zoolog ずーろぐ

パンダとかマレーグマとかホッキョクグマとか なぜかクマばっかり会いに行ってます

梅浜・永浜の誕生日会

2012-09-28 21:15:06 | パンダ(アドベンチャーワールド)
今回は、9月13日に行われた梅浜・永浜の4歳の誕生日の模様をご紹介します。
※一部の写真の右側に黒い点というか影のようなものがありますが、どうやらレンズかカメラの内部にホコリが入ってしまったようです。お見苦しいかと思いますがご容赦下さい。

ちなみに昨年の様子はこちら


まずはバースデーケーキの準備から。緑と赤、2色の氷と雪だるまが出てきました。
雪だるまの片方にはニンジンでかたどったリボンが付けられています。


そこに竹で作られた「4」と、ロウソクに見立てられたリンゴが差され、準備完了!


13時40分ごろ、2頭が出てきました。


永「ぼくもおやつ欲しいな...」
先に出てきた梅浜は奥でおやつ(クッキー)を食べています。


永「みなさんこんにちは!」
永浜はおやつを探しにいきます。


梅「おいしかったー」
梅浜も新たなおやつ探しへ。


永「おかしいなあ、滑り台にはないぞー」
梅「じーっ」
いつものウェイクアップタイムだとおやつが置いてある滑り台を確認する双子。きょうはそこにはないんだよ!


永「あれ、なんだこれ」
梅「もぐもぐ...」
ケーキを見つけました。梅浜はもうリンゴかニンジンを食べてますね。


永「おリンゴだ!いただきまーす」
梅「まぐまぐ」
梅浜はずっと下を向いちゃってます・・・
(梅浜の背中にある黒い点が最初に書いたホコリです。撮ったときになぜ気付かなかったんだろう・・・)


梅「なに?下向いてちゃだめ?」
うーんと、せっかく誕生日なんだから、できれば顔見せてほしいなー


梅「むしゃむしゃ...」
顔を上げてくれたものの、残念ながらこの角度だと見えません・・・やっぱり早めに来てちゃんと場所取りしとけばよかったなー・・・

ここでお客さんみんなでバースデーソングを歌うことになりました。
♪Happy Birthday 梅浜&永浜!


永「こんなにたくさんの人に祝ってもらえてうれしいな!って梅ちゃん・・・」
梅「ごしごし...」
歌いだしたところで、なんと氷にお尻をこすりつけ始めた梅浜。よっぽどかゆかったんでしょうか・・・思わずお客さんも爆笑していました。
あと1分我慢すればよかったのに、よりにもよっていちばんクライマックスの歌のところでやってくれるとは、さすが梅ちゃんです。。。


歌も歌って、誕生日会のイベントは終了となりました。引き続きケーキをいじくる2頭。
もう「4」型の竹も壊され、ケーキとは言えない形になってきました。


梅浜は氷に顔をうずめ始めました。冷たくて気持ちいいのかな?


氷で遊ぶ梅浜と永浜


しかし、飾り付けてあったおやつもすべて食べてしまい、そろそろケーキにも飽きてきたみたいで


2頭ともいったん離れていきました。


と思ったら再び梅浜がケーキにやって来ました!


梅「冷たい!気持ちいいよー!」
この日はとても暑かったので、氷を抱っこするのが気に入ったようです。


今回の訪問でいちばん会心の一枚。楽しそうに氷と戯れています。

ちなみにこの写真、多くの方が予め場所取りしていたケーキの真正面からだと、ただ梅浜がだらけているようにしか見えなかったみたいです(笑


一方、永浜はやぐらの上で眠ってしまいました。右上に写っている扇風機から出ているミストがちょうどあたる位置なので涼しかったみたいです。

しかし、屋外の気温がぐんぐん上昇し、バックヤードに戻ることに。


先に梅浜が帰っていきました。


ところが永浜は眠ったまま・・・
どうするのかと思って見ていると、梅浜が帰ってから10分後―


飼「永浜起きてー!帰るよ!」
永「うわあ!」
まったく起きる気配がないので、補給口のドアにある小窓からホースを出し、水をかけられました。
上野では「熟睡してしまったパンダを起こすために水をかけている」という話を聞いたことがあるのですが、初めて目撃しました。


永「わかりましたって、いま帰りますよ!」


永「バイバイ!」


白浜のパンダは、基本的に男の子には”明くん”とか”海くん”のように呼ぶのですが、永浜だけはどうしても”永ちゃん”と呼んでしまいます。
甘えん坊で、木登りが苦手で、哺乳瓶が使いこなせない不器用な様子を見てきたので、なんとなく「永くん」という呼び名はなじまないんです。

とはいっても梅浜・永浜ももう4歳。体もずいぶん大きくなり、いつの間にか仲良くじゃれあう様子を見ることも少なくなりました。
思い返せば、愛浜・明浜が別々に暮らし始めたのは4歳3ヶ月ごろからでした。そろそろ梅・永も大人になるステップを踏み出していくのかもしれません。

梅浜・永浜はこの日の夕方、予定表には書かれていなかったものの屋外運動場に出てきました。
その様子は機会があればまた取り上げたいと思います。


<おまけ>

ぺろっ
梅「おやつおいしかったよ!」


永明の誕生日会

2012-09-23 22:57:17 | パンダ(アドベンチャーワールド)

お待たせしました!
もう10日近く経ってしまいましたが、ここからしばらくは9月に行ってきた白浜の写真を紹介していきたいと思います。

まず最初は、9月14日に行われた永明の20歳の誕生日会の模様です。
時系列でいえば前日の梅浜・永浜の誕生日会から取り上げるべきなんですが、写真を見直しているときに永明の方が頭の中で流れが組みやすかったので入れ替えちゃいます。

ちなみに去年は休園日と重なってしまい、梅浜・永浜の誕生日会と同時開催となりました(「永明の19歳の誕生日」)。

誕生日会は13時半からのウェイクアップタイムで行われるので、13時ごろから外の運動場でスタンバイしていました。
この日は少し涼しかったので、運動場には


梅浜がひとりで出ていました(永浜はバックヤードを担当)。
気持ちよく眠っていた梅浜ですが、誕生日会の準備のためバックヤードへと帰らなければなりません。
飼育員さんに呼ばれると


梅「ふああ・・・あーねむい」
やっと起きました。それにしても梅ちゃんすごい顔・・・


梅「わかりましたよー、いま行きますよー」
のそのそとやぐらを下りていきました。


しばらくすると準備が始まり、暑さ対策として氷を敷いた後、ついにケーキ登場。
さすがに20歳の誕生日ということで気合が入ったケーキになりそう。


さらに雪だるまも登場。ニンジンで作られた目と鼻がかわいらしいです。


そして「20」をかたどった氷の前には、ロウソクを模したニンジンが差されました。


ケーキ完成!
果たして永明さんは気に入ってくれるでしょうか・・・?


永「こんにちは」
永明がやってきました。
そういえば、夏の間は気温の関係で屋外運動場が使えないので、外に出てきたのはひさしぶりかもしれません。


運動場に撒かれたおやつをたどりつつ、徐々にケーキに近づいていきます。


永「おや、これは・・・」
ついに気付いたみたいです!


永「あ、おやつですね」
まずは「20」の裏側に置かれていたリンゴとニンジンを食べてます。


永「雪だるま?」


永「それに20・・・」


永「もしかしてバースデーケーキですか?」
そうですよ!お誕生日おめでとうございます!


永「わあ、うれしいですね。さっそくいただきまーす」
とか勝手に会話してみたり。


永「おいしいです!」


ぱくり


くんくん
ロウソク代わりのニンジンを次々に食べていきます。


永「おいしいです!しあわせー」
噛み締めるようにニンジンを食べる永明さんを見てると、なんだかこっちが嬉しくなってきちゃいます。


永「おや、ここにもニンジンが」


ぱくり


もぐもぐ...
雪だるまについていた薄いニンジンまで食べてしまいました。


さらに飽き足らず、耳の部分をかじって氷も食べてみましたが、さすがに氷だけだとおいしくなかったらしくすぐにやめてしまいました。
そういえば、おととしは雪だるまに大好物のはちみつを塗っていたとかでずっと舐めていましたね(「お父さんパンダ・永明の誕生日」)。


永「はちみつないんですか!」ぺしっ

ギャラリーが少なくなってきたので、正面に回りこんでみました。


今度は「20」に興味を示した永明。


あ、目線くださーい


氷に光が反射して、永明さんの目がキラキラ光っているように見えます。
誕生日会に満足してくれたでしょうか。


この後観覧通路から竹が投げ込まれ、食事タイムとなりました。


永「竹おいしいです!」


どうにかケーキとのツーショットを狙いたい・・・と悪戦苦闘した図


が、前日よりは涼しかったもののそれなりに気温は高く、氷はどんどん溶けていき・・・


閉園近くにはこんな感じになり、永明もケーキ(の跡)の前で寝てしまいました。

ところが、もうだめかなと思っていたところ再び起きてくれました。


永「きょうは祝ってくれてありがとうございました。」
自分勝手ながらこんな風に思えた一瞬。


最後は補給口の前まで行ったり、滑り台で眠ったりしてこの日は終了。


8月に生まれた良浜の赤ちゃんパンダももちろん永明が父親です。
パンダとしては高齢とされるこの年齢になっても、自然交配ができる優秀なパンダとしてまだまだ大活躍の永明。
これからも元気に過ごしていけることを心から願った一日でした。



__________

いまさらですが・・・
白浜でお会いした方々、声をかけていただきありがとうございました。ごあいさつができて本当に嬉しかったです。
「こんなブログだれも見てねえだろw」とかずーっと思ってたのですが、意外と見られてることを強く実感しました(笑
もしかしてそんな方が他にもいらっしゃるのかも・・・と考えるとちょっとプレッシャーに感じたりもしますが、とてもいい励みになります。
これからも楽しんでいただけば幸いです。

あの動物はいま

2012-09-21 21:24:39 | 動物園:「上野生まれ」を追いかけて
ことし5月。就活が終わった時、学生生活最後の今年は様々な動物園に行ってみよう、と唐突に思い至りました。
でも手当たり次第にあちこち回るには、動物園の数が多すぎる。それならば、手始めに「かつて会ったことのある動物」にもう一度会いに行けばいいのではないか―

そもそも動物園にはまったのは、高校の時に偶然上野動物園の無料開園日に訪れたこと。そこから定期的に通うようになりました。
動物の見方(があるのかどうかわからないけど)に慣れてきたころが2009年。ちょうど上野動物園では、いろいろな種類の赤ちゃんが生まれた年でした。

ニシローランドゴリラのコモモ。
マレーグマのウメキチ。
コビトカバのコユリ。
そして、ヒガシクロサイのミミカ。

赤ちゃんたちがぐんぐん成長していく様子を目の前で見ていき、動物園通いの楽しみをつくづく学びました。
しかし昨年、この中の3頭がほかの動物園へと引っ越していきました。

ウメキチは札幌の円山動物園へ。
コユリは名古屋の東山動物園へ。
ミミカは和歌山・白浜のアドベンチャーワールドへ。

すでにここでも紹介しましたが、ミミカとコユリにはすでに会ってきました。
特にミミカは、先週も誕生日会で盛り上がるパンダランドの合間を縫って2度目のあいさつをしてきました。

残るは札幌、やんちゃ盛りのまま旅立ったウメキチです。
実はウメキチがいちばん会いたい動物でした。移動数日前に突然ホームページで報告が行われ、さよならも言えずに行ってしまったからです。
しかもその引越しも、一度はなぜか唐突に中止されたのです(ちなみに先日、たまたまマレーグマ担当の飼育員さんとお話しする機会を得て理由を伺ったのですが、なんともウメキチらしいものでした。そのうち書きます)。

早くウメキチに会いたい!
・・・とずっと思っていたのですが、夏の北海道は案の定ツアーの料金が高く、なかなか踏み切れませんでした。
しかしやっと来月、札幌に行くことが決まりました。
しかもウメキチの誕生日、10月11日に合わせて行きます。
噂によると、あれだけやんちゃしてたウメキチが少しずつ大人になり、行動も落ち着いてきたらしいです。本当なんでしょうか、にわかに信じられません・・・

いずれにしても、成長した姿をしっかりと見てきたいと思います。



※せっかくなので別カテゴリに分けてみました。これまでの記事はこちら。
ミミカ、元気です!(2012年5月21日)
コビトカバのコユリを追って(2012年7月9日)


__________________

(余談)

白浜の件、なかなか更新が進んでなくてすみません・・・
もう1週間が経つのに白浜の疲れが抜けず、その前後で卒論や新たに病院に通ったり、家庭内でのゴタゴタが頻発して余計に疲れが増す始末。
加えて永明さんの誕生日が終わった直後くらいから右目が見えにくくなり、近くの総合病院に駆け込んだところ、眼圧が異常に異常に高いと診断され(しかも原因不明というのがコワイです)、点滴打ったりなんだりと大変な数週間でした。
実を言うと、そのせいでまだ撮影した写真のチェックすら終わってないのが現状です。
週末でぱぱっと終わらせるつもりなので、もうだいぶいまさら感が漂ってますが、これからゆっくり書いていこうと思います。
更新が遅いのはいつものことじゃん、というツッコミはやめてあげて・・・

おめでとう旦旦

2012-09-16 14:57:53 | パンダ(神戸市王子動物園)
きょうは神戸・王子動物園の旦旦の誕生日!







アドベンの永明が20歳になったことに気をとられてましたが、旦旦ももう17歳。
これからも元気に、マイペースに過ごしてね。

誕生日に合わせて神戸行こうかな・・・と思ったのですが、白浜行って2日後とかどう考えても体力的に無理なので断念しました。。。
そもそも王子って誕生会とかやるんでしょうか。上野もアドベンもちゃんとホームページに当日の模様が出るのに、王子だけは何も情報ないんですよね・・・

実はこのままだと大阪勤務になる可能性が高いので、来年の誕生日は行けるかもなあとか思ってたりします(笑

白浜に行ってきました

2012-09-15 17:03:53 | 日記
梅浜・永浜、そして永明のお誕生日をお祝いするために白浜に行ってきました。

・・・が、いつものごとく写真の整理が追いついていません。
しかも火曜日までに卒論の中間発表を完成させなければなりません。1万字書かなきゃいけないのに、まだ2000字です。思いのほかピンチです・・・

ということで、もう少し落ち着いてから少しずつ書いていこうと思いますので、気長にお待ちいただければと思います。。。
お詫びというわけではないですが、昨日撮った良浜の赤ちゃんの写真を置いておきます。


レッサーパンダにエサやり

2012-09-11 19:56:53 | 動物園
再び那須どうぶつ王国。


エサの時間に合わせ、レッサーパンダにも会いにいってみました。ここではジジくんとダイズちゃんのペアが暮らしています。


やってきたのはジジくん。舌なめずりしてるのはなぜ?


それは、飼育員さんによる説明タイムが終わるとお客さんからリンゴをもらえるからです。


はやくちょーだい!


くんくん、おいしそう。


ぱくっ


つぎのリンゴお願いします

この時は数十人単位でお客さんがいたのですが、リンゴはそれ以上に用意されていました。むしろ余っていたくらいで、2回あげさせてもらえました。
でもこんなにおやつあげちゃっていいのかな・・・白浜ではおやつを食べ過ぎるとおなかを壊しちゃうって言ってたんですが。もちろんエサの量はちゃんと管理されているから大丈夫なんでしょうけど。

一方、ダイズちゃんはというと


すたっ
説明タイムにはエサにつられて立たされたりしていたのですが、その後ジジがお客さんからリンゴをもらっている間は


体重測定をすることに。
・・・が、お客さんに体重を知られたくなかった(?)のか、散々逃げ回っていました(笑


_________________

9月13日、14日にパンダファミリー「梅浜」「永浜」、「永明」の誕生日会を実施します(アドベンチャーワールドHP)

木曜日と金曜日、梅浜・永浜そして永明の誕生日を行うと公式発表が出ました。
今年もお祝いに和歌山へ行って来ます。
あした時間があればまた更新したいと思います。

アルパカの粉雪

2012-09-09 19:42:49 | 動物園
もはや2ヶ月前ですが・・・
たまたま招待券をもらったので、7月に那須どうぶつ王国に行ってきました。

初めて行ったのですが、動物園では定番のネコもイヌもウサギもさわり放題。
挙句の果てにはカピバラやペンギン(たまたまだけど)ともふれ合えるという、動物好きにはたまらないところでした。


むしゃむしゃ...
そんなこんなでネコだイヌだと園内を嬉々として走り回っていたら、広場に白い物体(?)が。


なによ?
アルパカの粉雪ちゃんがお散歩していました。
いっしょにいた飼育員さんによるとまだ2歳、しかも人工哺育で育てられたということで、とても人懐っこい!
なんかブサイクに写ってしまった...


もしゃもしゃ...
一応いっしょに写真を撮れることになっているのですが、よっぽどおなかが空いていたらしく、そこらじゅうの雑草を食べるのに夢中で下を向きっぱなしでした(笑

ちなみに那須どうぶつ王国では様々な動物ショーが行われているのですが、粉雪ちゃんもショーに出演しています。と言っても特に芸を覚えているわけではなく、ただお客さんの前を歩き回るだけですが・・・


<おまけ>


あまりにかわいかったので帰りにアルパカのぬいぐるみを買ったら、ちょうど粉雪ちゃんが広場に!
でもこれ見せたら食べたそうにしてましたが...

おめでとうラウちゃん

2012-09-06 22:05:30 | パンダ(アドベンチャーワールド)
きょう、9月6日は


白浜の良浜、12歳の誕生日です!

アドベンチャーワールドはきょうまで3日連続のお休みなので、赤ちゃんといっしょにゆっくり過ごせたかな・・・
それとも誕生日なんて忘れちゃうほど育児に忙しくしていたのか・・・


来週アドベンに行くことになりました。まあ前から決まってはいたんですが。
もはや恒例と化した、梅浜・永浜と永明の誕生日を祝ってきます。
もちろんその時には、公開時間を合わせてラウちゃん親子にも会ってきますよー!

ていうか写真使い回しですいません...


加茂山リス園へいってみた

2012-09-04 18:52:34 | 動物園
加茂山?どこよそれ?という声が聞こえてくること必至ですが・・・
2ヶ月以上前になりますが、6月下旬に祖父母の用事で新潟に行ってきました。
1泊2日の予定で、2日目は夕方まで時間ができそうだったのでどこか観光しようかなーなどと思い、軽い気持ちで「そういえば動物園ないのかな」などと事前に調べていたところ。

新潟って動物園ないんですね。超意外。

長岡には市営公園内に小動物園があるそうですが、他に出てくるのはせいぜい牧場くらい。なんとも落胆していた時に知ったのが、加茂市の加茂山公園にある「加茂山リス園」でした。
リスといえば我が地元・さいたま市(というか大宮)にも大きなリス園がありますが、加茂山ではなんとリスにさわれるどころか、エサもあげられるらしい。大宮なんて「絶対さわるな」って注意されるのに!これはぜひ見てみたいぞ!


到着したのは15時ごろ。16時で閉園となってしまうのでけっこう焦りました。
その上、山のふもとに駐車場があるのですが容量がそんなに大きくなく、停めるのに少し苦労しました。


で、リス園は山の頂上付近にあるのでひたすら登っていきます。これは思いのほかつらい・・・
それにあんなに駐車場にクルマが停まってたのになんで人が全然いないんだよ!


5分弱歩いて到着しました。


入り口。
ちなみにドア横のプレートには今年の入園者数が表示されていたのですが、それによると29000人とのこと。
ここは冬季閉園となるので(リスが冬眠しちゃうかららしい)今年は4月から開園しているらしいのですが、2ヶ月ちょっとで3万人弱も来てるってこと・・・?多すぎないかそれ。


ともかく入ってみると、そこらじゅうにリスが!


中には飼育担当?のおじさんが2人いて、エサのひまわりの種を無料でもらえます。何その太っ腹。
手のひらに載せたひまわりの種をリスに見せると―


ちょーだい!
てな感じで手に乗ってきます

こうやって餌付けされているので、リスはかなーり人に慣れています。ただ人馴れしていないリスもけっこういて、ひまわりの種を差し出すとちょっと気にするそぶりを見せますが、警戒して逃げていってしまいました。
ただ慣れているリスはどんどん近寄ってきて、足元から背中まで這い上がってくるという豪快なヤツもいます・・・
もちろんリスにはさわり放題。さいたま市の市民の森とはえらい違いですw

※補足しておくと、さいたま市のリス園はなるべく人に慣れさせず、自然な状態で展示・飼育することを目指しているため。飼育環境も広大な敷地で土を敷いたりや木を植えている大宮と比べ、加茂山は土も少なくアスファルトになってる部分もありました。


夕方訪れたためリスたちはおなかいっぱいらしく、エサをあげきるのに時間がかかってしまいました・・・
せっかくなのでどこまで近づいて撮影できるかにも挑戦。これくらい近寄っても気にしていません。


でぶでぶ


なにかを見つめる

ちなみにおじさんに伺ったところ、閉園期間があけてすぐの4月・5月ぐらいはまだリスも警戒心が解けず、人がエサを持って近づいても逃げてしまうとか。
リスと思いっきりふれあいたいなら春の時期の訪問は避けたほうがいいそうです。

といっても新潟だけどね、そう簡単に行けないけどね・・・
大宮のリス園(ていうか「リスの家」って名前だったような)もこういう感じならなあ、と思ってしまいますが、動物にとっては自然に近い状況で暮らしたほうがいいのかもしれないとも思うし、ここまで人馴れしすぎている様子を見るとちょっと複雑な気持ちになります。


<おまけ>


リス園を出るとローラー滑り台が!


スタート地点まで登るぞー・・・と思ったのですが・・・全然たどり着かないよ


ってこれどこまで登るのよ!

日没近くで暗くなってきたし、やけに古びてるし、何しろだれもいなくて怖かったので諦めました。。。