<昨日朝、JR東北本線さいたま新都心-大宮間で架線が切れ、電力の供給をストップ。宇都宮線・高崎線・京浜東北線・湘南新宿ラインが運転を見合わせた。未確認情報だが、埼京線・武蔵野線も一時的にストップしたらしい。>
テスト前ですが、地元ネタなので書くことにする。と言っても架線とか工学的なことは何もわからないので、JRの対応、事故の背景についての自分なりの考えをまとめようと思います。
ちなみに、管理人はいつもより早く登校したので、この事故を知ったのは学校でのことでしたが、都内に通勤している姉がちょうどかち合ってしまい、事故の詳細を聞くことが出来ました。
まあ事故の詳細は昨日のニュース・新聞で詳しく取り上げられているので詳しくは書きませんが、その中でいくつか誤認があったのでまずはそれについて。
読売新聞夕刊には現場について「高崎線さいたま新都心-大宮間」と書いてありますが、これはまったくの間違い。高崎線は書類上大宮-高崎間なので、この区間は東北本線ということになります。また、「同区間には7本の列車が・・・」などと書いてありますが、明らかに7本も入れない距離であり、実際には2本であることを指摘しておきます。
続いて事後対応について。「快速むさしの号」は武蔵野貨物線のトンネル内で停車したとのことですが、これは明らかに判断ミス。トンネル内でh乗客を降ろすのは危険ですが、せめて10キロ程度の低速運転で安全確認をしながら先頭車をトンネル外部まで出すべきだったと思います。この電車は毎朝相当の乗客が乗っていたのを目撃しているので、他の列車よりも早く対処するべきだったのではないでしょうか。
振り替え乗車の対応も遅かったようです。駅員も混乱したようで、新幹線・他社線・バスへの案内もうまくいかないということが続発。今後はこういったアクシンデントへの対応力も研修することになるでしょう。また毎度のことですがJRの予測能力の脆弱さも露呈し、当初の復旧見込みから2時間以上も遅れたことも反省すべきです。
さらに、この事故の背景について。今回は上り列車の運転士が赤信号に気を取られて本来停車してはいけない場所へ停車したことが原因とされていますが、このことの根本的な背景には列車本数の多さが問題でしょう。東北本線大宮以南は高崎線も加わり本数の多いところ。もっと本数を湘南新宿ラインへ振り替えてせめて赤羽まで輸送力を分散させたりするべき、と個人的には思います。思い切ってこの時間帯の湘南新宿ラインをすべて池袋折り返しにして増発させるという考えもあるでしょう(もっともこれでは池袋-新宿間の混雑がさらに増すことになりますが―)。また、以前から計画段階にある京浜東北線の宮原延伸での乗客の分散、高崎線列車の埼京線直通、埼京線の高速化等々、輸送力を増やすことも考えていいと思います。もっとも都心回帰でこれからは乗客が減るかもしれませんが、これによってますます発展し、新たな活性化につながる可能性もあるかもしれません。
今回の事故は、こんな言葉ですべてを表せると思います。
「いずれは大きな遅延が起こると思っていた」(友人談)
「もうJRはいいかげんにしてほしい」(姉談)
つまり、沿線住民ではこれまでの事故から、このような大規模な遅延がすでに予測されていたということです。今回は死傷などの人的被害が出なかっただけ不幸中の幸いでしたが、このままでは重大事故の起こる可能性も否めません。だいたい謝罪に社長が出てこなかったことからしておかしすぎる。普通、他の業種では社長が会見して謝罪するのが当たり前の規模の事故です。JRはこれを機に大規模な人事異動・研修・意識改革を進めない限り、信用を失ったままでしょう。
以上長文でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました! m(_ _)m
テスト前ですが、地元ネタなので書くことにする。と言っても架線とか工学的なことは何もわからないので、JRの対応、事故の背景についての自分なりの考えをまとめようと思います。
ちなみに、管理人はいつもより早く登校したので、この事故を知ったのは学校でのことでしたが、都内に通勤している姉がちょうどかち合ってしまい、事故の詳細を聞くことが出来ました。
まあ事故の詳細は昨日のニュース・新聞で詳しく取り上げられているので詳しくは書きませんが、その中でいくつか誤認があったのでまずはそれについて。
読売新聞夕刊には現場について「高崎線さいたま新都心-大宮間」と書いてありますが、これはまったくの間違い。高崎線は書類上大宮-高崎間なので、この区間は東北本線ということになります。また、「同区間には7本の列車が・・・」などと書いてありますが、明らかに7本も入れない距離であり、実際には2本であることを指摘しておきます。
続いて事後対応について。「快速むさしの号」は武蔵野貨物線のトンネル内で停車したとのことですが、これは明らかに判断ミス。トンネル内でh乗客を降ろすのは危険ですが、せめて10キロ程度の低速運転で安全確認をしながら先頭車をトンネル外部まで出すべきだったと思います。この電車は毎朝相当の乗客が乗っていたのを目撃しているので、他の列車よりも早く対処するべきだったのではないでしょうか。
振り替え乗車の対応も遅かったようです。駅員も混乱したようで、新幹線・他社線・バスへの案内もうまくいかないということが続発。今後はこういったアクシンデントへの対応力も研修することになるでしょう。また毎度のことですがJRの予測能力の脆弱さも露呈し、当初の復旧見込みから2時間以上も遅れたことも反省すべきです。
さらに、この事故の背景について。今回は上り列車の運転士が赤信号に気を取られて本来停車してはいけない場所へ停車したことが原因とされていますが、このことの根本的な背景には列車本数の多さが問題でしょう。東北本線大宮以南は高崎線も加わり本数の多いところ。もっと本数を湘南新宿ラインへ振り替えてせめて赤羽まで輸送力を分散させたりするべき、と個人的には思います。思い切ってこの時間帯の湘南新宿ラインをすべて池袋折り返しにして増発させるという考えもあるでしょう(もっともこれでは池袋-新宿間の混雑がさらに増すことになりますが―)。また、以前から計画段階にある京浜東北線の宮原延伸での乗客の分散、高崎線列車の埼京線直通、埼京線の高速化等々、輸送力を増やすことも考えていいと思います。もっとも都心回帰でこれからは乗客が減るかもしれませんが、これによってますます発展し、新たな活性化につながる可能性もあるかもしれません。
今回の事故は、こんな言葉ですべてを表せると思います。
「いずれは大きな遅延が起こると思っていた」(友人談)
「もうJRはいいかげんにしてほしい」(姉談)
つまり、沿線住民ではこれまでの事故から、このような大規模な遅延がすでに予測されていたということです。今回は死傷などの人的被害が出なかっただけ不幸中の幸いでしたが、このままでは重大事故の起こる可能性も否めません。だいたい謝罪に社長が出てこなかったことからしておかしすぎる。普通、他の業種では社長が会見して謝罪するのが当たり前の規模の事故です。JRはこれを機に大規模な人事異動・研修・意識改革を進めない限り、信用を失ったままでしょう。
以上長文でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました! m(_ _)m