナティで正しいプーチン大統領は、それらの事を覚えています。現在において欧米・西側がロシアを潰そうと謀っている事も解っています。
 尚、下記掲載動画より、シリアに介入していたシリア人では無い外国人テロリスト達が、一旦シリアから自分の国に戻った後、ウクライナの暫定政権側に参加したとの事。


 本ブログ過去の関連記事↓↓
   ・2014/06/01付:「露・プーチン大統領はWW1後のヒトラーによる独国民救出との類似性とエゼキエル書の預言の事を把握しているものと思う・・・ウクライナ情勢(12)」


 参考動画↓↓
 

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YouTube: Russia's sacrifice in WWII continues to be sidelined by West


 

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YouTube: Pro-Russian troopers say no to NATO, EU


 

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YouTube: Russia says 300 foreign mercenaries joined Ukrainian military in March




 


シリアはイルミナティの欧米・西側に勝利・・・シリア・アサド大統領再選、シリア内戦:とにかく反政府勢力が間違いで政府が正しい(11)

2014-06-08 16:24:04 | シリア2013~2018
 総タイトル:【シリアはイルミナティの欧米・西側に勝利・・・シリア・アサド大統領再選、シリア内戦:とにかく反政府勢力が間違いで政府が正しい(11)】

 シリア国内を乱す外国人テロリスト・介入者たちを、シリア国民が支持する訳が無い
 シリアでの大統領選挙において、バッシャール・ハーフィズ・アル=アサドが88.7%の得票によって他の二人の候補者を圧倒し3選を果たした事は、イルミナティ・フリーメーソンが裏に存在する欧米・西側からの介入・圧力・覇権に屈さずに勝利している事を示している事が、下記の掲載参考動画からも理解する事が出来ます。
 最後の抵抗をするかの様に、選挙前には外国人の反政府勢力が地下トンネルを掘ってシリアの一般市民に対する無差別爆破を行なう等の異常な行動がテレビの一般ニュースでも報じられた様です。
 その反政府勢力にはフランス人800人程、イギリス人400人程、ドイツ人320人程、ベルギー人200人程等の市民が参加しているとの事。此度の選挙結果に表されている様に政府側が圧勝している事や、欧米・西側がウクライナの方に力を入れているせいか、米国が表向きに空爆等の介入をしない等と表明した為か、それらの欧米の介入者・テロリストたちが上の方針転換、或いは逃亡、諦めるかの様にして自分の国に戻っているとの事。しかし、それらのシリアを乱す欧米の介入者達は、依然シリア国内に自分の住み家を残しているとの事。また実際、一旦シリアから自分の国に戻った後、ウクライナの暫定政権側に参加したそれらテロリストたちがいるとの事。
 シリアから隣国レバノンに避難している人達は、しっかりと投票を行なったという事。欧米・西側メディアの報じている様な政府寄りの者のみの投票では無いという事。と言うよりは、反政府勢力がほぼ外国人ばかりでありそれらの介入によって単にシリア国内が乱されているだけであると言う事からも言える様に、元々反政府勢力を支持するシリア国民はほとんどいなかった言う事が、此の度の選挙結果によって欧米のメディアが隠して来たその現状が暴露されただけという事。
 そして、シリアと共に闘うアラブ民族護衛隊は、反政府勢力内で振られているアメリカ国旗を見て吐気を催すとの事。


 本ブログ過去の関連記事↓↓
   ・2013/05/21付:「シリア内戦においての反政府勢力にシリア国外29ヶ国からの過激派・・・背後にイルミナティ、シリアの反政府勢力が間違いでシリア政府が正しい(1)」
   ・2013/06/21付:「シリア内戦:とにかく反政府勢力が間違いで政府が正しい(4)・・・シリア大統領による西側の陰謀の暴露」
   ・2014/05/12付:「シリア内戦:とにかく反政府勢力が間違いで政府が正しい(10)・・・欧米・イスラエルの傀儡・反政府勢力が化学兵器を使用している証拠」


 参考動画↓↓
 

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YouTube: シリアと共に戦う アラブ民族護衛隊 2014年5月



 

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YouTube: 'Syrians voted against Western hegemony & intervention' - Assad advisor


 

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YouTube: Nasrallah: Syria's victory will impact Lebanon, region


 

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YouTube: G7 to tighten defense measures against European militants returning from Syria


 

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YouTube: 反アサド・シリア反乱軍の95%はシリア人ではない  #syria #assad


 

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YouTube: 自由シリア軍(反アサド外国人テロリスト)の正体 Free Syrian Army F$A


 

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YouTube: シリア大統領選 レバノンのシリア人多数投票2014年5月28日


 

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YouTube: EU sees growing terror threat from Syria returnee fighters


 

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YouTube: Paris confirms 30 french insurgents killed in Syria


 

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YouTube: シリア 大統領選前に大規模爆発 2014年6月1日









 


日米安保を破棄できない現政権の行き詰まり・・・現実路線を歩む姿より

2014-06-08 15:13:07 | 憲法改正
 現実主義で歩む現政権は、結局は行き詰まっているのではないか……。
 2014年6月6日付・神戸新聞「『漱石の時代より日本は行き詰まっている』・大江健三郎賞が終了・戦後の精神喪失に危機感」と題した記事が掲載されました。
 「戦後レジームからの脱却」とか「日本を取り戻す」等と改革を謳いながら、憲法改正をはじめとしてなかなか思う様に運べない現政権。
 しかし、それらのスローガンの妨げとなっている根本原因は日米安保。日米安保やそれに付随している日米地位協定破棄しない限りは、日本の真の主権回復と独立は有り得ません
 現実、世界には核兵器を持つ国が増え、それ故の現実路線を歩まざるを得ないと言う事が出来ると思います。
 下記掲載動画にある様に、ロシア大統領側近の言っている事は真に正論であり、日本は現実路線と言いながら、結局は相も変わらず欧米べったりの外交・政策を行なっていると思います。
 中国や韓国を批判したり攻撃するばかりで、偽善の塊の欧米に対しては何も言えないのは、日本の一般市民やマスコミも同様であると思います。
 その様な人達は、欧米が中国。韓国、日本等の東アジアにおける戦争を裏から煽って謀っている事に気が付いていないのか、知っていても欧米に媚びへつらうだけなのか、日米安保の必要性と言う考えに拘束されてしまって米国との関係を崩したくない為か、いずれにしても、もっと大きな視野で見る必要が有る様に思います。
 前述の新聞記事の見出しから、日米安保を破棄できない現政権の行き詰まりと、アメリカナイズされた人々から独立思想が失われてしまっている現状を思い浮かべました。


 本ブログ過去の関連記事↓↓
   ・2013/06/09付: 「日米安保からの『自立』が、真の『戦後レジームからの脱却』」
   ・2013/09/24付: 「『大本営発表』に馴れた感性により、米国の啓蒙により安易に『羊化』された戦後日本」
   ・2014/05/25付: 「日本列島に散在する戦後米国主導で建てられた原爆装置・・・再原発爆発という脅し」


 参考文献↓↓
   ・2014/06/06付・神戸新聞:「『漱石の時代より日本は行き詰まっている』・大江健三郎賞が終了・戦後の精神喪失に危機感」


 参考動画↓↓
 

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YouTube: ロシア大統領側近 日本は自立した政策を 2014年6月3日





お金・事業より優る「思想」、それをも上回る独立した名も無き小さな一個人の勇ましく高尚な真面目なる「生涯」・・・「後世への最大遺物・デンマルク国の話」を読んで

2014-06-08 14:20:28 | 孤独・独立・自尊心

 私は此の世に生まれたからには、何を遺して死んで行くのか…。
 私の命は自分自身の持ちものでは無く、創造主のもの。私の人生は自分自身のものでは無く、創造主のもの。私の命・人生は創造主の為のもの。
  「後世への最大遺物・デンマルク国の話」(著者:内村鑑三氏、出版社:岩波書店、出版日:1946/10/10、改版2011/9/16)
 本書を読みました。
 キリスト教思想家・文学者・伝道者・聖書学者である著者・内村鑑三氏は、帰国後の宣教師達との対立、「不敬事件」を起こして世間・社会やキリスト教会から排除され、再婚相手との死別等があり、アルバイト的に流浪の教師、英訳、聖書講義等をして不安定な貧困生活を送る中で、日清戦争の有った明治27年(1894年、内村氏34歳時)に箱根で行なわれた第6回基督教青年会・夏季学校に於いての講演「後世への最大遺物」(刊行は3年後)。因みに前年には「基督信徒の慰」を刊行。
 失敗の連続から得た内村鑑三氏の「思想」は、同様に失敗と後悔の連続であった私自身にとって共感するものであります。そして別著の「基督信徒の慰」と共に本書から、私自身が慰められ、励みとなり、希望を持ち、一個人として独立した私としての自信や誇りの維持に繋がる影響を与えられています。
 キリスト者としては功名心を持つ事はあまり好ましいと思わないのは私自身も40代半ばとなった現在においては同感で、以前の若い頃に比べて欲望も少なくなり、その頃の自身の持っていた欲心が虚しく感じられます。
 それ故に私自身も今日においては、俗世間・社会に対して厭世的に思い、此の世の様々な物事があまり価値が無く、無意味で虚しいものばかりの様に感じてしまいます。
 しかしキリスト者にとっては此の世の世俗を軽く見て、次の天における生を重視する思想があり、その事が此の世において感じられる「絶望」からの救いとなる「希望」に繋がっています。
 「絶望」とは自分自身が勝手に持った欲望・目標から来るもので、元々創造主である神がその人に求める望みとは別の方向にあった事から生まれるものであり、神に託し委ねる事で絶望とは無縁となり希望を持つ事が出来る訳です。
 しかしこの世に生を受けた以上、何かを遺して行く必要があるのか。神の御心に適う様にする事が人の為の偽りでは無く神の為となって本当の意味での意味の有る人生となるのでしょうが、具体的にどうすれば良いのか。そしてさほど取り得も無く才能も無い場合に何が出来るのか。
 まず内村氏は「お金」を取り上げます。遺族に遺産を残す、施設や貧困者に寄付をする等。
 その次に「事業」を起こす事。社会、経済、自然環境、福祉等、起業して社会の発展に貢献する事。
 しかしその「お金」や「事業」には、お金を貯めたり企業・組織を起こす事が出来る才能が必要になります。
 そこで次に「思想」を取り上げます。独立した一個人の「思想」を基に、学問や哲学等の教育・啓蒙する教師やものを書く文学に繋がり、一つの小さな書物が社会改革・革命に繋がった事は歴史的事実を見ても解ります。地位・身分も低く名も無き小さな存在の人達によって書かれた聖書が、その後の世界において最大のベストセラーとなって多大な影響を与えている事からも解ります。しかし、「思想」も知識や学問がベースとなって生まれるものである為に、それらが必要となります。
 「お金」より優る「事業」、それに優る「思想」、そしてその「思想」をも上回る最大遺物として一個人の「生涯」、それも「勇ましい高尚なる生涯」、「真面目なる生涯」であると言います。
 職業に貴賤は無く、自分の仕事を真面目に真剣に取り組む事。正義を実行する事。義侠心を持って少数派や弱者の側に立つ事。そして、信仰によって此の世での不幸・反対・艱難・不足・情実・邪魔に打ち勝つと言う「大事業」を行なうと言う事。これらが「勇ましい高尚なる生涯」、「真面目なる生涯」と言う「後世への最大遺物」となると言います。これは元手が要らず、大した才能も必要とせず、誰にでも、私自身にも実行出来る事です。
 お金や人、俗世間、社会等の外に求めるのでは無く、自分自身の内に求める事の必要性。それは、信仰の有する心に存在する聖霊に求める事からの、その「勇ましい高尚なる生涯」、「真面目なる生涯」に繋がるものと思います。
 次に併著「デンマルク国の話」について。
 1864年のオーストリアとプロイセンとの第2次シュレースヴィヒ戦争での敗戦によって元々が小さな国土しか持たない上に肥沃な領土を奪われたデンマークに於いて、ユグノー(フランスのプロテスタントであるカルヴァン派)の血を引く軍人エンリコ・ダルガス氏が、「外に失いしところのものを、内にありて償わん」とし、ヒース(荒地)で覆われた国土を開墾・植樹して、日本よりも人口も国土も小さなデンマークが豊かな富を抱える事となった事を、明治44年(1911年、同氏51歳時)の聖書研究会で「デンマルク国の話~信仰と樹木とをもって国を救いし話」と題し講演(刊行は2年後)。
 敗戦国の経営の難しさの中、戦いに敗れても精神に於いて敗れない民が真に偉大な民であるとし、ダルガス氏の植林成功によってデンマーク市民の精神が一変し、国内も善く変革されたと述べています。
 そしてそのデンマークからは、敗戦が必ずしも不幸では無いと言う事と、天然の無限的生産力によってもたらされる多大な富と、信仰の実力を学ぶ事が出来ると述べます。国の実力は軍隊では無く、金や銀でも無く、「辛種のごとき信仰」であると言います。
 新約聖書・マタイの福音書17章20節「イエスは言われた。『あなたがたの信仰が薄いからです。まことに、あなたがたに告げます。もし、からし種ほどの信仰があったら、この山に、『ここからあそこへ移れ。』と言えば移るのです。どんなことでも、あなたがたにできないことはありません。」。
 明治34年(1901年、同氏41歳時)、「無教会」を創刊。また足尾銅山鉱毒地を視察して、その後、幸徳秋水らと社会改良団体理想団を設立した内村氏。内村氏は生前にデンマークでキリスト教思想家・哲学者セーレン・オービエ・キェルケゴール氏(1813年~1855年)が当時のデンマークのキリスト教会が形式主義に陥っている事を批判していた事に共感し、「その単独者として絶対者の前に立つ人間観、教会的キリスト教に対する批判に共鳴、同じ無教会的キリスト教の『先導者』として紹介」(解説・鈴木範久氏)。
 最後に内村氏は、「私が今日ここにお話しいたしましたデンマークとダルガスにかんする事柄は大いに軽佻浮薄のわが国今日の経世家を警しむべきであります。」。

 
後世への最大遺物・デンマルク国の話 (岩波文庫)後世への最大遺物・デンマルク国の話 (岩波文庫)価格:¥ 583(税込)発売日:2011-09-17