一昨日書いたお正月の上野動物園の模様ですが、昨日新たにリリースされた話題があったので。
上野パンダ舎、移設へ…行列解消、赤ちゃん期待(読売新聞)
(引用)
東京・上野動物園(台東区)のパンダ舎が、約25年ぶりに移設されることになった。
昨年春に公開されたジャイアントパンダ、雄のリーリー(力力)と雌のシンシン(真真)が大人気で、パンダ舎への行列が近くの表門をふさぐこともあるため、園の奥側に移る。東京都は、赤ちゃん誕生に備えて施設も広くする考えで、2012年度予算案に設計費用を計上する方針だ。
現在のパンダ舎は、動物園の表門をくぐってすぐ右手の場所で、1988年に建設された。約1200平方メートルの敷地に六つの運動場と五つの部屋があり、08年に死んだリンリンもこのパンダ舎で飼育されていた。中国・成都から訪れたリーリーとシンシンの2頭もここに入ったが、約3年ぶりの上野でのパンダ登場に、昨年4月の公開以来、高い人気が続く。
JR上野駅から徒歩で約5分の表門までわずか数十メートルしかないこともあり、昨年5月の大型連休には、園の外まで最大3時間待ちの大行列ができた。福田豊副園長は「行列が表門をふさいでしまい、パンダ目的ではないお客さんの入園もできなくなった」と振り返る。
9か月以上たった今も来園者は多く、昨年4~12月の来園数は377万人と、パンダ不在だった前年同期の約1・7倍、150万人以上も増えた。
また、リーリーとシンシンはいずれも6歳で、人間で言えば20歳前後と繁殖の可能性が強い。昨年9月には飼育員が繁殖を促すトレーニングもスタートさせた。発情期は2~5月頃で、早ければ年内に妊娠する可能性もある。パンダの部屋は「掃除などの維持管理のため、常に空き室が必要」(同園)で、複数の赤ちゃんができると現在の五つの部屋では手狭になるという。
このため、都では、パンダ舎を移設し、合わせて施設も拡充する方針を決めた。最も有力な移転候補地は、園の奥にある西園のステージ周辺。このほか、東園のゾウ舎近くなども候補になっている。都は、12年度予算案に約3000万円の設計費用を計上し、15年頃の完成を目指す。
(引用終わり)
重要なのは移設先で、
「最も有力な移転候補地は、園の奥にある西園のステージ周辺」
「西園のステージ周辺」
西園・・・遠い ∑(´□`;)
確かに今のパンダ舎はかなり手狭で、運動場ももう少し広くして思いっきり遊ばせたいし、繁殖用の部屋ももっと必要だと思う。
でもそれなら、なぜ1年前に2頭が来た時にそうしなかったんだ?って話で。
去年パンダの来日に合わせてパンダ舎の改修をしたのだから、その時に場所を移しておくとか、拡張を見越して設計しておくとかできなかったのかな・・・
西園に移すなら再びコンテナやトラックに入れて運ばなきゃいけないし、何より2頭は再び新しいパンダ舎に慣れなきゃいけないわけで、少なからずストレスもたまるはず。
多分、都もパンダ効果で入園者がどこまで増えるのかわからなくて最初から移設を伴う大規模な予算を出せなかったんだろうけど、逆に言えばここで移設話が出てきたのは予想以上に上野の入場者が増えて儲かってるからってことにも考えられるわけで。
なんというか、動物のことをもうちょっと考えてほしいなと思うわけです。もっとも再移動くらいでは大したストレスにならないのかもしれないけど。
まあ新パンダ舎の完成は早くてもあと3年かかるみたいだし、その頃には今みたいに「年間パス使ってパンダだけ見て帰る」なんてこともしてないだろうから入り口から遠くなっても個人的な影響はあまりないでしょうけど。
なによりパンダがより広いところで暮らせるようになるのは大歓迎なんだけどね。
<おまけ>
前回の記事で写真のアップロードだけしたのに載せ忘れた写真がありました。
ヒ「こんにちはー、おじゃましまーす」
ピ「あんただれ!?」
キリンのヒナタくん、隣にいるオカピのピッピ(ちなみにメス)の運動場まで首を伸ばしてきました。写真のように超至近距離まで顔(鼻?)が近づいたのですが、さすがに怖かったのかこの後ピッピがすごい速さで逃げていきました(笑
ヒナタは反対側のサイの運動場ものぞくなど他の動物に興味を示したり、運動場に座り込んじゃったりとまだまだ子どもっぽさが残っていますが、体は一瞬コハルと見間違うくらいに大きくなってきて成長を感じます。
でもコハルのお婿さんとしてはまだ釣り合わない気がするけど・・・
上野パンダ舎、移設へ…行列解消、赤ちゃん期待(読売新聞)
(引用)
東京・上野動物園(台東区)のパンダ舎が、約25年ぶりに移設されることになった。
昨年春に公開されたジャイアントパンダ、雄のリーリー(力力)と雌のシンシン(真真)が大人気で、パンダ舎への行列が近くの表門をふさぐこともあるため、園の奥側に移る。東京都は、赤ちゃん誕生に備えて施設も広くする考えで、2012年度予算案に設計費用を計上する方針だ。
現在のパンダ舎は、動物園の表門をくぐってすぐ右手の場所で、1988年に建設された。約1200平方メートルの敷地に六つの運動場と五つの部屋があり、08年に死んだリンリンもこのパンダ舎で飼育されていた。中国・成都から訪れたリーリーとシンシンの2頭もここに入ったが、約3年ぶりの上野でのパンダ登場に、昨年4月の公開以来、高い人気が続く。
JR上野駅から徒歩で約5分の表門までわずか数十メートルしかないこともあり、昨年5月の大型連休には、園の外まで最大3時間待ちの大行列ができた。福田豊副園長は「行列が表門をふさいでしまい、パンダ目的ではないお客さんの入園もできなくなった」と振り返る。
9か月以上たった今も来園者は多く、昨年4~12月の来園数は377万人と、パンダ不在だった前年同期の約1・7倍、150万人以上も増えた。
また、リーリーとシンシンはいずれも6歳で、人間で言えば20歳前後と繁殖の可能性が強い。昨年9月には飼育員が繁殖を促すトレーニングもスタートさせた。発情期は2~5月頃で、早ければ年内に妊娠する可能性もある。パンダの部屋は「掃除などの維持管理のため、常に空き室が必要」(同園)で、複数の赤ちゃんができると現在の五つの部屋では手狭になるという。
このため、都では、パンダ舎を移設し、合わせて施設も拡充する方針を決めた。最も有力な移転候補地は、園の奥にある西園のステージ周辺。このほか、東園のゾウ舎近くなども候補になっている。都は、12年度予算案に約3000万円の設計費用を計上し、15年頃の完成を目指す。
(引用終わり)
重要なのは移設先で、
「最も有力な移転候補地は、園の奥にある西園のステージ周辺」
「西園のステージ周辺」
西園・・・遠い ∑(´□`;)
確かに今のパンダ舎はかなり手狭で、運動場ももう少し広くして思いっきり遊ばせたいし、繁殖用の部屋ももっと必要だと思う。
でもそれなら、なぜ1年前に2頭が来た時にそうしなかったんだ?って話で。
去年パンダの来日に合わせてパンダ舎の改修をしたのだから、その時に場所を移しておくとか、拡張を見越して設計しておくとかできなかったのかな・・・
西園に移すなら再びコンテナやトラックに入れて運ばなきゃいけないし、何より2頭は再び新しいパンダ舎に慣れなきゃいけないわけで、少なからずストレスもたまるはず。
多分、都もパンダ効果で入園者がどこまで増えるのかわからなくて最初から移設を伴う大規模な予算を出せなかったんだろうけど、逆に言えばここで移設話が出てきたのは予想以上に上野の入場者が増えて儲かってるからってことにも考えられるわけで。
なんというか、動物のことをもうちょっと考えてほしいなと思うわけです。もっとも再移動くらいでは大したストレスにならないのかもしれないけど。
まあ新パンダ舎の完成は早くてもあと3年かかるみたいだし、その頃には今みたいに「年間パス使ってパンダだけ見て帰る」なんてこともしてないだろうから入り口から遠くなっても個人的な影響はあまりないでしょうけど。
なによりパンダがより広いところで暮らせるようになるのは大歓迎なんだけどね。
<おまけ>
前回の記事で写真のアップロードだけしたのに載せ忘れた写真がありました。
ヒ「こんにちはー、おじゃましまーす」
ピ「あんただれ!?」
キリンのヒナタくん、隣にいるオカピのピッピ(ちなみにメス)の運動場まで首を伸ばしてきました。写真のように超至近距離まで顔(鼻?)が近づいたのですが、さすがに怖かったのかこの後ピッピがすごい速さで逃げていきました(笑
ヒナタは反対側のサイの運動場ものぞくなど他の動物に興味を示したり、運動場に座り込んじゃったりとまだまだ子どもっぽさが残っていますが、体は一瞬コハルと見間違うくらいに大きくなってきて成長を感じます。
でもコハルのお婿さんとしてはまだ釣り合わない気がするけど・・・