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「サツキとメイの家」を訪れる

2009-03-29 12:42:16 | 旅行
ということで、サツキとメイの家について。
サツキとメイの家は愛知万博の際に作られたパビリオンの1つで、ジブリの映画「となりのトトロ」に出てくるあの家が忠実に再現されている。万博閉幕後に愛知県に寄贈され、事前予約が必要なものの観覧料500円を払えば中を見学することができる。
まあ詳しくは各自ググってもらうとして・・・(ぉぃ


まずは外観。確かに「となりのトトロ」のまんまだ・・・


こちらはお父さんの書斎。考古学者なので本とか資料がいっぱいなんだって。


自転車とか。作中では出てこなかったとは思うけど。あー、隣の家の男の子が迷子になったメイを探すときに乗ってたか。


ちゃんと表札もあるんです。


ちゃんとバス停もあります。
でも作中では林の中にあったんだよね、これって。こんなに開けた場所にはなかったはず・・・

と、ここまでの写真で気づく方もいらっしゃるかもしれませんが、家自体は忠実に再現されているもののまわりの環境は再現されていないんですね。
物語ではこの草壁家は空き地にポツンと建っていたはずなのですが、このサツキとメイの家は裏にすぐ山が迫っていてそういった印象は受けません。トトロを追ってメイがくぐっていったトンネルみたいなのもありませんし。
・・・まあそんなところまで忠実には作れないのは当たり前ですが。

外から見た後は家の中も見学(注:室内は撮影禁止なので写真はありません。但し外から覗き込むようにして撮影するのはOK)。
意外なことに押入れとか机の引き出しとかなべのふたとか、そういったものは何でも開けてみていいということだったのでどんどん見てみましたよ。
しかもランドセルの中の教科書はもとよりほんとに小さな小箱の中にまでちゃんと物が入れられていたことには驚き。もちろんそれぞれの物はちゃんと物語の時代当時のものがセレクトされています。

で、観覧時間は外から15分、室内で15分なんですが、室内を落ち着いて見るには15分はちょっと短すぎかなと。もうちょっとじっくりとあちこち見て、「トトロ」の世界に浸っていたかったです。


なんか入口にあった。モリゾーとキッコロとトトロ。


ちなみにただ単純に見るだけなら、丘の上に展望台があるのでそこからも見ることができます(無料)。俯瞰して見れるので行っても面白いとは思いますが、やっぱり遠いのは否めない。


<オマケ>


愛・地球博記念公園は異常なほど広いので、無料の園内バスが出ています。公園入口からサツキとメイの家までは歩いて15分以上はかかりますが、これなら10分かからないです。もちろんバスにもモリゾーとキッコロがいっぱい。


こちらは愛・地球博記念館にて。万博閉幕後、各国のパビリオンから寄贈された品々が展示されており、万博の記録が残されています。ここの受付?にもでっかいモリゾーとキッコロがいました。