zoolog ずーろぐ

パンダとかマレーグマとかホッキョクグマとか なぜかクマばっかり会いに行ってます

秋でも水遊び

2014-10-30 22:26:41 | 札幌市円山動物園
今日は休みを取っていたので、午後から円山動物園へ。
繁殖準備のため来週より世界のクマ館が閉鎖されるということで、ホッキョクグマの様子を見に行ってきました。
ホッキョクグマ「ララ」と「キャンディ」の出産準備と世界の熊館観覧中止について(円山動物園ホームページ)


キャンディはしばらくじっとしていましたが、プールの縁までやってきて、水をぱしゃぱしゃ。


カ「こんなに寒いのにプールに入るの?」


キ「どうしようかなー」


そろそろとプールに入りました。
意外と水の中の方が暖かかったりして?


5分ほど水中を歩いたり、顔を洗ったりしていましたが


ごしごし
陸に上がると、壁で毛づくろい。
このあとすぐに室内に入ってしまいました。

ララはプール清掃のためずっと室内におり、会えずじまい。
残るデナリはというと


こちらもプールの中で、元気に遊んでいました。


ガス管くぐりもやってくれましたが、


どうやらお気に入りはこの黄色のポリタンクのようです。


顔にかぶってみたりもしました。
溶接用のマスクみたいですね


くわえてどこかに持っていって


しばし思案…


えい


やー!
と、プールに投げて。


ラッコみたいな背泳ぎで、大事に大事に抱えていました。


<おまけ>


デナリのうなじ…

連休パンダ

2014-10-28 22:29:50 | パンダ(上野動物園)
上野動物園のつづき。
もちろん、パンダにも会ってきました。


リーリーは奥の運動場、やぐらの中段で食事中。
このやぐら、つい先日新たに設置されたものということで、上まで登ってくれるかなと期待していたのですが


ぐーすかー
べっちゃりパンダでおやすみモードに…


よっこいしょ
時間をおいてパンダ舎へ戻ると


力「じーっ」
登ってくれる!?


力「どうしよっかなあー」


力「やめたー」


残念ながら、舌をペロペロしながら、また眠ってしまいました…

一方のシンシンは


ぽりぽり
手前の運動場で食事タイムでした。


連休ということもあり、人が多いので後ろから見ていると


真「つぎの竹はーっと」
まんまる!まるでおにぎりのようです。


ずっと岩に寄りかかっていたのか、背中に跡がついちゃってます…

いったん西園へ行き、夕方戻ってくると


むしゃむしゃ


力「うまー!」


ぽきぽき


真「うまうま」
屋内で食事中でした。
16時すぎから見ていたのですが、トレーニングはなし。この日はその前にやってしまっていたのかもしれません。


シャッターが下りるところまで見届けて、観覧終了となりました。

いつもながらに思うことですが、パンダ舎に常に人が多いことに加え、会いたい動物が多すぎてどうしても目移りしてしまい、なかなかパンダをじっくり見ることができません…
次こそは、できるだけパンダに時間を割きたいところです。

Qとナギ

2014-10-25 23:46:31 | 動物園
2週間前ですが、お正月ぶりに上野動物園に行きました。
ひとまずパンダ…は置いておいて、シカ舎へ向かうと


めずらしく、カモシカのナギくんが見えるところに。


実は以前、同じところで暮らすエゾシカのQくんが角で威嚇して以来、この2頭はあまり仲が良くないらしく…
いつ訪れても、ナギは運動場の高いところにいるだけでした。


ところがこのときは、Qが運動場の奥でじっとしていたためか


なんとナギがお客さんの目の前まで来てくれたのです!


ナ「ぼくだって、たまにはみんなの前に出てくるよ」
今までずーっと上にいるわけではないのでしょうが、ナギをこんなに近くで見られたチャンスはなく初めてでした。
脚の細さも、顔の模様も、遠くからではいまひとつわからないことです。


ナギはひさしぶりに下までおりてきたのか、あちこち探検していました。


ナ「こんにちは。ここはお客さんのすぐ近くで、いいね」


いつもお客さんから離れたところにいるのは、Qに気を遣っているから?それとも、恥ずかしいから?
もしかすると、このときのナギは少しばかり、照れていたかもしれません。


しばらくすると、Qが動き出しましたが


互いに特に気にするそぶりもなく、ナギは広い運動場を、楽しそうにたったかたったかと走り回っているのでした。
Qとナギ、さすがにいっしょにごはんを食べるのは無理だろうけど、前よりは安心した関係になっているのかもしれません。

レッサーパンダの赤ちゃん

2014-10-18 23:24:50 | 札幌市円山動物園
前回の更新から、またまた間が開いてしまいました。
実は10日間ほど研修で東京へ行っておりました。
時間を見つけて上野動物園にも行きましたので、近日中にご紹介したいと思います。

さて、札幌を離れている間に公開が始まったのが

レッサーパンダ&コツメカワウソ かわいいベビー公開しています(円山動物園HP)


7月に生まれた、レッサーパンダの赤ちゃん!
早速きょう、会いに行ってきました。
公式での公開時間は10時半からですが、実は午後にも運動場に出ており、14時ごろに行くと母・ココと親子で外にいました。


ココ母さんに飛びかかってみたり


高いところにももう登れます!

元気いっぱいぴょこぴょこ跳ねながら、意外にもココから離れてひとりで、運動場を探検していました。
ちなみに隣の運動場には父親のセイタがおり、セイタも赤ちゃんも互いに気になっている様子。
・・・でしたが、セイタが柵越しに近づいた際にココが威嚇して追い払っていました。


1時間ほどすると赤ちゃんはおやすみモード。
急激に寒くなったからか、ココはしきりに赤ちゃんをなめていました。

頭の大きさは大人と変わらないのに、体は小さいというアンバランスさがなんともかわいいレッサーパンダの赤ちゃんでした。
ちなみにカワウソの赤ちゃんは撃沈したのでまた次の機会ということで・・・

とっかりセンター

2014-10-02 17:36:46 | 動物園

先日オホーツクを旅行した際に訪れた、紋別市のとっかりセンターについて取り上げたいと思います。

前回もちらりと書きましたが、こちらは「アザラシのみを飼育する」水族館。
元々はケガをしたアザラシを保護する施設ということで、現在飼育されている個体もすべて野生由来だそうです。
紋別といえば流氷見物で有名ですが、裏を返せば厳冬期以外の見どころはなかなか聞かない場所のように思います。
私自身、とっかりセンターの存在を知らなければ、紋別はなかなか行かない土地でした。
流氷は見たいけど、気温はマイナス10度が基本らしいので、さすがにちょっと足が遠のきますね…


いちばんの魅力は、1日に数回行われているエサの時間。


時間が近づくと


まだかなー
アザラシ待機中!


そしてそのまま陸上に上がってきて、お客さんの目の前でごはんをあげてくれるのです。
ちょうどこの時は団体の方々が来ていて、アザラシも複数出てきていました。


なあに?
先ほど目の前と書きましたが、本当に文字通り「目の前」です。
アザラシを観察し放題、息づかいも感じられます。


で、しかも直接さわれます
アザラシなんて初めてさわりました。見た目ではツルツルしてそうですが、すべて毛でおおわれているので、どちらかというと”しっとり”という感触でした。

さてこの日、団体さんが帰ってしまった後に行われた15時の回は、平日ということもありお客さんはたったの数人だけ。


オスの「あぐ」くんが担当となり、飼育員さんに詳しく解説していただきながらのごはんタイムとなりました。


口を大きく開けて、健康チェック。
きれいなピンク色で健康のようです。


これから食べるお魚を自分で持たされるあぐくん。


はずかしー!

このあと、あぐくんにさわり、さらにキスをしてもらうことに。
ところがほっぺたに軽くタッチするだけでなく、思いっきりベロベロとなめられてしまいました…
魚を食べているわけだし生臭いのかなと思っていたのですが、匂いがあまりなかったのが意外でした。
すぐ拭きましたがw


この施設には現在20頭弱が飼育されているとのこと。
ゴマフだけでなく、いろいろな種類のアザラシがいました。
中には失明して目が見えなくなった個体もいるそう。
見た目がよくないから水族館だとバックヤードに引っこめちゃうけど、ここは展示が主ではなくて、あくまで保護個体を飼育する施設だから…とのことでした。


ちなみに、屋内には最近保護された赤ちゃんアザラシを見ることもできました。
この子は元気になったら、野生に返すのだそうです。
それにしても外に興味があるのか、柵の隙間からずっと見ていますが、首だいじょうぶなのかな…


…だそうなので、安心しました。