狷介不羈の寄留者TNの日々、沈思黙考

多くの失敗と後悔から得た考え方・捉え方・共感を持つ私が、独り静かに黙想、祈り、悔い改め、常識に囚われず根拠を問う。

コロナ禍の中での東京オリンピック:日本の調和、忖度、迎合、そして抵抗(3/4)/Tokyo Olympic in Corona:Japanese harmony, fawn, resistance

2021-08-04 00:00:30 | 日本政治・総合 2018~
 <※本当の投稿日時
  True posted date & time:2021/08/08 19:19>

   (当方の都合にて、投稿日時を変更しております。
    I changed posted date and time for my convenience.)

 ※ 本記事において幾つかの文献と画像を引用する事によって構成しておりますが、本記事により当方は収入を一切受け取っておりません。
 ※ I have made composition by borrowing some references and pictures in this article, but I don't receive the income at all by this article.

 コロナ禍の中での東京オリンピック
  日本の調和、忖度、迎合、そして抵抗(3/4)
 Tokyo Olympic in COVID-19 disaster.
  Japanese harmony, surmise, fawning upon, and resistance.


 <→2/4からの続き>


 経済産業省の中小企業庁からサービスデザイン推進協議会に事業の委託とマネーが提供され、続いて順に電通、電通ライブ、そしてパソナに事業とマネーが流れた。そして、その都度、事業を丸投げしながらマネーの中抜き(ピンはね)が行われた。中小企業庁からパソナへは再々々委託・提供という事になる。
 その持続化給付金事業に於いて行政機関の直請けである一般社団法人サービスデザイン推進協議会は、電通やパソナ、ITアウトソーシング会社のトランス・コスモス等が設立に関わったのが実態だ。
 そして、4次下請け、玄孫請けとなるパソナに仕事が回るまでに多額の元金がピンはねされた訳だが、そのパソナはパソナ・グループの完全子会社で、同グループの中核企業とされ、人材派遣事業等を展開している。よって、パソナに登録している派遣社員達は、そのグループの末端として、ピラミッド型の最下層として、ピンはねされて搾られながら、酷使されながら(?)、すずめの涙程の給料(?)で働かされている訳だ。

 先に挙げた、小林賢太郎の件をSWCに通報した中山泰秀議員は、2009年、株式会社パソナ・グループの代表補佐に就任している。
 また、そのパソナ・グループの取締役会長は、あの小泉政権で金融、経済財政の内閣府特命担当大臣や総務大臣を務めた、グローバリストの竹中平蔵だ。竹中平蔵は他にも、世界経済フォーラム(ダボス会議)の理事や、森ビル・アカデミー・ヒルズの理事長等でもある。
 イルミナティの本拠地スイスで行われるダボス会議は、言わずと知れたグローバリストの会議である。また森ビルは、フリーメーソンとの関係が深い。森ビルグループは、創業者の死後、後継の不和により森トラスト(Mori Trust)が分離・独立した。その後、森ビルとの違いを明確化する為、所有するビル名から「森ビル」の文字を外して来た。その森トラストの保有する物件には、メソニック38MTビル(旧メソニック38森ビル)やメソニック39MTビル(旧メソニック39森ビル)が有る。

 メソニック38MTビルは東京都港区芝公園4丁目1番4号地に所在するが、日本メイスン財団(旧東京メソニック協会)が所有する東京メソニック・センター(東京メソニック・ビル)は、同じく芝公園4丁目1番の3号地に在る。更にメソニック39MTビルも、港区麻布台2丁目4番地に在り、それらはサタニック・トリニティの如くにして隣り合わせで立っている。更に、それらは東京タワーとも隣り合わせる。
 東京メソニック・センターには、フリーメーソンの日本グランド・ロッジだけでなく、その他に複数の関連団体も入居している。




東京メソニック・センター、メソニック38MTビル、メソニック39MTビル、東京タワーの位置(※ クリックして拡大↑)



東京メソニック・センター



東京メソニック・センター
以上3点の出典:Google map 



「日本賢国論 新世紀への経済学」(竹中平蔵著、電通刊、1993/04/01出版、)

 森ビルが開業した東京都港区六本木6丁目にある都市型複合商業施設の六本木ヒルズは、地上238mの54階建て、塔屋2階、地下6階を持つ超高層の六本木ヒルズ森タワーを中心としている。東京メソニックセンターから西へ1.5km程の距離に位置し、車で10分足らず、歩いて20分程の距離に在る。
 この六本木ヒルズ森タワーの正面には66プラザという広場が在り、高さ10m程の巨大な蜘蛛のオブジェが据えられている。また、反日左翼メディアの代表格、テレビ朝日の本社ビルが隣接し、先に掲げたAKB48の姉妹ユニット欅坂46の名前の由来となっているであろう六本木けやき坂通りも在る。66プラザという名は、この六本木ヒルズという大規模な都市開発の際、六本木6丁目に所在する事から66再開発と呼ばれた事に因むらしい。僕としてはやはり、聖書に書かれている「獣の数字666」を連想してしまう。
 また、この66プラザでは、2014年から毎年7月~8月にかけて、66体のドラえもんを並べた六本木ヒルズ夏祭りが、テレビ朝日の主催で行われ、森ビル株式会社が特別協力として参加している。



六本木ヒルズ森タワー、66プラザ、テレビ朝日本社ビル、六本木けやき坂通りの位置(※ クリックして拡大↑)
出典:Google map



(※ クリックして拡大↑)
出典:六本木ヒルズ「テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭り SUMMER STATION 2019」



六本木ヒルズ 夏祭りのドラえもん(2018/09)
出典:Google map



66プラザの巨大な蜘蛛のオブジェ
出典:東京待ち合わせ場所ナビ『六本木ヒルズ オブジェ「巨大クモ・ママン」』







左:French edition in 1934: "The Jewish Danger: Complete Text of the Protocols of the Elders of Zion."
   (シオンの長老達の議定書、1934年版。フランス語版:「ユダヤ人の危険:シオンの長老たちの議定書の全文」)
右:Cover of an Arab translation of the "Protocols," published in Cairo of Egypt in 1972.
   (1972年にエジプトのカイロで出版された「プロトコル」のアラビア語訳の表紙。)

 本ブログ
  2020/12/01付『マスゴミの実態を暴く世界共産化ユダヤ革命プロトコル「シオンの議定書」/Jewish revolution "The Protocols of Zion" reveals MSM like trash』


 先程の小林賢太郎のラーメンズ時代の動画をツイッターに載せた雑誌「実話BUNKAタブー」は、本年9月号では「東京五輪の裏で暗躍した電通の悪事すべて晒す」と題したタイトルを表紙に大きく掲げている(https://www.coremagazine.co.jp/bunka_taboo/)。中身を見ていないので詳細は分からないが、目次からは退廃、堕落した構成の雰囲気の中で、変態、卑猥、醜聞が多いと共に、節度、一線を超える程の左翼リベラル系である事も伺える。
 カルト権力イルミナティ、グローバリストが、開会式の直前のタイミングに合わせて、一芸能サイトに情報を与え、すかさずその変態雑誌が取り上げて動画を拡散した。電通も元々からイルミナティの傘下組織であるので、この雑誌は電通を批判している様に見せかけながら、実は、自作自演の演出を行っているのではないだろうか。ユダヤ・イルミナティ・フリーメーソンのサタニック・トリニティは、変態性倒錯者である。

 レイムストリーム・メディア=マスゴミ界、芸能界、エンターテイメント界には、そんな雑誌や電通が今までに行って来た通り、誘惑、挑発、唆しが溢れている。それらの背後には、そのサタニック・トリニティの変態性倒錯者達が存在する。サタニック・トリニティは、大衆を惑わし、騙し、洗脳して、堕落し退廃した悪の方向へ導く。

 
 



 新約聖書・ヨハネの手紙 第一2章15~18節
  世をも、世にあるものをも、愛してはなりません。もしだれでも世を愛しているなら、その人のうちに御父を愛する愛はありません。
  すべての世にあるもの、すなわち、肉の欲、目の欲、暮らし向きの自慢などは、御父から出たものではなく、この世から出たものだからです。
  世と世の欲は滅び去ります。しかし、神のみこころを行なう者は、いつまでもながらえます。
   小さい者たちよ。今は終わりの時です。あなたがたが反キリストの来ることを聞いていたとおり、今や多くの反キリストが現われています。それによって、今が終わりの時であることがわかります。

 The New Testament・The First Epistle of John 2:15~18
  Don’t love the world or the things that are in the world. If anyone loves the world, the Father’s love isn’t in him.
  For all that is in the world—the lust of the flesh, the lust of the eyes, and the pride of life—isn’t the Father’s, but is the world’s.
  The world is passing away with its lusts, but he who does God’s will remains forever.
   Little children, these are the end times, and as you heard that the Antichrist is coming, even now many antichrists have arisen. By this we know that it is the final hour.


 ※ 16節の「暮らし向きの自慢」は新改訳聖書による日本語訳であり、新共同訳聖書では「生活のおごり」、またWorld English Bible(eBible.org)では「pride of life(生活(人生)の誇り)」と翻訳されている。

 ナチスのホロコーストは無かったし、ガス室も存在しなかった。ナチスがユダヤ人を強制収容所に入れたのは事実だが、ナチスはユダヤ人の大量虐殺を全く行わなかった。ユダヤ人と言っても、そのコンセントレーション・キャンプに収容されたのは皆、アシュケナジー・ユダヤ人(血統的にカザール人(ハザール人))ばかりであった。そして、収容所内での大量死は、発疹チフス感染症のパンデミックが起きた事が原因だ。収容者はナチスにとって貴重な労働力であった為に、逆に死んでもらっては困るのであって、キャンプ内には病院は勿論、福利厚生施設、映画館やコンサート・ホール、スイミングプール等、その他、娯楽、レジャーといったレクレーション施設が設けられ、更に慰安所(売春宿)まで設けられ、ストレス発散、健康増進、生産力の向上が図られていた。

 しかし、小林賢太郎はそういう本当の事を知っていたのか、それともユダヤ人虐殺が在った事は本当だと認識した上でホロコーストを茶化して嘲笑わせるコントをやったのかで、小林という人間の評価は異なって来る。ホロコーストがでっち上げであると知っている上で行ったのであれば、まだ解らないでもない。しかし逆に、ホロコーストが真実だと思い込んだ上で行ったのであれば、先に挙げたいじめ、ひいては犯罪を行ってもその事を誇り、栄誉に感じる程の小山田圭吾と同様で、サイコパス(精神病質者)、優生学思想の者と言える。ユダヤ・イルミナティ・フリーメーソンのサタニック・トリニティは、同様にサイコパス、優生思想、そしてタルムーディストだ。

 その小林の件について、有名な教育評論家が「【国際的良識】のレベルが極めて低い証」とおっしゃっている(2021/07/22付・東京中日スポーツ『尾木ママ、小林賢太郎さん解任に「過去の誤りだからと、許す気持ちの強い方は【国際的良識】のレベルが極めて低い証」』 より)。
 その「国際的良識」とは一体何なのか?。ナチスの絶滅収容所(Extermination camp)内のガス室でユダヤ人を根絶しようとした事を覚える(憶える=洗脳される)事なのか?、二酸化炭素(CO2)が原因で地球温暖化が起こっている事を認識する事か?、同性愛やトランス手術のLGBTQを容認する事か?、人工中絶や出生前診断で生命を抹殺する事か?、毒入りワクチンで人工免疫を作る事を義務化する事か?。その「国際的良識」とは、サタニック・カルトが進化・進歩させながら進めるグローバリズムが正しいと認識する上に立ったものであり、僕はそんな良識を否定する。

 開幕から1ヶ月余り遡った6月初め頃、次に掲げる東京オリンピックの表彰式に出る日本人スタッフの衣装に対し、保守系の人々から反対意見が出て、ツイッターにはハッシュタグを付けて「#オリンピック衣装に変更を求めます」と呼びかける運動が起きた。伝統的な艶やかな着物を着ず、インターネット上で言われている通り恰も韓国の衣装の様にも見受けられ、暑い中でのクールビズでも気取ったのか、シンプル、質素、簡素を通り越して、サンダルを履く等と公式の最高峰の舞台に於いて無礼な格好、日本の文化のイメージを貶める様な、損なう様な、破壊する様な衣装に、確かに思える。





 この衣装をデザインしたのは、日本のファッション・ディレクターの山口壮大だ。その山口は、2015年10月28日、オンライン・ショップ「ジャップ」を立ち上げた。「ジャップ」とは、アメリカを初め西欧人が日本人に対して使う差別用語だ。
この事について6月にウィキペディアにて読んで知ったのだが、その後、誰もが編集に参加する事が出来るウィキペディアの山口壮大のページの経歴には、多くの追記や変更が成されていた。そして当該の部分は、『2015年10月28日、「ミキリハッシン」と「KORI-SHOW」の商品などを取り扱うオンラインショップ「ジャップ」を開設。[17](同年10月中に閉鎖[要出典])。』と変更されていた。

 その当該記述部に在る[17]の出典、2015/10/29付・FASHIONSNAP.COM『新オンラインショップ「ジャップ」日本の気鋭ブランドやこれからの日本文化を提案』によると、『ファッションディレクターの山口壮大が手がけるプロジェクト「ジャップ」が始動し、オンラインショップが10月28日に立ち上がった。主に日本国内のものづくりメーカーと取り組んだプロダクトや気鋭デザイナーのファッションアイテムなどを取り扱う。…(中略)…今後も、ブランドの世界観を「ジャップ」ならではの解釈で表現した限定商品などを取り扱い、また様々な試みを「ジャップ」上で行っていくという。』と書かれている。

 この記事は「ジャップ」が立ち上げられた翌日の11:30(日本時間)に投稿されており、幾らなんでもその2日後の10月31日までのたった4日間の内に閉鎖されるとは思えない。[17]は、その前までの記述の出典であり、その後の部分、点線の下線を引いた「(同年10月中に閉鎖)」については出典が記されていない。そして、その直後、当該記述部の最後には[要出典]と在る。その[要出典]の部分にマウスポインターをかざすと、次の様に「この記述には信頼できる情報源の提示が求められています(2021-07-01)」と出るではないか。
 


『2015年10月28日、「ミキリハッシン」と「KORI-SHOW」の商品などを取り扱うオンラインショップ「ジャップ」を開設。[17](同年10月中に閉鎖[要出典])。』
点線の下線部分の記述に出典が明記されていない為に付けられている[要出典]にマウスポインターをかざし、「この記述には信頼できる情報源の提示が求められています(2021-07-01)」と出る。
(※ クリックして拡大↑)
出典:ウィキペディア「山口壮大」

 そして、その「要出典」をクリックすると出て来るページには、次の様に書かれている。

 『ウィキペディアでは「Wikipedia:検証可能性」という公式な方針により、「信頼できる情報源が公表・出版している内容だけを書くべき」とされており、そのことを第三者が確認することができるように出典(参考文献)を明記することが定められています。
 詳細は「Wikipedia:出典を明記する」を参照
 出典のない記述について「検証可能性」の方針は「誰でも取り除くことができる」、「除去されても文句は言えない」としています。しかし、論争の発生しやすい記事においての突然の除去は編集合戦につながることがありますし、出典を明記すべき範囲についての見解の相違などもあります。そのため、利用者による議論や出典提示の機会を与えるために「要出典」、「要出典範囲」などのテンプレートが用意されています。
 「出典を示す義務を負うのは、除去を求める側ではなく、書き加えようとする側」と規定されています。もし、あなたが、[要出典]が貼られた記述部分に関する信頼できる情報源(ソース)をご存じでしたら、その情報源を出典としてそのページに加えてください。もし時間がなければ、出典をその記事のノートページなどに書き残すだけでも他の編集者の助けになります。』
  (ウィキペディア『Wikipedia:「要出典」をクリックされた方へ』より)

 以上の通り、ウィキペディアは誰でもが、どんな人でも、編集に参加して、恣意的に書き加えたり抹消したりして変更出来る。よって、このフリー百科事典は余り当てにならないと言える。また最近では、MSMマスゴミやビックテックのSNSと同様に、ウィキペディアも左翼リベラル系の宣伝を担う程に偏向して来ている。

 前回の1964年の東京五輪では、日本伝統の着物姿の女性が表彰式に出られていたが、今回は真夏の炎天下の下だから何だからと言いながら、そんな「キャンセル・カルチャー」する様な反日ファッションを採用した。また、前に掲げた問題人物達と同様に、何故そんな反日的な者を五輪の衣装デザインのスタッフに敢えて採用したのかも疑問だ。



1964年の東京大会オリンピックでメダルを運ぶ着物姿の日本女性達
出典:2014/09/03付・タディの国旗の世界 「オリンピック、五輪を染めた振袖2点」

 前に掲げた様に、世界中から多くの人々が集まるオリンピックでは、テロが起こされる可能性が有る。そんなテロを煽動したり、誘導したり、そして指令を出すのは、カルト権力のユダヤ・イルミナティ・フリーメーソンのサタニック・トリニティだ。
 それ故、そんなテロが起こされず、無事、安泰に競技、イベントが進行される事を願う余り、運営・執行委員達は、それらのグローバリストに迎合した事が見えて来る。
 あの反グローバリズムのロシアで行われたサッカーのワールドカップでも、「ピラミッド」が登場し、その事が伺えたものだった。



出典:2018/06/02付・YouTube「2018 FIFA World Cup Russia | OFFICIAL TV Opening」

 また、2025年に開催予定の大阪・関西万博のロゴマークは、先に掲げた2012年のロンドン五輪のマスコットと同様に、非常に気味が悪い「目玉」のデザインとなっており、インターネット上では「コロシテくん」とも命名されている。こちらも露骨な、イルミナティへのへつらいが見て取れる。



2025大阪・関西万博のロゴマーク

 前述した、オリンピック開幕直前の足を引っ張る目的での問題のインサートと共に、内外から期待され、予定されていた「KIMONOプロジェクト」のオリンピックでのお披露目が叶わず、とても残念だとも、インターネット上に多く寄せられている。
 その「KIMONOプロジェクト」は、福岡県久留米市の呉服店「蝶屋」株式会社の高倉慶応・代表取締役社長が、2014年に創設した一般社団法人イマジンワンワールドが進めてきたプロジェクトだ。


YouTube: Imagine One World「KIMONO PROJECT」2021
2021/07/05

以下3点、上のYouTubeより







「世界213の国と地域、それぞれが⼤切に思い誇りとしている。⾃然・⽂化・歴史を映したKIMONO(着物+帯)が完成しました」
「各国を映したKIMONOで世界が⼿をつなごう!2021年夏、世界が注⽬する時、KIMONOを通して世界中に平和の願いを届けます」
「ONE WORLD、「和」から「輪」へ、各国の対⽴や分断を越え、世界共通の難局を乗り越え、KIMONOを通して世界が⼿をつなごう!『世界はきっと、ひとつになれる』」
「JAPAN LEGACY、2021年の⽇本から、KIMONOが奏でる平和の⾳⾊、それは、⽇本ならではのおもてなしのカタチ……」
 (以上、上のYouTube:『Imagine One World「KIMONO PROJECT」2021』より)

 上の引用文は、現在のイマジンワンワールドの体制の下で書かれたものである事を、一応、付け加えておく。

 社名の一部にもなっている「ONE WORLD」という言葉や、上のYouTubeのサムネイル画像(表紙)に映っている通り、着物姿の女性達がコルナサインをしている様にして手の指を繋いで輪を作っているのは、少し気に掛かる。ただ細かく言えば、コルナサインは人差し指と小指を立てるので、親指と小指を立て気味にして繋いでいる様は、異なる様にも思える。余り露骨にすると汚れるので、少しだけ忖度しているのだろうか?。やはり、国際舞台に出て活動しようと思えば、カルトのグローバリストに対して忖度、迎合しなければ成功する事は難しいという事だろうか?。知っての通り、コルナサインはサタン(悪魔)を意味するし、ワンワールドは結局のところ、偽善の平和、共産主義の下の平等をもたらす世界統一政府に支配された世界という事だ。

 高倉氏はまさかグローバリストという訳ではないだろうし、純粋に世界の平和を願うと共に、各国の伝統や文化、歴史、自然、アイデンティティを尊重しながら、相互理解を深める事を考えてのものだろう。日本の伝統の和服、着物を世界に発信すると共に、世界各国へのおもてなしにも活用しようと考えるのは、祖国愛、愛国心を持ってこそ行う事が出来る。



「最後に完成した日本の着物と帯(手前)の説明をする高倉慶応さん=22日午後、福岡県久留米市」
出典:2020/07/23付・西日本新聞『世界213カ国・地域を一つに 東京五輪彩る「キモノ」完成』

 しかし、創業者の高倉氏は、その後、イマジンワンワールドの代表理事から退いている。そしてその後、2018年8月(2019年から正式に肩書が変わったのか?)から後を引き継いでいるのが、現在の手嶋信道・代表理事だ。
 高倉氏が辞任した事、手嶋氏の代になると、創業時からのメンバー40人を解雇して入れ替え、総会で3分の2を確保する体制を執った。それ故、ネット上では「乗っ取り」ではないか?、とも言われている。
 そして、オリンピック開幕直前には、イマジンワンワールドが蝶屋に保管を依頼していた当該の213着のKIMONO(着物+帯)の返還を蝶屋側に求めたと言うが、蝶屋側がイマジンワンワールド側のその求めに応じず、五輪組織委員会も開幕3日前まで検討したものの、結局、オリンピックでそのプロジェクトの着物が披露出来なくなったという。

 このイマジンワンワールドの中では、内紛が在るらしい。代表理事の引き継ぎの後から両者の関係が悪化して、その後、法廷闘争にまで発展している。どちらが悪いとか詳しくは解らないので、僕はこの件に関し判断出来ない。以下に、両者の言い分を少しだけ引用する。
 創業者で前代表理事の高倉氏の5月4日付facebookの記事によると、

 『……連休明けに、総会が開かれるそうです。内容見て、驚きました。つい最近ですが、どの国の着物かもわからない人を40人も社員にして、総会での3分の2の勢力を確保し、その数の力を利用して勇気を持って内部告発したことを理由に、自分に都合の悪いことを言う、創設時からの社員をクビにし、さらには、定款に謳ってきた社団の目的から「日本の伝統文化」という部分を消して、KIMONOプロジェクトの根本的な理念まで変えようとする内容の総会です。このような、代表理事を名乗る男、その脇で暗躍する女性社員。現理事の皆さんの行為は、あまりにひどい。ホームページで、元オリンピアンや、日本人初のメジャーリーガーと紹介されている理事のお二人は、本当にこの内容をキチンと説明され理事会で承認され召集してあるんでしょうか?つい最近、入られたという、40人の社員さんはこんな総会に参加して、賛成に投票されるのでしょうか?……
 …(中略)…
 ……現在のイマジンワンワールドは、こういうことを試みる団体だとこれまでKIMONOプロジェクトに賛同支援してくださってきた多くの皆様に謝罪を込めてお知らせいたします。こんな団体に、あの貴重なプロジェクトの作品を預けて良いはずない。とても悲しい。』



 イマジンワンワールドのホームページに投稿されたプレスリリースに在る記事には、

 『……当法人のKIMONOは、前代表の高倉慶応氏が代表取締役を務める蝶屋株式会社に保管を依頼していましたが、令和3年4月、蝶屋株式会社との契約を解除し、KIMONOの返還を求めました。しかし、 蝶屋株式会社は返還を拒絶しました。私どもは蝶屋株式会社とはTOKYO2020開幕ギリギリまで交渉して参りましたが、 合意に至りませんでした。そのため、私どもは開会式にKIMONOを提供できませんでした。
 組織委員会の方には、TOKYO2020開幕3日前という間際までご検討いただきましたことについて、橋本聖子会長に心より感謝申し上げます。……』
  (2021/07/23付・Imagine One World-KIMONO PROJECT「【お知らせ】2021年7月23日 東京オリンピック開会式)」より)

 『お問い合わせが多いため、改めてお知らせいたします。
 当法人 一般社団法人イマジンワンワールドは、2019年の高倉慶応の不祥事により、下記の人事異動がありました。
 尚、高倉慶応は代表理事を辞任、退社しております。
 1.役員の異動
 代表理事
 新任 手嶋信道(2015年より理事)
 辞任 高倉慶応
 2.高倉慶応辞任事由
 ……(以下、省略)』
 (2021/07/24付・Imagine One World-KIMONO PROJECT「【プレスリリース】役員の人事異動について」より)

 わざわざ、敢えて、日本国家の為を思って自らが発案して創業し、その後も苦労を重ねて来られた高倉氏が不祥事を行ったとは、余り思えない。
 反対に、次に掲げるものも含めて読んでみると、手嶋氏がグローバリスト、或いは本人がそうでは無くとも、周囲のスタッフにグローバリスト達、或いはグローバリストの手下、或いはグローバリストに使われているのではないか?とも思えて来る。やはり、左翼・リベラル系であるグローバリスト達が東京オリンピックを失敗させる為の一環として、KIMONOプロジェクトの披露を妨害したのだろうか?

 現代表理事の手嶋氏はこう述べている。
  『おもてなしという言葉がありますが、”押しつけ”とはき違えている人が多いのではないかと感じることがあります。例えば、相手の国の食文化をよく調べずに「日本だと〇〇が美味しいよ」とか。そうではなく、相手のことを調べて、相手が何をしたら喜ぶかを考えるのが、本当のおもてなしだと僕は考えています』(2020/07/24付・きものと「奇跡の扉が開く時― イマジンワンワールド 代表理事 手嶋信道さん」より)

 日本の伝統や文化、歴史を押し殺してでも、カルトのグローバリストをはじめ、欧米や超大国の支那(中国)やロシアに忖度し、迎合し、媚びへつらわなければならないという事をおっしゃっておられるのであろうか?
 また、手嶋氏が1993年~2015年まで勤務したグローバル企業、株式会社アシックスは、新疆ウイグル問題に対する声明では、支那(中国)の肩を持つ内容であった。支那でのビジネスを成功させる為には、支那に媚びへつらうという事か?

 『オーストラリア戦略政策研究所(ASPI)の報告などをきっかけに新疆ウイグル自治区での「人権侵害」に対する世界的な懸念が広まる中、2021年3月25日にアシックスの新浪微博公式アカウントが、新疆綿を継続して利用すること・「一つの中国」の原則を尊重すること・「中国に関する一切の中傷やデマ」に反対することを表明した声明を出した。同自治区産の綿花の調達を見合わせたH&M等に対して中華人民共和国内では不買運動などが呼びかけられており、当局を刺激しないようにした意図があるものと見られているが、欧米の制裁強化の動きに逆行するものであり、批判の声が上がっている。ハフポスト日本版は翌3月26日に、この声明が本社の了解を得て中国法人が出したものであることをアシックス本社の広報担当者が取材に対して認めたと報じた。
 一方、微博の声明文は3月29日に削除され、同日オーストラリア放送協会(ABC)が「事前に本社からの許可を得ていないものであり、会社としての立場を示すものではない」とするハフポストの報道と異なる広報担当者のコメントや「同社の中国人従業員が書いたものだ」という消息筋からの情報を報じ、その後のハフポストの取材に対しても「広報担当者の認識が間違っていた」として同様に回答している。これを受けて、微博での声明を支持した中国人のアシックスに対する失望と怒りの声が中国メディアで報じられ、俳優の李易峰がアシックスのイメージキャラクター契約打ち切りを発表した。』
  (ウィキペディア「アシックス」より)

 7月28日付の高倉氏のfacebookの記事には、同日付の産経新聞に掲載された記事が添付されている。高倉氏は、左翼・リベラル系の朝日新聞や毎日新聞では無く、産経新聞を読まれている事から、保守的な思想をお持ちであろう。その記事の見出しには、「一刻も早く初心に戻すべし」と大きく書かれている。そのfacebookの記事で述べられた高倉氏の声明は、

 『本日、産経新聞に記事が掲載されました。キチンと取材され中立性を保った記事だと思いますので、是非ご一読ください。現在、幾つかの係争が行われている関係で詳細なことは、差し控えねばなりませんが皆さん期待していた五輪における採用が叶わず、当時、一番落胆したのは、多分僕だと思います。それは、自分の名声への思いではないです。少なからず、期待と希望を感じて来てくださった作者やスポンサーに、いい報告が出来ず申し訳なく思う気持ちでした。……
 …(中略)…
 ……この記事に書いてあるようにこのプロジェクトの題名を鑑みると、今の状況は、とてもイマジンとは言えません。たとえ、裁判でどちらに結論が出たにしても人に誇れるものではないし、誰も得をしないような気がします。得をする人がいるとすれば、完成が見えて動きだし、それを手中に収めて何かしら企みのある人たちでしょう。まあ、それにしても、今のネットの誹謗中傷は、酷いもんですね、、、言ったものが勝ちなような世界です。手嶋さん、開会式が終わった今だからこそ、あの頃に戻って欲しい。僕もそうだけど、非は非として認めてあなたが迷惑かけたり不快な思いをさせた全ての人に、キチンと謝りなよ。今、あなたの周りで、暗躍している人たちは頭は良いのかもしれないけど邪悪だと思うよ。正直に本当の事を言いなよ。それが、代表の務めだと思うよ。』



 2021/07/28付・産経新聞『「KIMONOプロジェクト」岐路 五輪関連行事不採用』

「KIMONOプロジェクト」岐路 五輪関連行事不採用

世界各国・地域をモチーフにした着物を制作し、業界再興のきっかけ作りを目指す「KIMONOプロジェクト」が岐路に立っている。お披露目の場として...

産経ニュース

 


 2021/07/24付・note・Bbab「KIMONOプロジェクトのオリンピックお披露目が叶わなかった理由が凄惨だった」
 2021/07/24付・道楽日記「【経歴】手嶋信道のFacebook↓着物プロジェクトは乗っ取り?」


 <4/4へ続く→>



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