zoolog ずーろぐ

パンダとかマレーグマとかホッキョクグマとか なぜかクマばっかり会いに行ってます

のぼりおりパンダ

2012-05-31 21:49:30 | パンダ(アドベンチャーワールド)
いつの間にやらアドベンに行ってから2週間。それなのに取り上げたい話題がいっこうに減らない・・・もっと更新頻度増やせばいいのか、すみません・・・
てことで、梅浜・永浜のつづき。

訪問した両日とも、梅浜と永浜は16時半までの公開だったのですが、もうすぐ室内へ帰る時刻という16時20分ごろの話です。
運動場を探しても梅浜がいません。どこに行ったのかな


屋外運動場のモート(※)に降りていたのは、梅浜でした。

※モート:運動場と観覧通路の間に掘られた溝。運動場と観覧する場所と同一レベルだと、パンダが脱走したりお客さんがさわろうとしたりといろいろ問題になるため設けられる(んだと思う)


モートを行ったりきたりする梅浜。下に降りたところは初めて見ました。
こんなところでなにしてるの・・・?


梅「おーい」
と、ここで上を気にし始めた梅浜。
これはモートから上に上がるシーンを見られるかな、と期待。


永「なーに?」
そこに永浜が姿を現しました。梅浜がひとりでは上がれずに、永浜に助けを求めたのかな?

動画を撮っていたので写真はないのですが、実はここで梅浜と入れ替わりに今度は永浜がモートへ降りてしまいました。


梅「とりゃっ」
永「うわっ」
なぜか下にいる永浜にパンチする梅浜。

しかし


梅「・・・」
梅浜のパンチに怒ったのか、永浜が下から梅浜にかぶりつき、モートへと引きずりおろしてしまいました・・・


永「下に来ちゃった・・・」
梅「もう帰る時間なんだから戻らないと」
結局この後すぐに、2頭とも上に戻りました。


ところで、梅・永は翌日の午後もこの運動場に出されていたのですが


ずるずる・・・


ふう

同じくらいの時刻、またまたモートに降りていたのは永浜です。


永「もぐもぐ・・・」
何か食べてますが、特にササなどは置かれていません。拡大してみたところ、どうやらそこらへんに生えてた草(芝生?)をつまんでいたようです。おいしいのか、それ?


永「食べたら運動だよ!」
前日の梅浜のように、モートを行ったりきたりし始めました。


永「そろそろ戻るかな」


永「よいしょっと」


永「とうちゃく」

種明かしすると・・・
この一連の写真からもわかりますが、屋外運動場は夕方、思いっきり西日が当たってしまいます。
しかしモートはうまい具合に日陰になるため、2頭は涼しさを求めてモートに降りていたようです。
・・・といっても永浜がモートでうろうろしていた時、梅浜は日当たり抜群のやぐらの上で昼寝中でしたが。

そういえば、以前永浜がモートから上がるのに、すごく苦労していたのをどこかの動画で見たことがあります。
小さい時から運動神経がいい梅浜に比べ、永浜は少しどんくさくて、正直彼がモートに降りたときにはちゃんと戻ってこられるか不安でした(笑
もっとも梅浜の方がスムーズに上り下りしていましたが・・・やっぱり永浜は運動が苦手なんでしょうか。


梅浜と永浜はこれくらいにして、次はそろそろバックヤードツアーのことでも書きますかね。twitterでもつぶやきましたが、あの時は担当の良浜がぐうたらなせいで大変なことになってしまいました・・・

なお、次回の更新は週明けになります。
というのも明日から3日ほど名古屋に行って来ます。始めて鉄道(ていうか中央線)に関係ない名古屋旅行ですw


梅浜・永浜のタケノコタイム その2

2012-05-28 22:44:31 | パンダ(アドベンチャーワールド)
前回のエントリで、滞在2日目に撮影した梅浜と永浜のウェイクアップタイムの模様をご紹介しました。
今回は、その前日のウェイクアップタイムのことを取り上げます。


開園後すぐ、2頭に会いに行くと爆睡中


しばらくして永浜が動いたので起きるかな?と思ったものの、寝返りを打っただけでした。
ていうか、こんな姿勢でよく眠れるな・・・

この後、午前中はひたすら寝ていて、午後になっていったん屋外に移動となりました。
しかしバックヤードツアーに参加しており特に写真もないため、一気にウェイクアップタイムに時間を移動します。


永「こんにちは」
先に出てきたのは永浜。


梅「まってー」
後から梅浜も出てきて、まずはおやつを探します。


探し回る梅浜
前回見た8ヶ月前と比べ、思ったよりは大きくなってないように思いました。ただ、より丸くはなったような(笑


永「たけのこ~!」
先にタケノコを見つけたのは永浜でした。


永「いただきまーす」


永「がぶり」


一方、梅浜ももう1本のタケノコをゲット。


梅「うまうまだよ!」
撮ったときはまったく気付きませんでしたが、舌をぺろっと出しているのがかわいいです。



むいた皮をおなかの上にほったらかし、豪快に食べ散らかす双子の図。でも最後にこの皮も食べちゃうときもあります。


と、永浜はタケノコに飽きたのか竹に移動しました。


梅「まだタケノコあるじゃん!」
そして永浜の食べ残したタケノコを食べる梅浜(前回の記事の最後に書いたところです)。


それも食べ終わると梅浜も竹に移り、2頭仲良く食事となりました。
でも梅ちゃん寝食いか・・・顔が見えないよ


永「ほら、写真撮ってるから梅ちゃん起きてよ」
梅「しょうがないなー」
―と言ったかどうかはさておき、この後梅浜もパンダ座りをしてくれました。


翌日とは逆に、この日は2本のタケノコをちゃんと1本ずつ食べてくれました(笑
タケノコのいちばんの旬は今らしく、ここ最近では梅浜・永浜に対して1日に10本以上のタケノコが与えられた日もあったそうです。いや多すぎだろ・・・
さすがに全部は食べきれず、残していたらしいですが。
ちなみに上野でもまだまだタケノコをあげているらしいので、近いうちにまた見てこようと思います。

さて次回は・・・もう1回くらいこの双子に出てきてもらおうかな。


<おまけ>


梅浜、ほんと丸いなあ・・・



梅浜・永浜のタケノコタイム

2012-05-24 22:26:14 | パンダ(アドベンチャーワールド)
ということで、今回から先日訪れたアドベンチャーワールドの模様を取り上げていきます。

前回の最後で「まずはダイジェスト編から・・・」と書きましたが、写真を漁ってるうちにおもしろいシ-ンがいろいろ出てきたので、とりあえずそちらから。
今日は梅浜と永浜のタケノコをめぐる攻防についてです。

今の時期はタケノコが旬とのことで、アドベンチャーワールドのパンダにも毎日のようにタケノコが与えられていました。
5月18日、梅浜と永浜には13時半からのウェイクアップタイムで、エサとして大量の竹とともにタケノコが出されました。


運動場に置かれたタケノコ。人間が食べるものとあまり変わらないサイズでした。

運動場には、2頭のためにちゃんと2本置かれています。しかし、無事に1本ずつ食べてくれるはずもないのがパンダの双子・・・
それではその様子をじっくりご覧いただきましょう。




永「こんにちは!」
梅「まぶしいー」
13時半、2頭揃って運動場に出てきました。
この日は気温はそれほどではありませんでしたが日差しがかなり強かったので、パンダを撮りたいけど日焼けしたくないという葛藤を繰り広げた一日でしたw


梅「タケノコいただきまーす」
永「ぼくは竹がいい・・・」
おやつのニンジンを少し食べた後、梅浜はタケノコを見つけていきなり寝食いに。
一方、もう1本のタケノコは竹の下に隠れる形だったため、永浜は気付かなかったのか竹を食べ始めました。


梅「おいしかった・・・あれ・・・?」
永「つぎの竹はどれにしようかな」
ここで何かに気付いた梅浜


梅「あっ、タケノコもう1本あるじゃん!ラッキー」
え、梅ちゃん、そのタケノコは永浜のじゃないかな・・・?


梅「タケノコいただきまーす」


梅「ぱくっ」


梅「おいしー!」
ギャラリーの声もむなしく、2本目に突入してしまった梅浜。

ちなみに、パンダはおいしいものを食べると目を閉じる(細める)みたいで、ニンジンや新鮮な竹を食べてるときもよくそうなります。
タケノコの場合は、この写真のように「目を細める」+「上を向く」らしく、愛浜もタケノコを食べながらこうやっていました。
あまりのおいしさに、さながらうっとりしてるといった感じでしょうか。


梅「おいしい・・・(うっとり)」
梅浜がタケノコに心奪われている隣で、永浜は竹を食べ続けています。本当に気付かないのかな・・・


がぶり


うまうま~

が、しかし


永「梅ちゃんなに食べてるの?」
梅「げっ」
永浜、ついに気付きました!


永「それ、ぼくのでしょ!」
梅「ばれちった!」


永「ぼくの返して!」
梅「やだー」


ポキッ
永「うまい・・・」
梅「もぐもぐ」

この時、ファインダーごしにはタケノコが割れて永浜勝利!―と思ったのですが、どうやら一口食べられただけだったみたいです。だって梅浜の持ってるタケノコの大きさ、前の写真と全然変わってないですもん・・・

それでも永浜は一口で満足したらしく(というよりその一口を味わってる間に梅浜が全部食べてしまった)


永「もうぼくの分取らないでよ!」


どん
梅「わあっ」
永浜に頭突きされました(笑
梅浜のびっくりした(ように見える)顔がツボです。


その後は2頭仲良く竹を食べましたとさ。


タケノコが2つ出てきた時に、冗談で「梅浜2本とも食べたりして~」とか思ってたら現実になってしまいましたw
まあ、これまでも永浜が食べてる竹を毎日のように横取りしてきた梅浜なので、いつも通りというかなんというか・・・やっぱり「姉は強し」なんでしょうかね。
個人的には、姉に虐げられている(ぇ)様子が自分と重なるからか、いつも永浜を応援してしまいますw


ただ、補足しておくと永浜はそこまでタケノコが好きじゃないみたいです。
この前日にも2頭のタケノコタイムを見たのですが、永浜は1/4ほど食べ残して竹に移ってしまいました。
そんなにタケノコに執着しておらず、むしろタケノコより竹を好んで食べているのかもしれません。

ちなみに、永浜が残したタケノコは梅浜が食べていました(笑




次回も梅浜&永浜かな・・・
前日のウェイクアップタイムや、「梅浜のパトロール」といったものを書いていこうと思います。

ミミカ、元気です!

2012-05-21 22:41:06 | 動物園:「上野生まれ」を追いかけて
先週の17日と18日、和歌山・アドベンチャーワールドに行ってきました。
今回からその時の模様をたっぷりご紹介していこうと思います。

で、実はパンダの前にひとつ急ぎで取り上げたい話題があるので、まずはそれからです。



昨年10月、こんな記事を書きました。

ミミカ、また会う日まで

上野動物園で2009年4月に生まれた、ヒガシクロサイのミミカについてです。
ミミカは昨秋、アドベンチャーワールドに嫁入りしました。赤ちゃんの時から成長を見てきた身としては非常に寂しかったのですが、嫁入り先が見知った(?)アドベンということには少し安心しました。
しかしアドベンでの様子についてはいくら探してもまったく紹介されておらず、元気にやっているのかとても心配でした。

そこで今回の旅では、「パンダに会う」ことに加え、「自分の目でミミカの様子を確認する」ことを目標とし、和歌山へ向かいました。


サイのいるサファリゾーンへ向かったのは、パンダがお昼のおやつタイムを終えまどろみ始めた14時半過ぎ。
実はいちばんの懸念は「たくさんいるサイの中でミミカを見分けられるか」でした。そこで14時半から行われるサイのおやつタイムなら飼育員さんが必ずいると考え、それに合わせて訪問しました。

この作戦は成功で、ちょうどサイの飼育舎に行くとそこにはスタッフの方が数人。
「ミミカは出てますかー?」と聞いてみると、「奥の運動場で1頭だけ出てますよ」とのことなので行ってみると―


あれ?この子かな・・・?


こちらは昨年6月に上野で撮影したミミカ。


やっぱりそうだ、ミミカだ!!

アドベンにはシロサイとクロサイの2種がいます。シロサイは4頭ほどの集団で常に運動場に出されていますが、クロサイはミミカと、旦那さん候補のオスの2頭のみ。しかしまだ体格差が大きすぎるとのことで、ケンカすると危ないからと別々に展示しているのだそうです。
ただ、ミミカは今年で3歳なのでまだまだ子どもだしなーなどと思ったのですが、飼育員さん曰く「もう立派な一人前ですよ」とのこと。


ところで


最初の写真ではミミカは遠くにいたのですが、他に見ている人が誰もいなかったので「ミミカー!」と名前を呼んでみると、くーんと鳴きながら近くに寄ってきてくれました!
しかもその声がなんとも切なかったので、やっぱりひとりぼっちで白浜に引越したのはさみしかったのかなあとか、上野が恋しいのかなあとか、はたまた「もしかして覚えててくれた!?」とか考えてしんみりしてしまいました。

・・・が、どうやら自分のことを飼育員だと思って寄ってきて、エサを求めて鳴いていたのではないかと数分後に気付き、少々がっかりしましたw


運動場を歩き回るミミカ。
上野時代の写真と比べるとけっこう成長したことが分かります。特に角はかなり立派になったみたい。
あとすごく汚れました(笑


でも後姿はあんまり変わってませんでした。


ということで、ミミカとの再会は20分ほどで終了。白浜でも大きく成長し、元気に暮らしていることがわかり本当に安心しました。
この写真からもわかるように、今はとても広い運動場を1頭で割り当てられています。上野よりも倍以上はある広さです。
隣のシロサイは集団で運動場に出されていますが、ミミカもいずれはオスと2頭で出されるのでしょうか。でも上野ではオス・メスで別々だから、それはないのかな・・・

いずれにしても、今後もアドベンチャーワールドに行った際には定期的にミミカを観察していこうと思います。


ちなみに


こちらがオスのクロサイ、CRAGくん。10歳くらいらしい。
この写真は翌日、サファリバスから撮影したものです。飼育員さんはミミカとCRAGを交互に出していると仰っていたので、毎日ミミカが運動場に出ているとは限らないようです。
ただし運動にいなくてもサイ舎にはいるので、姿を見ることはできます。


<余談>
ネット上をあちこち調べたのですが、白浜でのミミカの情報は本当にどこにも出ていませんでした。もしかしたらこの記事が初の報告になるかもしれません。そうだったらちょっとうれしいな・・・


次回からパンダを取り上げます。とりあえず2日間のダイジェスト版から書いていくつもりです。
予定では1年ぶりに参加できたバックヤードツアーや、旬のタケノコをめぐる攻防(?)をご紹介するつもりです。

行ってきました

2012-05-19 23:09:56 | 日記

8ヶ月ぶりにアドベンチャーワールドに行ってまいりました。

twitterでは写真付きでうるさくつぶやいていましたが、こちらでも順々にご紹介していこうと思います。
ただ、今回はあまりにも書きたい話題が多かった(=ハプニングが多発した)ため、現在ネタの整理を行っています。もうしばらくお待ち下さい・・・

すがもんストリートライブ

2012-05-16 21:23:19 | ゆるキャラ
ということで、今回はゆるキャラネタです。



ゴールデンウィーク真っ只中の5日(こどもの日)。巣鴨地蔵通り商店街でゆるキャラが集まるイベントが行われました。
題して「すがもんwithゆる友ストリートライブ」。”ライブ”という名のように、各キャラクターのオリジナルソングを歌手の人が歌いながら、ゆるキャラが商店街を練り歩くというものでした。


で、まずはライブの模様。午前中と午後に2回ずつ、30分程度行われたのですが、他に用事があったため参加できたのは午前中のみでした・・・
右から地蔵通り商店街のキャラクター・すがもん、以前このブログでも紹介したにしこくん、戸越銀座商店街の戸越銀次郎、成田市のキャラ・うなりくん、東京都小平市のぶるべー。


今回初めて出会ったのが、この「すがもん」。巣鴨の「鴨」ですw
興味深いのはそのプロフィールで、まあ詳しくは公式ホームページでも覗いてほしいのですが、なんでも「鴨の国」の出身鴨に変身するのが苦手なばっかりに、人間界に修行に来たのだとか。もう突っ込みどころが多すぎて何も言えねえよ


ちなみに頭がこんもり盛り上がってるのは寝ぐせらしいw


つづいて、こちらも初めてのうなりくん。
成田市はうなぎで有名らしく(浦和も有名なんだけど・・・)、「うなぎ」と「なりた」でうなりくんという名前に。
頭に何か付けてるのがおなじみらしく、この日はこどもの日ということでこいのぼりを付けてました。


成田といえば成田空港、ということで、体は飛行機とうなぎがミックスされてます。確かに尾っぽに尾翼っぽいのがあったり


腕(?)にはジェットエンジンが!
さわってみたけど、エンジンとは思えないほどやわらかかったw

ちなみにうなりくんもプロフィールが特徴的で、「うなり星」からやってきた宇宙人で、たまたま降りたところが成田空港だったらしいです。ふーん・・・


戸越銀次郎は羽生のゆるキャラサミットでも見かけたのですが、これまた意外とサービス精神旺盛でびっくり。


カメラを向けると必ず気付いてポーズをとってくれました。
練り歩きの際にも、子どもたちと手をつないで歩いたりとなかなかやさしいキャラでした。

ただ、やっぱり人気があったのはにしこくん。いっしょに写真を撮ってほしいという列が絶えませんでした。
それでも集まった人はそこまで多くなくて、各キャラと十分にふれ合うことができ大満足。
本当はおしなりくん(墨田区・スカイツリー周辺地域のマスコットキャラ)に会いたかったのですが、午後から参加ということで断念しました。

ちなみにグッズ販売のブースもあって、ついその場の勢いでうなりくんとすがもんのぬいぐるみ&ストラップを買っちまいましたw



ところで、巣鴨って実は初めて訪れたのですが


ポストにすがもんが乗っかっていたり


商店街のあちこちにすがもんのペナントがあったり

他にも、すべてのお店にすがもんのぬいぐるみが置いてあるとか、「すがもんの歌」が商店街中のスピーカーで流されてるとか、商店街が一丸となって盛り上げていることには驚きました。



<おまけ>

地蔵通り商店街の入り口にはこんなものが。


すがもんのおしり。さわると恋が成就するとか。
ちなみにこの写真のものだけでなく、練り歩きのときに本物(?)のすがもんのおしりにもさわっておきましたw


___________

明日・明後日で白浜に行って来ます。
就活でいつも行く春休みに行けなかったので、実に8ヶ月ぶり。
海浜と陽浜がどれほど大きくなったか・・・よりも梅浜と永浜がどうなったの方が気になっていますw

フジくんの成長

2012-05-10 22:25:58 | 動物園
今回は、GWに訪れた上野動物園のつづき。一般公開から1ヶ月が経ったマレーグマのモモコ&フジの親子の様子をご紹介します。

フジくんといえば、公開初日の様子を書いた先日のエントリでは


モ「ほら!危ないから帰るわよ!」
フ「えーっ・・・(ずるずる)」
てな具合にお母さんの方が神経質になっていたのが印象的でした。

あれから1ヶ月経ち、生後半年となったフジくんはどうなったかというと


元気に成長し、木にも登るようになりました!
体もだいぶ大きくなったようです。


母親のモモコもフジに構わなくなり、”放任教育”に転じたようです(笑

ただ、逆にフジもモモコにじゃれつく様子が見られなかったのは驚きでした。兄のウメキチはずいぶんとモモコにべったりだった記憶があるのですが
―と我が母親に言ってみたところ、いまはフジくんはひとりで遊びたい年頃なんじゃない?という意見でした・・・
確かにウメキチがべったりしていたのを見たのは、もう少し大きくなってからだった気もします。


フ「なんかないかなー!」
こういった木の割れ目や筒の中にエサ(さつまいもやりんご、ビスケットなど)が仕込まれているので、親子はあちこち探して回ります。
ただおなかがすいていなかったのか、食べるよりも探すことを楽しんでいたようにも見えました。むしろ先ほど挙げたものより、何箇所かに置かれたヨーグルトをなめていたような。

ところで、これらのエサを食べるのは実はマレーグマだけではありません。


※別の場所(西園・こども動物園)にて撮影
運動場内にある木の上で生活するハクビシンもさつまいもやりんごを食べています。
どうやら彼ら用のエサは用意されていないらしいので、マレーグマの食べ物を横取りすることが前提になっているようです。

ハクビシンは飼育員さんがエサを設置してクマが出てくるまでのわずかな時間で、木を下りてエサを取りに来ます。以前間に合わずにクマと遭遇してしまったところを見ましたが、ものすごい速さで木に上っていきましたw


そしてスズメも。これは今回初めて見ました。小さい体ながら意外にたくさん食べていくことに驚きました。


フ「あっちにもあるかなー」
さて、依然としてエサ探しに夢中のフジくん。


バタバタバタ・・・
フ「わあっ!」
と、いきなり近づいてきたクマに気付き、エサをついばんでいたハトたちが慌てて飛び去っていきました。


フ「・・・上がれない・・・」
それに驚いたのか、木から落ちかかってしまいました。
やはりまだ木登りは得意ではないのかもしれません。


といっても次の瞬間には再び木に上っていましたが


前回観察してからたった1ヶ月しか経っていませんでしたが、体の大きさや足取りがしっかりしてきたことなど、明らかに成長していることが見て取れたフジくんでした。
今後も定期的に成長を追っていければと思います。
そして今年こそ、札幌に引っ越したウメキチに会いに行きたい・・・



次回は動物ネタをお休みして、ゆるキャラのイベントについて取り上げようかと。土日はちょっと家を空けるので、週明けになってしまうかもしれません。
そして来週後半には8ヶ月ぶりにアドベンチャーワールドに行く予定なので、しばらくパンダの話題が続くと思います。

タケノコだいすき!

2012-05-08 22:04:17 | パンダ(上野動物園)
先週・4日は上野動物園に行ってきました。

毎年5月4日(みどりの日)は、上野を含む都営の動物園・水族館が無料開放されています。
ものすごい大混雑となり、数年前に痛い目にあってからは避けるようにしていたのですが、今年は天気が思わしくなかったのでまだマシかなと思い行って来ました。
今回はジャイアントパンダの模様をご紹介します。


こどもの日に合わせてこいのぼりが出されていました。

開園は9時半ですが、入園を待つ人の行列ができていたため9時に前倒しになると予想(混雑する時期はいつもそうなります)し、早めに自宅を出ると案の定9時に開門。
その5分ほど後に入ったのですが・・・既にパンダ舎前には大行列が。たぶんこの時点で30分待ちだったと思います。


ということで列が減り始めた13時過ぎに並んだのですが、表示は100分待ちでした。
ただしこれは前の列でパンダを見られる、いわゆる「親子連れ列」のため、大人のみの場合に並ぶ後列は15分ほどで見ることができました。


力「ぐー・・・」


真「ふあー・・・ねむい・・・」
しかし2頭とも爆睡中。並ばせといて寝てるって・・・と思いましたが、それでも皆さんにかわいい!と言われまくってました。

とはいえ寝ている姿だけでは到底満足できないので、夕方の食事の時間を見計らって再度パンダ舎へ。


真「タケノコうまー!がぶりっ」
すると、ちょうど今の時期が旬のタケノコを食べていました。

「タケノコ」と言っても、パンダが好むのは人間が食すより大きなサイズのものらしいです。
タケノコはスーパーで並んでいるような大きさで刈り取らず放っておくとどんどん成長し、いずれは竹になるわけですが、成長しすぎて「もうタケノコなんだか竹なんだかわかんねえよ」ってレベルの大きさのものが彼らにとってはいちばんおいしいらしいのです。ふつうの竹よりやわらかくて甘いとか。


それにしても、おなかに乗ったタケノコの皮がすごい量です。


真「うまうまだよー!」
この時は見られませんでしたが、リーリーにも与えられているようです。

ちなみに白浜と神戸でもそれぞれタケノコが出ているとか。白浜には来週行ってくるので、観察してこようと思います。
去年の様子を見ていると6月ごろまではタケノコがとれるらしいので、上野に行った際は食事シーンに注目してみてはいかがでしょう。


ところで


こちらもタケノコの残骸。しかし見つけたのはパンダ舎ではなく―


ツキノワグマのタロコ&ウタ親子の部屋でした。
到着した時には既にこの状況だったので食べているところは見られなかったのですが、クマもタケノコ食べるんですね。まあ山で生活してるから野生でも食べる環境にはあるのか・・・


<余談その1>

さすがにゴールデンウィーク、まして無料開園日となれば天気が悪くてもすごい混雑で


閉園直前でもパンダ舎はこの人だかりでした。
ちなみにGW期間中は閉園時間が1時間延長され、18時でした。

<余談その2>


JR上野駅で見つけた表示板。動物園への入場待ち時間のみならず、パンダ見学に要する待ち時間まで書かれていたのは初めて見ました。



次回は、前回取り上げたマレーグマのフジくんについて。
どのくらい彼が、そして母親が成長したのかに注目です。

フジです!よろしくま!

2012-05-02 20:40:12 | 動物園


だいぶ前の話になってしまうのですが・・・

マレーグマの赤ちゃん 4/7から公開(上野動物園公式HP)

昨秋、上野動物園のマレーグマに赤ちゃんが生まれたことが3月ごろに発表されました。
で、この記事にもあるように公開初日の4月7日に見てきたので、いまさらですがご紹介したいと思います。
ちなみにこの日は午前中に某企業の筆記試験を受けてから動物園に寄ってきました。なんてなめくさってたんだろう・・・
でも最終的にその会社に入ることになったんだから運命っておもしろいよね


予定時間の13時半になってもなかなか姿を現さなかった親子ですが、15分ほどしてようやく出てきました。
母親のモモコと、息子のフジです。

上野のマレーグマの子どもは花の名前から名づけることが慣例になっていて、フジの兄はウメキチ、その姉はサクラとなっています。
そういえば他にもコビトカバも生まれ月の植物から名前をとっていますね。

で、公開開始の時間からずっと出てこなかった理由は―


フ「わーい、お外だー!遊ぶぞー!」
モ「勝手に歩き回っちゃ危ないでしょ。戻りなさい!」


ずるずる・・・

どうやらモモコが神経質になっていたみたいです。
一般公開に先立って親子で運動場に出すことももちろんあったでしょうが、やはりたくさんのお客さんを目の前にして子どもを守るという母親の本能が出たのでしょうか。

結局モモコはこの後もずっと警戒していて、ちょっと運動場に出ては見えないところに隠れる・・・の繰り返し。
元々ここのマレーグマ舎は撮影しにくいのですが、なおさらカメラに収めるチャンスがなくなり、みなさんカメラを片手に苦労されていたのが印象的でした。


でもお客さんから見えないところではじゃれあうなど親子で仲睦まじい様子も見られました。
ちなみにこのアングル、柵の関係で背が高い人でないと撮影できないポジションです。こういう時にだけ無駄に高い身長が役に立ちますw

当日は園内で特に告知されていなかったにも関わらず、マレーグマ舎はたいへんな人出でした。いつもスルーされてばっかりなのですごく新鮮でした。
それと「フジ」という名前からかフジテレビのクルーが撮影に来ていて、この日の夕方のニュースでも取り上げられました。急いで帰宅して予約したので間に合いましたw

ところで、この一般公開からおよそ1ヶ月が経ち、フジくんもかなり成長してきているそうです。
モモコもある程度慣れたらしく、フジを過剰に守ろうとしなくなったとか。
近いうちに上野に行くつもりなので、どのくらい大きくなったのか確かめてこようと思います。



<おまけ・・・と言っては失礼だけど>


ホッキョクグマのオス・ユキオが4月10日、ブリーディングローンで北海道の釧路市動物園へお引越ししました。
釧路にいるメスの個体と繁殖に向け努力するそうです。

あくまで「貸与」なので3年ほどで返ってくる契約だそうですが、もうかなりの高齢(26歳だったと思う)なので、果たして上野に戻って来られるのでしょうか・・・
そもそもこの年で北海道への長距離移動はストレスになるのでは、とも思いました。
まあ釧路動物園が公開した写真を見る限り、向こうでも元気にやってるみたいですがね。