zoolog ずーろぐ

パンダとかマレーグマとかホッキョクグマとか なぜかクマばっかり会いに行ってます

四国へ

2017-11-15 23:14:44 | 旅行
さて、今回の旅行の目的地は白浜だけではありませんでした。


アドベンチャーワールド閉園後、バスで白浜駅まで向かい、列車で和歌山へ。
和歌山市内で一泊して、翌朝はさらに電車で和歌山港へ。


さらに南海フェリーに乗り、四国へ渡りました。


ちょうど2時間の船旅で、徳島港に到着。
初の四国上陸です。

さらに徳島でレンタカーを借りて、高速道路に乗って香川県に急ぎました。


やっぱりうどんを食べないと!ということで、八栗山のふもとにある「山田家」へ。
水曜どうでしょうでおなじみのお店です。


これまたどうでしょうでおなじみのざるぶっかけうどん。
コシがあって、噛むほどに小麦の味を感じられて、いろんな種類の薬味が楽しくて…とてもおいしいうどんでした!
いろんなお店を食べ比べる気持ちがよくわかります。


さらに足を伸ばして、車で瀬戸大橋も渡りました。
与島パーキングエリアで休憩。


本四高速株式会社のキャラクター、わたるくんがお出迎え。
おや、何か上に乗っているような…


3人勢ぞろい!
もともと黄色のぬいぐるみを持っていて、今回の旅行に連れて行ったのですが、与島で緑と赤を発見。
ついつい買ってしまいました…
ちなみに色違いでも、全員名前は同じ「わたるくん」です。


オリーブ味のジェラートを食べてみました。
色は割と白っぽいですが、食べるとオリーブの味が口の中に広がります…(まずくはなかった)

本当はこのまま本州まで渡るつもりだったのですが、時間がなくて与島で折り返しました。


水曜どうでしょうの話ついでに、せっかくなので四国八十八カ所のお寺にも。
甲山寺(こうやまじ)をお参りしました。
カーナビに任せてたら、すれ違いができないどころじゃないくらい狭い道で大変でした。


見覚えあるパネル!
ちゃんと鼻の下を「えへへ」してきました。


瀬戸内の夕暮れはとてもきれいでした。


ところ変わって徳島市内。
中心部を川が流れていて、川沿いには散歩にちょうどいい公園がありました。


この川をボートで周遊でき(しかも乗船料は無料!保険料のみ負担)、ためしに乗ってみました。


川の上より、徳島のシンボル・眉山(びざん)。
河口から近く、ちょうど満潮の時間が迫り水面が高く、橋をくぐるときは頭を下げなければならないほど。
魚やエイ(!)が泳いでいるのも見られて、とても楽しいイベントでした!


最後に、徳島駅前にある阿波踊りポスト。

徳島は昨今の地方としては稀有なほど、朝も昼も夜も人通りが多くて、老若男女でにぎわっている印象でした。
最近はどこに行ってもひっそりしているので(和歌山市内は静かだった…)にぎやかな街を見るとうれしくなります。

さて、それではなぜ徳島まで足を伸ばしたのか。
それは次回ご紹介します。

夏の北陸

2017-10-05 14:19:25 | 旅行
ずいぶんとほったらかしにしてしまいすみません。

今年の夏休みは、ほかにやることもあるので出かけられないかなと思っていたのですが、
家でじっとしているとやっぱりどこかに行きたくなってきて、結局お出かけしちゃいました。
ツイッターに投稿したように、実はまた白浜にも行ってきたのですが、それは追々…

今回は、8月末~9月初めで行ってきた北陸の模様をご紹介したいと思います。


黒部峡谷のトロッコに乗ってきました!
こちらは起点の宇奈月駅。


こんな列車に乗ります(途中の駅で撮影した反対方向の列車です)。


窓がない普通車と、追加料金を支払うことで窓あり&より良い座席のデラックスな車両があります。
普通車に乗りましたが、暑い日だったので風がとても気持ちよかった!
でも空いていたからよかったけど、満員だとかなりぎゅうぎゅうでつらいかも…



さすが電源開発地の黒部、途中でダムや発電所をたくさん通ります。


途中の猫又(ねこまた)駅ですれ違ったのは、関西電力の専用列車でした。
険しい地形で道路も作れず、周辺の発電所へはこの鉄道しかアクセス手段がないため、トロッコは人だけでなく物資や資材の運搬にも重要な役割を果たしているそうです。
ちなみにこの「峡谷美人」はごみの運搬車両なんだとか。


トンネルの中はむしろ寒いぐらいでした…


こちらが終点の欅平(けやきだいら)駅。
緑がまぶしい!
発電所はここからさらに奥地にもあって、そこへ向かうための専用鉄道もあります。
また黒部ダムまで登山道(と言えるのかもあやしいすごい道)がつながっていて、徒歩で2日かかるんだとか!
…日本にもまだまだ秘境ってあるんですね。

さて、宿泊は移動して金沢市内だったので




武家屋敷群を散策。




水曜どうでしょうマニアですから、これも探してきましたよ!


金沢城公園で記念撮影。
いっしょに連れていったくろねこちゃんと、富山で購入したライチョウのひな(冬毛バージョン)。
最近旅行の旅にぬいぐるみ連れてってる気がする…




どうでしょうで出てきたから―というより、道路好きとしては行っておきたかった千里浜(ちりはま)なぎさドライブウェイも。
砂の粒が細かくしまっていて、地面が硬くしっかりしているため、自動車で砂浜に乗り入れられます。
車に乗って波打ち際ぎりぎりまで近づけるというのはとても不思議な感覚でした。


そしてお寿司がおいしかった!
手前のものは梅の貝と書いてバイ貝というそうなんですが、噛み応えがあってうまみ凝縮という感じでした。

さて、北陸までわざわざ行って観光だけ、なわけがなく…
ちゃんと(?)動物園にも行ってきました。
そちらについて、次の記事にて。

南の島へ その4(終)

2016-08-20 21:32:38 | 旅行
石垣島旅行のつづき。最終回です。

○Day4

帰りの飛行機が昼過ぎに石垣を発つので、わずかな時間ですが市内を巡ります。


まずは中心部のアーケード街、ユーグレナモールへ。
ここには市場があり、水揚げされたばかりの魚や(熱帯風のすごい色をした魚ばかりでびっくりしました)地元の野菜がたくさん置いてありました。
ちなみにここの市場ではないのですが、別のところでパイナップルが100円で売られていたのでつい購入し東京に空輸してきました。すごく甘くておいしかった!


中心部の交差点の片隅にある730記念碑。
1978年7月30日、沖縄の道路交通を本土同様の左側通行に戻した際、混乱なくスムーズに完了させられたことを記念して建てられた碑です。
道路好きとしては見ておかないと…


少し時間があったので、南国チックな飲み物で乾杯。
左はマンゴー、右はパインのスムージーです。


長かった旅行も帰路。
市内から空港へはバスで30分ほどでした。


夏休みということもあり、空港は大混雑。
ごはんを食べるのも、保安検査を受けるのも、飛行機に乗り込むのもずいぶん時間がかかりました。


飛び立つ上空から、石垣島がよく見えました。
八重山の海は、何度見ても、どこから見ても、きれいな海でした。

南の島へ その3

2016-08-17 21:36:52 | 旅行
石垣島旅行のつづきです。

○Day3

前日シュノーケリングをしたせいで相当日焼けしてしまい、かつ日頃の運動不足がたたって体に若干の痛みを感じながら…


3日目は離島へ出かけることに。
まずは離島航路が集まる、石垣港離島ターミナルへ向かいます。


乗船券を買って、黒島へ行きます。

当初の予定では小浜島へ行く予定だったのですが、この日は祭事で島のお店はすべて閉まっており、かつ部外者は集落への立ち入りができないとのこと。

この日小浜島で祭事があるということは事前に調べており、
さらに「この地方の祭事は神聖なものであり見学・撮影は一切できない」的な記述を見ていたのでなんとなく想定はしていましたが、
まだまだそういう儀式めいたことがこの国にはあるんだなあ、と軽い衝撃を受けます。


サクサク気持ちを切り替えて黒島へ出港です。


高速船なのでけっこうなスピードで進みます。
窓の向こうは竹富島。


石垣港から20分ほどで到着しました。


港を出てすぐの風景。
…何もない!(褒め言葉です)

一般的にはここで自転車とかバイクを借りるのでしょうが、今回は徒歩で移動します。


まっすぐな道。
その両側に広がる草原は、牛の放牧場でした。


あの木なんの木…


20分ほど歩いて、黒島研究所へ到着。



ここではウミガメの研究をしており、飼育展示されている個体もいます。
またウミガメにごはんをあげることもできました。
昨日海の中で見たのはこんなに大きいんだ!と、改めて実感しました。


ウミガメの赤ちゃんもいました。かわいい。
繁殖させて海に返すという試みも行われているそうで、この赤ちゃんたちもいずれは海に巣立っていくのかもしれません。


再び歩いて、黒島展望台へ。
ほかに高い建物がないので、島が一望できます。


歩いていると、牛が放牧されていました。
こちらに興味があるのかないのか、見つめられているようで見ちゃいないのか。


こっちには群れでたくさん。
とても暑いので(30度オーバーでした)みんな木陰で休んでいます。
それにしても、牛が多い。


そういえば、さっき研究所にこんな展示がありました。
人より牛の方が多い…10倍以上…!


仲間がいっぱいでいいね。


研究所から見るとちょうど島の反対側位置する、伊古(いこ)桟橋にやってきました。
現在では桟橋としては使われていませんが、海に向かって一直線に伸びるさまはまるで天国へ向かうかのようで壮観でした。


ここもほんとうに海がきれい。魚もたくさんいました。

さて、石垣へ戻る船の時間が近づいてきました。これを逃すと2時間待ちぼうけです。
急いで、急いで―


なんとかぎりぎりで乗れました。
4時間ほどの駆け足滞在でしたが、のんびり島めぐりは楽しかった!


石垣島最後の夜は、地元の居酒屋へ。
もちろん飲み物は沖縄限定、オリオンビールです。

つづきます。次回で最終回です。

南の島へ その2

2016-08-13 14:45:48 | 旅行
石垣島旅行、前回のつづきです。

○Day2

2日目は体験ツアーに参加して、シュノーケリングで海に潜りました。
実は海水浴というものを今までやったことがなくて、海に入るのも人生初でした。


船に乗って、竹富島の方まで沖合に出ます。
装備をつけて、いざ海へ!海中カメラを借りたので、海の中の景色もご紹介しましょう。


とにかくキレイ!の一言でした。
底は一面サンゴ。まるで水族館みたい。


とはいえ、深いところでは20メートルくらいあるところも。
下の方はさすがに暗くて見えません。



とにかく魚がたくさん。黄色や青や緑と、明るい色の魚が多かったように思います。
クマノミもいました。

そして写真には残せませんでしたが、ウミガメとマンタを見ることもできました!
遠目でしたが、とても大きくて、水族館で見たことあるやつが目の前にいるのがなんだか不思議な感覚でした。

初めて海に入るということで正直不安だったのですが、とても楽しめた一日でした。
すごく阿保らしいですが、海水ってあんなにしょっぱいんだ、と思ったのがいちばんの感想です…


もうちょっとつづきます!

南の島へ その1

2016-08-10 12:45:24 | 旅行
相変わらず動物園には行っていないのですが…(暑すぎて…)

1週間ほど前、石垣島へ4日間行ってきました。
実は以前から沖縄行きを誘われていたものの、北海道から行くのは大変すぎると諦めていたのですが、東京へ戻ってきたということで初沖縄に挑んでみました。
余談ですが、そういうわけで今回は珍しくひとり旅ではないです。

○Day1


まずは羽田から那覇へ飛びます。
…でも那覇には降りません。美ら海水族館とか海中道路とかぜひ行ってみたいですが、また次の機会に。


石垣行きに乗り継いで―



東京から3時間半ほどで、石垣空港に到着!
札幌時代に散々飛行機に乗り慣れたとはいえ、東京-札幌の倍以上の所要時間はさすがにつらかった…


さっそく、シーサー?みたいなのがお出迎え。

この日はレンタカーを借りて、石垣島を一周することにしました。


まずは島の北端にある、平久保灯台へ。


青い海!白い砂浜!
これぞ南国って感じです。やっぱり関東や北海道の海とは違うなあ…
でも白良浜みたいって思っちゃったのは秘密



お昼ごはんは沖縄らしく、八重山そばを食べてみました。
太めの麺と素朴なスープ、具は甘めの豚肉。暑くても食べやすく、とてもおいしかった。


お店の周りにはサトウキビ畑。これまた沖縄らしい風景です。
でも紋別あたりで見たとうきび(とうもろこし)畑もこんな感じだったような


ここから反時計回りに一周していきました。
こちらは吹通(ふきどう)川のヒルギ群落。いわゆるマングローブです。
思った以上にうっそうと生えている印象でした。


そして川平(かびら)湾へ。


ここはほんとうに海がきれい!湾の底まで見えるぐらい。


海岸にはにゃんこがいました(ねこ好きなのでなでなでしました)。


最後は、市街地の後背に位置するバンナ公園の展望台。


石垣の市街地を一望できます。
右に浮かんでいるのは、竹富島。
奥には小浜島・黒島・西表島も見えました。


これまた南国らしい、赤い花があちこちで咲いていました。

まだまだつづきます!

第67回さっぽろ雪まつり

2016-02-09 18:32:59 | 旅行
冬の札幌の一大イベント、さっぽろ雪まつりが、5日から開催されています。
先週末じっくりと見学してきました!
まずはメインの大通会場から。



まずは昼間。
大雪像は、何度見ても大きさと迫力に圧倒されます。
上は4丁目の「進撃の巨人」像、下は7丁目の「マニラ 聖ポール天主堂跡」。



今年は、来月開業する北海道新幹線をモチーフにした雪像・氷像がとても多いようです。
2丁目では、新幹線と函館・青森の名所をあしらった氷像。
8丁目では、市民ボランティアも参加して製作された、そのものずばり新幹線がメインの大雪像。
ほかにも、市民雪像にも新幹線がたくさん。


そんな市民雪像は、凝ったデザインのものが毎年たくさんあって、見ていて楽しいものです。
昨年は大泉洋の像がありましたが、今年はついに、ヤスケンが…


おなじみジンギスカンのジンくんの雪像も何体かありました。


ちなみに本人は、7丁目のブースをにぎやかしていました。


すすきの会場のアイスワールドも、今年は規模をやや拡大。
メインストリートの札幌駅前通に、見事な氷の彫刻が立ち並びます。


さらに、今年は初めてつどーむ会場にも行ってみました。


家族連れを中心に、こちらもたくさんの人でした。


ミニ雪だるまがいっぱい!


屋内でも、ステージイベントや子ども向けのアトラクションなどが催されていました。

もともとつどーむはファミリー向け、というか子どもを連れて行って遊ぶところと聞いていたのですが…うーん、まさにそんな感じでした。
大人も楽しめる!という中では、雪で作られたスライダーを滑るというのがあったのですが、残念ながらすでに整理券の配布終了後でした。


何にも体験しないで帰るのもシャクなので、除雪機体験というのをやってみました。
意外と重たくて、まっすぐ進めるのが大変。
でも雪かきするのと比べたら断然ラクなんだろうなあ。
いまはアパート住まいなのでいらないのですが。。。

さすがに昼から夕方までずっと外にいると、体が冷え切ってしまいました。
いったん帰宅して温まってから、夜に再び大通会場へ!


―の前に、すすきのの南、中島公園へ。
「雪あかり」というイベントが行われているということで、初めて行ってみました。


スノーキャンドルで道沿いを照らし、散策するというもの。
ところどころぼんやり照らされた園内は、とても幻想的でした。


今度こそ大通へ。
雪像・氷像がライトアップされ、細かいところもくっきりと照らし出されて、昼とはまた違った魅力があります。


そし夜ならではのお楽しみ、大雪像へのプロジェクションマッピング。
こちらは8丁目の北海道新幹線の大雪像。まるで新幹線が本当に走っているかのように見えました。

雪まつりは11日まで。
札幌の中心部で行われているので、また仕事帰りに見に行こうと思います!

襟裳・十勝へ

2015-05-30 23:36:45 | 旅行
ツイッターに写真をあげましたが、先週の土日を使って旅行に行ってきました。

今回は初めて「全行程レンタカー」にしたのですが、ひとり旅なのでもちろんすべて自分で運転ということで、あまり写真を撮れず…
そのため、ところどころ写真が残っていない空白の時間があります。。。


Day 1

札幌で車を借りて、まずは日高方面へ。



いきなり昼ごろまで写真がありませんが…浦河の絵笛(えふえ)駅に立ち寄りました。


サラブレッドの生育が盛んな日高地方というだけあって、駅のまわりは馬の牧場に囲まれています。
車で駅めぐりというのは本末転倒であまり好きではないのですが、ここを走る日高線は現在災害により長期運休中なので仕方ありませんね。


さらに車を進めて


襟裳岬へ。
ずっと行きたいと思っていたところでした。
ですが、あまりの強風にそう長くはいられず…


たんぽぽが咲き乱れていました。
誰かの歌ではないですが、本当に何もない春という言葉がぴたりと合う気がします。

ここからさらに日本海沿いに北上し、


旧幸福駅へ。



カップルや団体の旅行客ばかりで、ひとりで行ったのはちょっと間違いでした 笑

さらにその近くを走っていると



畑の向こうに、唐突に現れる人工建造物



…。


広大な畑が一面に


そして一直線!

昨年オホーツク・根室地方に旅行した時も思いましたが、道東は「いかにも北海道!」な風景がそこかしこに広がっていて、テンションが上がります。

このあと帯広に出て、一泊。


Day 2


午前中はおびひろ動物園へ(別記事にします)。


お昼は帯広名物の豚丼!
(しかも、この店はだし茶漬けにして食べるというもの)


さらに六花亭の帯広エリア限定、賞味期限3時間という「さくさくパイ」(右側)も食べました。
名前の通り、本当にとてもさくさくしていておいしかった
ちなみに店内にイートインスペースがあって、セルフサービスのコーヒーとともに休憩できます。


帰りに、清水町の円山展望台に寄りました。


国道からここまでまったく看板がないせいで道に迷い、途中で心が折れかけましたが、それを吹き飛ばすほどの絶景でした。
しかもほとんど知られていないという…
30分以上いたのに一人も来ませんでした。。。


ふもとは町営の牧場になっていて、車を停めて写真を撮っていたら牛ににらまれました。
ちなみにこの後、野生のキタキツネを目撃しました。やっぱりいるもんなんだなあ。

十勝清水ICから高速に乗って、夕張経由で札幌へ向かい帰宅。

予定では2日間で走行距離500キロほどの予定が、結局走ったのは667キロ。
特に襟裳岬は、走っても走ってもまったく着かない(札幌から4時間半ほどでした)のが苦行で、ひとりで行くもんじゃないなと思ってしまいました。


次回はおびひろ動物園について取り上げます。

第66回さっぽろ雪まつり

2015-02-09 20:33:12 | 旅行

冬の札幌の一大イベントである雪まつりが、ついに木曜日に開幕。
土曜日、大通会場を昼夜ともにじっくり見物してきました。


昨年と比べると、昼も夜も、平日も休日も、人がとても多い印象。
なんでも過去最大の動員を更新しそうな勢いなんだとか。


今年も気合の入った雪像&氷像がたくさん。
4丁目会場には、今年12月に新作映画が公開されるのを記念して、スターウォーズの大雪像が登場しました。


ダースベイダーの装備や背後の宇宙船まで、これだけ大きいのにとても精密に作られています。


5丁目には、不思議の国のアリスをモチーフとした舞台が設置され―


そして今年初の試みとして、夜にはこれまたアリスをテーマにした演劇が披露されました。
とはいえ観覧スペースが狭く、満員状態で見られない回もあったのが残念…
私も前日仕事帰りに見られなかったので、この日はリベンジでした


さらに連日20時半からは、円山動物園のマルヤマンステージも!


7丁目の市民ボランティアによる大雪像では、フィリピンの「マニラ大聖堂」を制作。


ちなみにボランティアには職場の先輩も参加していたのですが、今年は制作期間中に暖かい日があり崩れないよう補修が大変だったとか。


8丁目は奈良・春日大社の大雪像。


建物の細部まで忠実に再現。雪でここまで作れるとは…圧巻です。


そして10丁目は、フジテレビ系列のテレビ局協賛ということでサザエさん一家の雪像でした。



ジンギスカンのジンくん、今年も雪まつりに毎日出没。



今年も、各所で作られた市民雪像でも、ジンくんの雪像が何体もありました。


この日はとても暖かくて、最高気温はプラスでした。
凍ってはいなかったものの、それでも多くの人が歩いて地面の雪が削られて、足元を気にしながらの見物となりました。



夜になると、大雪像がライトアップされます。
陰影が出て細かいところがよりくっきり見え、個人的には昼間よりきれいだと思います。



春日大社雪像ではプロジェクションマッピングが上映されました。


サザエさんたちも、ライトでみんな彫りが深く見えます。。。
頭頂部の1本はどうなってるんでしょう…


カツオくんのびっくり顔。ここだけ見るとなんとなくシュールです。


そのほか、3丁目にはジャンプ台が作られ、今年もスキーやモーグルの実演が行われたほか、


2丁目の氷のステージでもコンサートなどが催されています。

__________________


ところで、大通公園とは別に「すすきの会場」もあり


こちらでは氷の彫刻がたくさん展示されています。



氷の中に魚を閉じ込めた氷像がいくつかありました。
この魚、氷像を解体したあと食べられるんでしょうか…


道内テレビ局のマスコットブースもあり、onちゃんもいました。

オホーツクへ

2014-09-30 22:17:37 | 旅行
2週間ほど前ですが、両親が北海道へ旅行に来たのに合わせて、オホーツク方面へと行ってきました。

○Day1

まずは朝一番の特急「オホーツク」で出発―のはずが、運休に…
実はこの日は、札幌を含む道央地方に大雨特別警報が発表されたとき。影響を受け、JRが札幌近郊の路線をすべて運転見合わせにしてしまったのです。


札幌から出られない!やばい!と焦ったものの、幸運にも高速バスの席を確保(残席わずかだったらしい)。
なんとか当初の30分遅れで旅を進めることができました。


札幌を出て4時間半、北見駅前のバスターミナルに無事到着。
ここでレンタカーを借ります。


1時間半でオホーツク海沿岸の紋別市へ。
目的地はこの「とっかりセンター」です。


なんとここは、日本で唯一「アザラシのみを飼育する水族館」です。
詳しくは別エントリにて書きたいと思います。


1時間ほど遊んで、目の前にあるガリンコ号乗り場へ。
ガリンコ号は冬場に砕氷船として流氷見物に使用される船で、夏期は通常の遊覧船となっているようです。


とはいえガリンコ号に乗るつもりは元からなくて、中のラーメン屋で遅い昼食。
ここのソフトクリームはおいしかった!


ここからは宿へ。


途中からはサロマ湖に沿って走りました。

この日は網走に宿泊。


○Day2


まずは網走の町を見下ろせる天都山(てんとざん)の頂上へ。


そして網走監獄…の前まで行って引き返します。
行程を考えるとここでゆっくりできなかったもので…


網走を出る前に、どうしても行きたかったのが「やまね工房」。
実は数年前、山梨の清里へ行った際こちらが製作したヤマネのぬいぐるみと出会い、そのかわいさにひとめぼれしたことがあるのです。
北海道に来てから、やまね工房の直営店(というか工房そのもの)が網走にあると知り、これは是非とも行かなくては!とかねてより思っていたので、今回やっと訪れることができ大感激でした。

網走から2時間ほど走って、到着したのが中標津町。


「ミルクロード」。
観光ガイドにも取り上げられることが多いスポットです。


一直線に伸びた道路、両側に延々と続く牧場―
いかにも北海道!という風景が広がっていました。


すぐ隣の開陽台へも行きました。
晴れていれば北方領土も見える…らしいのですが、残念ながらどんより曇り空。


またソフトクリーム食べました(笑


近くにあるメロディロードもなんとか探し当てました。
道路に特殊な舗装を施し車で走ると音楽が聞こえる―というメロディロード、今では全国あちこちで見かけますが(群馬の榛名湖の近くで遭遇したことがあります)、ここが日本で初だそうです。

看板に書いてあった通りに時速60キロで走ってみると、聞こえてきたのは「知床旅情」でした。
(左側の青い看板は歌詞です)


中標津から少し走り、野付半島へ。
国内最大級の「砂嘴(さし)」と呼ばれる地形で、地図で見るとオホーツク海に細長く飛び出た、なんとも面白い形をしています。
細いところでは幅が数十メートルくらいしかないとのことで、写真でも両側ともに海になっていることがわかります。




野生のシカの群れに出会いました。
私は見逃したのですが、親はキツネも目撃したとか。見たかった!


特徴的なものが「トドワラ」「ナラワラ」。
トドの木、ナラの木が枯れて、まるで白樺のように真っ白くなり群生している様子です。


野付半島からは、羅臼経由で知床へ。
先ほど開陽台では見られなかった北方領土ですが、羅臼の道の駅で休憩していたところ、ついに国後島を見ることができました。それにしてもこんなに大きい島だとは…


この日は知床・ウトロ温泉に一泊。
豪華な食べ放題でおなじみの某ホテルに泊まりました。


○Day3

最終日。まずは定番ながら、知床観光船に乗って…と思い予約もしていたのですが、折からの悪天候で欠航になってしまいました。


残念ですが、その分時間ができたということで…
こちらも知床観光では定番、オシンコシンの滝を見物。


つづいて知床五湖へ―向かう途中、またまた野生のエゾシカに遭遇。


道路を横断してます!
ちなみに帰りにも別の場所でシカに出会いました。


知床五湖散策の入口、フィールドセンターへ。
五湖すべてを回る地上歩道と、1湖のみ見られる高架木道がありますが、講習を受けずに自由に入れる後者にしました。


10分ちょっと歩いて1湖に到着。
残念ながら後方の知床連山にはガスがかかっていますが、これはこれで荘厳さが感じられていいかなあとも…


本当は船から見るつもりだったフレペの滝にも、歩いて行ってみました(この写真だと滝写っていないですが…)。
海が荒れているのがよくわかったのですが、結局この日の観光船は全便欠航となったとのこと。


この日もやっぱりソフトクリーム。
「知床限定」に魅かれ、こんなものに挑戦。


なんというか、面白い味でした(※おいしかったです)。

ウトロをお昼すぎに出発して、北見まで運転し、レンタカーを返却。
最終の特急「オホーツク」で札幌へ戻ってきたのでした。

―ですが、実は途中の山の中でシカと衝突し、ブレーキの修理を行ったため、1時間遅れで札幌に着いたのでした…
こういうのがよくあるから、JRより高速バスの方が…ってなっちゃうんですよね

釧路へ

2014-05-25 22:33:22 | 旅行
週末、釧路へ行ってきました!
備忘録もかねて、行程を書いておくことにします。

Day 1


旅のはじまりは、札幌駅。
空は快晴、さわやかな朝です。


乗車するのは、朝一番の「スーパーおおぞら」。


釧路まで3時間59分の長い旅路です。


途中、車窓から見ていても、ほとんど人家のない地域を通りながら向かいます。


11時1分、釧路に到着。
札幌とは段違いに風が冷たく、びっくりしました。


駅前でレンタカーを借りて―


まずは釧路湿原へ。
中心部からたった20分車で走っただけで、突然雄大な湿原が広がるなんて、スケールが違います。


湿原散策は夕方以降に回して、まずはちょっと遠出。
途中、弟子屈(てしかが)町の有名なラーメン屋で腹ごなし。


そして、摩周湖へ。
高校の修学旅行で訪れた際は一面霧で真っ白、湖面も何も見えなかったのですが、4年越しにきれいに見渡すことができました。


…が、10分ほど滞在していたらどんどん霧がやってきました。

ところで、やけに寒いと思っていたら


氷に近い雪が積もっていました…
この日、摩周湖から北へ向かった網走では降雪があったそうです。5月下旬でも降るところはあるんですね。


反対側を見ると、川湯温泉や硫黄山、屈斜路湖の大展望。左上にちらりと見えるのは阿寒湖です。


再び弟子屈市街へ車を走らせ、続いてやってきたのは900(きゅーまるまる)草原。


こちらもとても景色のよいところでした。
なぜここに来たのか、はまた別の記事で。

そろそろ釧路へ向けて戻ることに。
湿原の中を突っ切る道路を見つけ、走ってみると


なんとダートでした。
湿原の環境を守るために、アスファルト舗装をしていない区間なのだそうです。


でも、その分湿原を十分に感じることができおもしろい道路でした。



最後は釧路湿原を一望できる展望台へ。


釧路川が蛇行しながら流れる様子がよくわかります。


いかにも北海道的な、大陸チックな景色を堪能できました。


そのまま釧路へ戻って夕食。
昔からあるという料理「スパカツ」を。
スパゲッティの上にトンカツをのせ、ミートソースをかけたもの。スパゲッティの量が多くて、想像以上にボリュームがありました。


ホテルへ戻りながらすこし散歩しました。
釧路のシンボル、幣舞橋(ぬさまいばし)の夜景です。


きれいだなあ、と思いつつもやっぱり寒い…


と思ったら4.7℃…!


ホテルの部屋から夜の釧路駅を見ながら就寝。


Day 2


翌朝。
バスで動物園へ向かいます。


釧路駅前からいちばん早く動物園へ向かうバスは、9時15分発→10時23分着という便でした。


動物園に到着。
釧路駅から直線で30キロ弱、本当に1時間以上もかかるのかなと思っていたのですが、バスはずいぶんといろんなところを回っていくので、時刻表通りでした。


秋田の男鹿水族館からやってきたばかりの子グマ、ミルクは朝から走り回っていました。


オランウータンのロリー親子にも会えました。
(※動物園に関しては後日書きます)


閉園近くまでいて、帰りもバスで。
駅へ向かうには、16時5分発が最終です。


19時10分発、札幌ゆきの最終特急で、再び4時間ちょっとの帰路に着きました。

さっぽろ雪まつり

2014-02-25 22:59:13 | 旅行
すごく今さらですが…
2週間前、札幌の一大イベント・第65回さっぽろ雪まつりが開催されました。

※会場が広すぎるゆえ、何回かに分けて見物に行っております。昼と夜の写真が混ざっていますがご容赦ください。


東から順番に。
2丁目会場には、氷像が設置されました。
後ろはイルミネーションの点灯したテレビ塔。


3丁目には巨大なジャンプ台が。スノーボードの大会などをやっていました。
初めて近くで見ましたが、角度がとても急で驚きました。


5丁目は、自衛隊制作の大雪像。
オリンピックにちなみ、「ウインタースポーツ天国、北海道!」のタイトルで作られました。
近くで見ると、表面が滑らかにされていて(化粧雪というきれいな雪を表面に塗るそうです)、雪で作られているとはとても思えません。


7丁目では、市民ボランティアの手による大雪像。
ハートマークが目立つ作品、タイトルは「すべてにLOVEを」。


中央にあしらわれたのは、ホッキョクグマの親子。
やっぱりララとポロマルがモチーフ?
お母さんのおなかに、やさしく抱っこされています。


同じく7丁目、マレーシアの寺院の大雪像。


装飾もていねいに施されて、立派な時計塔です。


インドの建物の大雪像は、8丁目のHTB広場。


ちょうどHTB(北海道テレビ)のマスコット、onちゃんがステージに上がっていました。
ずっと前から見たかった生onちゃん。この日ついに見られました。


夜にはプロジェクションマッピングも上映されました。


10丁目は、ポンキッキーズの大雪像。
くまの3人組や恐竜の子ども?もいますが、今のポンキッキーズはガチャピンとムックだけではないんですね…


ムックのもじゃもじゃな毛の感じがよく出ています。


夜になると、赤と緑にライトアップされていました。

ところで


近年、札幌を中心に人気が出ているゆるキャラ、ジンギスカンのジンくん。
7丁目にグッズ販売のお店が出され、ジンくんもほぼ毎日、会場に出没していましたが




市民雪像でも、ジンくんがモチーフのものが3体も!
改めて人気の高さが窺えました。


ちなみに北海道発のゆるキャラではキュンちゃんの雪像も。


比較。


と、こんな感じで大通会場は(主に)2丁目~13丁目にかけて広がっておりました。
ほかにも家族連れ中心に”遊べる”タイプのつどーむ会場、氷像がたくさん並んだすすきの会場もあり、札幌のまちを挙げてのお祭りなんだなあとの印象でした。
個人的には、夏が終わってから観光客が一気に減っていたので、ひさしぶりにあんなにたくさんの人を見たなあとの印象が強かったですが…


<おまけ>


市役所の前には、特大の雪だるまが!


南1条通りで年末から続けられていたイルミネーションも、雪まつりで終了でした。

雑記

2013-12-31 18:54:38 | 旅行
就職をきっかけに札幌へと引っ越してきたのが4月。
せっかく北海道にいるのだから…ということで、今年はあちこち行きました。


6月は旭川と美瑛へ。
今から6年前、家族旅行で初めて北海道へ来たときの、思い出の場所です。
あのときは時間がなくてバスの車窓から少ししか見られなかった風景を、3時間近くかけて自分の足で歩き、当時のことを思い出しながらゆっくり散策しました。


7月は、レンタカーを借りてラベンダー真っ盛りの富良野に。
いちばん有名な「ファーム富田」に行ってみました。


シーズンど真ん中ということで駐車場探しや渋滞回避に神経質になりましたが、そのかいあってぴったり見頃のラベンダー畑を見ることができました。


一面の紫色に大感動でした!


9月は洞爺湖へ。
昨年以来、1年ぶりの再訪を果たし、こちらも前回は飛行機の時間の都合でゆっくり見られなかった各所を巡りました。


帰りは室蘭に寄って、「行けば人生観が変わる」とか言う人もいる地球岬を訪問。
…確かにあの吹き飛ばされそうなほどの超強風は、人生観が少しは変わるほどのびっくりでした。


同じく秋には、羊蹄山の周辺へもドライブ。
ニセコ駅はハロウィン仕様になっていました。


小樽へは11月に行きました。
札幌から電車で40分、バスで1時間ほど。どちらも15分ごとに走っているので、4月に「近いしいつでも行けるからいいや」と思っていたらここまで引っ張ってしまいました。
ガス灯が燈った運河は幻想的で、ガラス細工やオルゴールのお店など、一度ならず何度も行ってみたくなる町でした。

もちろん札幌市内もいろいろ足を運んでいて


あのクラーク像で有名な、羊ケ丘展望台にもちゃーんと訪問。


テレビ塔の下で秋に行われたこんなイベントにも行き、道内のゆるキャラについての知識を仕入れたりとか。


通勤で毎日通る大通公園では季節ごとに様々なイベントが催され、帰り道にふらっと立ち寄ったのは何度も…
(写真は冬のホワイトイルミネーション)


そして季節はいつの間にか12月。
今年はこれといった暑さを経験しなかったので、いまだに季節が夏前で止まっています(笑)。
最高気温が30度を超えたのが10日くらいで、東京も私が戻った数日間だけ猛暑日にならなかったという…
仕事にもなんとか慣れ、ひとり暮らしもやってみたら案外うまくいき、心配していた雪や寒さも意外と乗り切れています。

実は、来年は担当する仕事が今年度よりも増えそうで、これまでのように円山動物園に通えるのかなと少しだけ心配なのですが、できるだけ時間を作って通いたいと思います。
白浜も来年夏にまた行ければ、と考えているところです。

あとは近場の観光地はある程度訪れたので、道東や道北とか、札幌から遠いところにも行ってみたいな、とか…
函館も出張で一度行っただけなので、有名なスポットも含めゆっくり散策してみたいところです。


さて、今年も当ブログをご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
札幌暮らしはあと2年ほどは続く予定なので、円山の情報、そしてたまには上野や白浜の情報も織り交ぜながら、来年も更新を続けていこうと思います。
よいお年をお迎えください。それでは。
(年明けの更新再開は1/7以降の予定です)

新春アドベン・ダイジェスト版

2013-01-11 19:20:41 | 旅行
パソコンの不調もあって、まだ写真の整理が全然終わっていません・・・
とりあえず目についた写真だけ選んで、2日間の旅をダイジェスト版としてご紹介したいと思います。

Day 1(1月6日)

羽田空港から白浜行きの1番便に乗るため、自宅を5時半に出発しました。


モノレールの中でもうすぐ日の出という時間に。富士山がきれい。


今回はバスで飛行機まで直接向かいました。何回か経験してますが、飛行機を間近で見るといつも興奮してしまいます。


雲がなかったので、飛行機の中からも富士山がきれいに見えました。


手前は箱根の芦ノ湖です。


1時間ほどで白浜空港に到着。
手荷物受け取り所ではこんな垂れ幕がお出迎え。まだ愛浜と明浜の写真もあります。

今回、ひさびさにレンタカー付きというプランにしたので、開園前にちょっと寄り道しました。


とれとれ市場でお土産を物色して―


一度行ってみたかった、平草原の展望台へ。


温泉街と白良浜が一望できました。

アドベンの開園時間の10時が迫ってきたので、急いで車を走らせます。



入り口付近にある記念写真用のパンダたちがお正月仕様に!


さらになんだかよくわからないパンダのキャラクターも・・・初めて見たぞこれ・・・


早足でパンダランドへ向かうと、10時15分から行われている優浜の体重測定に、ぎりぎり間に合いました。


この日の体重は8900グラム。
※翌日9キロを超えました。


良浜も優浜のことをとても大切にかわいがっているようです。


この日はマリンライブ(イルカショー)も見にいきました。
たまに見るとプログラムが変わっているので・・・


イルカが箱を運ぶという新しい技も見られました。


海獣館ではエンペラーペンギンの赤ちゃんにも出会いました。
ふわふわでかわいい。


さらに昨年9月に生まれたカワウソの子ども4兄弟にも。


一方、海浜が粘膜便のためこの日の午後からバックヤードへ帰ってしまうということもありました。


ウェイクアップタイムでは、梅浜と永浜のツーショットを見ることができましたが


夕方には激しいプロレスになってしまい、ちょっと心配。
飼育員さん曰く「今はまだいっしょにいられるけど・・・」とのことでした。

ちなみにこの日の夜は


白良浜で行われているイルミネーションのイベントにも行ってみました。



砂の上にいくつもの光の作品が並べられ、幻想的な雰囲気。


親子パンダのイルミネーションも!


Day 2(1月7日)


翌日は開園前に到着。ただしバックヤードツアーのチケットはゲットできず・・・


サイのミミカにあいさつに行こうと思ったのですが、この日外に出ていたのはオスのCRAGだったのでバス(ケニア号)で見てまわることに。


ライオンもねむねむでした。
そういえばアドベンのライオンって、オスどうし・メスどうしで集団になっていますね。野生とは違う・・・


優浜は徐々に竹に興味を持ち始めたようで、さかんに竹をいじくっていました。
良浜が竹を取ろうとして、振り落とされることも。


優浜を抱き上げる良浜。
海浜・陽浜の時も感じましたが、メスのパンダは自立した性格のようで、あまり良浜にじゃれつくようなことはありませんでした。


一方、父親・永明は2日間とも元気に外の運動場に出ていました。


夕方、ついにプレミアムツアーに参加。優浜と直接対面しました!(詳しくはこちら


夕日を浴びる永明
プレミアムツアーの興奮冷めやらぬまま、今年初のアドベン訪問は幕を閉じました。


<おまけ>
何かの参考になればということで・・・
まだお正月休みの最中ということで混んでるかなあと思っていたのですが、思ったよりは空いていました。
6日はマリンライブの後などは移動観覧となりましたが、7日はさすがに平日ということもあり、移動観覧はほとんどなし。せいぜい最前列だけで2列目以降は立ち止まって優浜を見ることができました。

噴火口とネコ

2012-11-05 17:31:12 | 旅行
北海道旅行、ついにラストです。
今回は、ちょっぴり泣ける話・・・かも。

平岸の高台公園とHTB本社を見学し、一気に遠くへ。洞爺湖へと向かいます。


途中、偶然にもHTBの中継車と遭遇!
onちゃんがでかでかと描かれていたのですぐに気付きました。



定山渓を経由し、豊平峡行ってみたいなあ・・・と思いながらも車を進め、中山峠で休憩。


中山峠と言えば、道民でもなんでもない自分でも知っているのが「あげいも」!
平日なのにあげいもを食べている人がけっこうたくさんいたのが驚き。


ということで食べてみました。これが3つ串に刺さって300円也。
じゃかいももおいしいのですが、外側のホットケーキのような生地の甘みが気に入りました。
ただけっこうしつこいので、個人的に1人で全部食べるのはきついかなあ、という印象。


こんなのもありました。どう見てもだんご3兄弟のパクr(ry

今回の旅行、前日は円山動物園で雨に降られたものの、この日の天気は持ち直していたのですが


やはり羊蹄山のまわりには雲が集まっていて、中山峠からはその姿をきれいに見ることはできず。
頂上が雲に隠れるところも合わせて、本当に富士山みたいです。


再び車を走らせ、国道を喜茂別、留寿都と進みます。
洞爺湖の道の駅で再び休憩したものの、羊蹄はやっぱり見られずじまい。


そんなこんなで札幌を出てから2時間半。洞爺湖に着きました。

なぜわざわざ洞爺湖に来たのか。純粋に湖を見るため、ではありません。


今回も目的地はここ、「西山火口散策路」。


今から12年前。このすぐ近くにある有珠山が噴火し、洞爺湖周辺は大きな被害を受けました。
その噴火によって破壊された道路や家がそのまま保存され、現在見学することができるのです。

上の写真ですが、下にアスファルトの舗装道路が見えるように、かつては下っていく形で国道が伸びていたそうです。
しかし目の前の西山付近に火口が開き、噴火に伴い土地が隆起したため、上り坂になってしまったといいます。


国道は左右に走り、真ん中に見える「止まれ」の看板の位置で、1977年の噴火後に国道と平行するように作られた町道と交差していました。散策路はその町道の跡を歩くことになります。
目の前の建物はかつての消防署で、現在は噴火の資料館となっているようです。


また、噴火によって地盤沈下が起こり、地下水や雨水がたまり池のようになってしまったとのこと。
ちなみに中央に見える白い車ですが、まだ噴火の兆候が現れた段階で取材に来た記者が乗っていたもので、噴火がひどくなり身動きが取れなくなったため乗り捨てていった―という話があるらしい。


その町道も以前は下っていたそうですが、国道と同じく土地の隆起により上り坂に。


しかも亀裂や段差があちこちにあり、到底車が走れる道ではなくなっていました。


かなりの勾配を登っていくこと5分ほど。車道は完全に草に埋まり、枕木で作られた歩道だけが火口へと伸びていきます。


頂上に到着。「散策路」というイメージとは大きく違い、半ば登山気分を感じるほどのアップダウンです。
左側、速度標識と折れた電柱のあるとことがかつての町道。国道はすっかり木々に覆われ、どこにあるのかさっぱりわかりませんでした。
ちなみに奥の方に羊蹄山が見えますが、結局てっぺんは雲に隠れたままでした。


反対側を向き、虻田市街を望んだところ。噴火湾も見渡せます。
手前から煙が出ているのが見えますが、火山ガスのようで散策路の柵の外には絶対に出ないよう警告が掲示されていました。火山活動が続いていることを実感させられます。


散策路は火口付近を頂上に、南側にも続いています。


少し降りると廃墟が。
洞爺湖名物のお菓子、わかさいもの製造工場だったところです。
土地の隆起により建物は折れ曲がり、噴石が降り注いだことで屋根にはいくつもの穴が開いています。


さらに歩いていくと、歩道の脇に大きな石が。これも噴火で飛ばされてきたものでしょうか。


そして斜めになった住宅の門やガレージも。
地形が大きく変わったことがうかがえます。


この家の方が持ち出せなかったのか、車が一台置いてありました。
中をのぞくと、座席に苔が生していました。


さらに地下に埋められていた暗渠も、地面が盛り上がったことで地表に出てきています。

この先も散策路は続き、噴石に破壊された幼稚園の廃墟などがあるそうです。
また、旧国道をはさんだ反対側の山には金比羅山火口というものがあり、火山灰や泥流で一階部分が埋まった温泉施設や住宅の遺構が残っているとのこと。
両方とも見たかったのですが、帰りの飛行機までもう時間がなかったので、再訪を期して新千歳空港へと向かいました。

_______________

散策路に入ったところで、一匹のネコに会いました。


雨上がりで観光客も誰もいない中、道路にぽつんとたたずむネコ。


人懐っこくて、しばらく背中をなでたりして先へ進もうとすると、道案内をするかのごとくいっしょに歩き始めました。


と、そこで道沿いのお土産物屋さんからおばさんが出てこられました。
話を聞くと、おばさんの飼い猫だそうで、「トラちゃん」と呼んでいました。

トラちゃんが現れたのは、今から10年ほど前。
噴火から2年ほど経った頃、噴火によってできた、この西山から下りてきたそうです。
おばさん曰く、「近くのアパートで飼われていたネコじゃないか」とのこと。

有珠山が噴火したのは、12年前の3月31日。
その数日前に噴火の兆候が観測され、この一帯に住む人には避難するよう指示が出されていたそうです。
トラちゃんはその時、飼い主さんに逃がされたのか、置いていかれて自ら逃げたのか―

山から現れた時は、毛が逆立ちひどい姿だったようです。
ここで暮らすうちに体力も回復し、今のように元気になったとか。
ただ、トラちゃんは今でも山へ向かい、かつてアパートがあったところを捜し求めて歩き回っているそうなのです。


「トラちゃん、寒いから中にお入り」と何度も言われながら、ネコは火口の方をじっと見ていました。
おばさんと別れ、アパートを探しましたが、それらしい痕跡はまったく見当たりませんでした。
家に帰ってから調べてみると、どうやらアパートはわかさいもの工場の隣にあったようです。

いまその付近で撮った写真を見直しても、写っているのは折れた電柱や工場のがれきばかり。
トラちゃんはこの中をするすると歩きながら、かつて飼い主と過ごした日々を思い出しているのかもしれません。


おばさんから10分ほど話を伺っただけなので、記憶違いなどあったら申し訳ありません。もっと言えば、どこまで事実なのかも断言することはできない話です。
しかし、災害に巻き込まれたこのネコの話は、この時目の前の風景を他人事ではなく”自分事”として捉えなおす大きなきっかけに思えました。
埼玉に住んでいると「噴火」という災害はいまいち実感がわきませんが(まあ富士山はいろいろ言われてるけど)、様々な遺構を見ていると噴火に限らず、地震や津波といった災害そのものへの恐怖心を改めて強く感じた出来事でした。