雑記

就職をきっかけに札幌へと引っ越してきたのが4月。
せっかく北海道にいるのだから…ということで、今年はあちこち行きました。


6月は旭川と美瑛へ。
今から6年前、家族旅行で初めて北海道へ来たときの、思い出の場所です。
あのときは時間がなくてバスの車窓から少ししか見られなかった風景を、3時間近くかけて自分の足で歩き、当時のことを思い出しながらゆっくり散策しました。


7月は、レンタカーを借りてラベンダー真っ盛りの富良野に。
いちばん有名な「ファーム富田」に行ってみました。


シーズンど真ん中ということで駐車場探しや渋滞回避に神経質になりましたが、そのかいあってぴったり見頃のラベンダー畑を見ることができました。


一面の紫色に大感動でした！


9月は洞爺湖へ。
昨年以来、1年ぶりの再訪を果たし、こちらも前回は飛行機の時間の都合でゆっくり見られなかった各所を巡りました。


帰りは室蘭に寄って、「行けば人生観が変わる」とか言う人もいる地球岬を訪問。
…確かにあの吹き飛ばされそうなほどの超強風は、人生観が少しは変わるほどのびっくりでした。


同じく秋には、羊蹄山の周辺へもドライブ。
ニセコ駅はハロウィン仕様になっていました。


小樽へは11月に行きました。
札幌から電車で40分、バスで1時間ほど。どちらも15分ごとに走っているので、4月に「近いしいつでも行けるからいいや」と思っていたらここまで引っ張ってしまいました。
ガス灯が燈った運河は幻想的で、ガラス細工やオルゴールのお店など、一度ならず何度も行ってみたくなる町でした。

もちろん札幌市内もいろいろ足を運んでいて


あのクラーク像で有名な、羊ケ丘展望台にもちゃーんと訪問。


テレビ塔の下で秋に行われたこんなイベントにも行き、道内のゆるキャラについての知識を仕入れたりとか。


通勤で毎日通る大通公園では季節ごとに様々なイベントが催され、帰り道にふらっと立ち寄ったのは何度も…
（写真は冬のホワイトイルミネーション）


そして季節はいつの間にか12月。
今年はこれといった暑さを経験しなかったので、いまだに季節が夏前で止まっています（笑）。
最高気温が30度を超えたのが10日くらいで、東京も私が戻った数日間だけ猛暑日にならなかったという…
仕事にもなんとか慣れ、ひとり暮らしもやってみたら案外うまくいき、心配していた雪や寒さも意外と乗り切れています。

実は、来年は担当する仕事が今年度よりも増えそうで、これまでのように円山動物園に通えるのかなと少しだけ心配なのですが、できるだけ時間を作って通いたいと思います。
白浜も来年夏にまた行ければ、と考えているところです。

あとは近場の観光地はある程度訪れたので、道東や道北とか、札幌から遠いところにも行ってみたいな、とか…
函館も出張で一度行っただけなので、有名なスポットも含めゆっくり散策してみたいところです。


さて、今年も当ブログをご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
札幌暮らしはあと2年ほどは続く予定なので、円山の情報、そしてたまには上野や白浜の情報も織り交ぜながら、来年も更新を続けていこうと思います。
よいお年をお迎えください。それでは。
（年明けの更新再開は1/7以降の予定です）

冬の日のウメキチ

昨日にひきつづき、年内最終営業日の円山動物園。
アジアゾーン・熱帯雨林館へ行ってみると、マレーグマの屋外運動場はやはり10センチ以上の積雪。
しかし


ごろごろ
なんとそこにはウメキチが…！？


ウ「わーい雪だー」
しかもはしゃいでるのか、運動場をものすごい速さで駆け回ったり、雪に頭をつっこんでそのままごろごろ転がってみたり。まるで雪浴びです。


おやつ捜索中？


ウ「なにもなかった」


こんどは雪玉見つけて遊んでるし…
真っ黒な体を真っ白にして遊んでいるウメキチをぽかんとしながら眺め、マレーグマって暖かいところに住んでる動物じゃなかったっけ？と思わず考えざるを得ませんでした。。。


ウ「やっぱり中はいりたい…」
とはいえさすがに寒かったらしく、しばらくするとおつかれモードになってしまいました。

その間に屋内運動場では、ウメキチのためにごはんの準備が着々と進んでいて


いつもよりもたくさんのフルーツ！


いつもよりちょっと多め？なごはん！
ほかに洋梨やブドウもあり、すべて上からチップをかけられて埋められました。

このあと扉が開けられ、屋外から直接室内運動場に入ってたウメキチは
（ちなみに扉が開いた途端、今まで見たことないくらいのすごい勢いで中に入ってきました）


まずはガラス面に貼り付けられたフルーツへ。


オレンジをゲット！


さらにチップを掘り返し、埋められていたブドウや洋梨、そして食パン1斤も見つけました。


でもこの丸ごとはさすがにウメキチにも多かったらしく、15分以上かけて、ゆっくりゆっくり食べていました。
口の中パッサパサにならないのかな、とか余計な心配をしてしまいました...

＜おまけ＞


ウ「食パンうめぇ」

今年さいごの動物園

きのう、28日は円山動物園の年内最終営業日ということで、雪が強かったのですが行ってまいりました。


シンリンオオカミは雪山の上で堂々。
真っ白な中にいると、かっこよさが引き立ちます。


寒さ大好きなレッサーパンダも屋外でした。
ごはんがもらえる！ということで、大興奮しているキンとギンの双子姉妹です。


雪をかぶりながらも笹をもらいました（写真はキン）。


お父さん・セイタは唯一屋内に。
こちらもリンゴをもらってうれしそう。


一方、10月に千葉から来たばかりのエイタくんは、まだたくさんの雪にびっくり？


さて、冬が大得意な動物として忘れてはならないあの親子はというと


ぐうぐう
熟睡していました。
最近会いに行くと寝ていることが多い気がします。


しばらくすると、ララが双子のそばに移動しました。


ラ「ふかふかで気持ちいいわー」
ララはマルルを枕にしています。


マ「なんだか重い」


ていっ
マ「お母さんどいてよ」

このまま顔見られないかなー、と思っていたのですが


展示終了間際でようやく起きてくれて、今年最後のシロクマツインズを見ることができました。

次回は、この日のウメキチの様子です。

優浜 午後のミルクタイム・その3

つづきです。


ごくごく...
お皿を持ってミルクを飲んでいた優浜ですが、


優「ごちそうさまでちた」
ぜんぶ飲み終わったようです。


優「…」
でもちょっと名残惜しそう。


優「まだのこって…なかった」


ぺろぺろ
しょうがないので手をなめています。


ぺろぺろ
足もなめています。


優「すいませーん、おかわりもらませんか」
飼「もうだめよ」


優「ぶう…」


もう一回お皿をなめる。


あきらめきれない。


粘っていたら、ビスケットをもらえました。


優「おなかいっぱい」
満足して優浜、大好きな木の上でまったり。


でも、口のまわりに付いたミルクでまだ余韻を楽しんでいるようでした。

次回は、今年最終営業日の円山動物園の様子をお届けします！

優浜 午後のミルクタイム・その２

つづきです。


滑り台の上に用意されたミルクを飲み始めた優浜は


左から


右から
いろんな角度から、ゆっくりとミルクを味わっています。

一方、良浜はというと


ぽきぽき
となりの運動場で、こちらも食事タイムでした。


優浜には、飼育員さんの手助けが入ったようです。


ミルクのお皿に手をかけられて


よいしょ


優「？」


飼「ほら、これ持って」
優「はーい」


ぺろぺろ...
自分でお皿を持って、かわいくミルクを飲み始めました！


あまり動きが少ないですが、もうちょっとつづきます。

優浜 午後のミルクタイム・その１

円山動物園からはいったん離れて、9月訪問分のアドベンの写真がまだだいぶ残っていたので、しばらくご紹介したいと思います。
まずは優浜です。


優「がふがふ」
良「くすぐったいよ」
閉園まであと2時間というころ。ブリーディングセンターでは、良浜と優浜の親子がじゃれあっていましたが


ぽりぽり
良浜だけ、となりの運動場へ移動させられました。


優浜のミルクの時間のようです。
こんな中途半端な時間にあげてたんですね。
（たった3か月前ですが、正直すでに当時の記憶が飛んでます…）


優「んっ」
早くもミルクを見つけたようです。完全にロックオンしてます。


優「ミルクだ！」


優「わーい」


ぺろぺろ…
優浜はゆっくりとミルクをなめはじめました。

つづきます！

ミルクがほしい

再びホッキョクグマに戻って、ポロロとマルル誕生日の前日の模様です。


ララのそばでごろごろしているのは、マルルです。


マ「ちょうだいー」
ラ「…」
ただごろごろしているわけではなく、ララに甘えている様子。
どうやらミルクが欲しかったようです。


ぐうぐう...
一方、ポロロは丸くなっておやすみモード。


きょろきょろ
しばらくすると、ふたりで中に入りました。


マ「おかあさーん」


ラ「どうしたの」


マ「おなかすいたよぉ」


ラ「だーめ！」

1時間くらい見ていましたが、見ているかぎりではこの日はミルクはもらえず。
翌日もこの調子がつづき、ようやくマルルはミルクを飲むことができたのでした。
もう1歳ですし、ララもそろそろ乳離れさせたいのかなーとか、ふたり分のミルクをあげるとなるとだいぶエネルギーを使うから渋ってるのかなとも思いましたが、果たして…

アジアゾーン1周年のマレーグマ

先週末の14日と15日、円山動物園の「アジアゾーン」が完成1周年を迎えたのを記念して、アジアゾーンの動物たちにスペシャルメニューがプレゼントされるというイベントが行われました。


14日の土曜日に行ってきました。もちろんお目当ては、マレーグマのウメキチです。


この日はこんなにたくさん！のごはんをあげることになっていました。

屋内運動場にいたウメキチがバックヤードへと戻ると、スペシャルメニューの準備が始まりました。


かごにいっぱいの食べ物！


野菜、果物、変わり種としてはフランスパンにイヌ用ガム（いちばん奥の白い骨形のものです）…なんてものもありました。

それにしてもこの量、いくらウメキチが食いしん坊でも、全部食べたらおなか壊しちゃうんじゃない？と思っていたら


出てきたのはメスのウッチー＆ハッピーでした。あ、ふたり分だったんだ…
ちょっと肩すかしでしたが、そういえばいつもウメキチしかちゃんと見ていない気がするので（ごめんねウッチーとハッピー）、ちょうどいい機会でした。


運動場に出てきて早々、まずはあちこちに撒かれたピーナッツと栗をひとつずつ食べていたふたりですが、まず特別メニューに気づいたのはハッピー。


ハ「なんだか見たことないのがたくさんある！」


ぺろぺろ
ハッピーはメロンを食べることにしたようです。
そういえばウメキチもメロンをおいしそうに食べている様子を見たことがあります。マレーグマ的には好物なのかもしれません。

で、訳あっていったん離れ、30分ほどして戻ってくると


とうきび（トウモロコシ）で半ば遊びながら食べているハッピー…いや、よく見るとほかにも持ってる？


ハ「セットだとおいしいよ」
なんと、とうきびだけでなく、フランスパンも持っていました！
両方いっしょで食べづらくないのかな…


もぐもぐ
とうきびは人間と同じように、外側のつぶつぶだけを上手に食べていました。


一方、ウッチーはひきつづき運動場内の栗とピーナッツを探していたようですが


ウ「これはなにかしら」
ついに野菜＆果物群に興味を示した様子。


ウ「これにしよっと」
ちょっと迷って、柿をくわえて奥へと向かいました。
…が、結局口から下ろしてしまい、見ていた間ではそのまま食べませんでした。

これだけ豪華な食べ物がたくさん用意されたので、さぞふたりともテンション上がると思っていたのですが、それほど興味を示さなかったようです。
むしろ見慣れない食材ばかりでちょっと警戒していたのでしょうか。

ちなみに翌日・15日はウメキチにスペシャルメニューを与えたそうで、好奇心旺盛な彼なら大いに興奮したのでは、と思います。
（本当は翌日も行くつもりだったんですが、あまりの猛吹雪にやめてしまいました…）

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＜おまけ＞

この日、午前中を屋内運動場で過ごしたウメキチですが


雪ですっかり真っ白になった屋外の運動場に


午後から出されました（笑


本来熱帯に暮らすマレーグマですが、ウメキチはさすが雪国のマレーグマらしく颯爽と雪の中をお散歩…


ウ「さむい…」
というわけにもいかず。

飼育員さんに投げ入れてもらったサトウキビにも手を付けず、運動場を一周と少し歩いただけで、行き来自由になっている扉をくぐって屋内へと消えていきました。
1時間くらいしてから再び様子を見に行きましたが、その後外に出てきた形跡はなかったので、やはりやんちゃなウメキチにもこの雪は堪えたようです。

氷はおいしい？～ポロロとマルルの誕生日・その２～

つづきです。


ミルクを飲み終わり、遊び始めた双子。
マルルの頭には、白いものがついていますが…？


実は、運動場に残った氷で遊んでいたのでした。


…いや、遊ぶというよりは


ぺろぺろ
氷を食べてる！？


そんなの食べておいしいの？


ポ「うーん、味はナイ…」

それでも食べたいらしく


むぎゅー
鼻を押し付けてまで氷と格闘していました。


鼻つぶれちゃうよ。


ラ「ふう...」
一方、ミルクをあげ終わったララはちょっとお疲れモードのようでした。
ふたり分、しかもあんなに大きく成長した双子なのですから、授乳だけでも一苦労なのかもしれません。


＜おまけ＞

ご覧のとおり、1週間前はまだ茶色の地面が見えていた世界の熊館の運動場ですが


ぐうぐう...
きのう行ってみるとこの状況。


山を下りた円山公園駅周辺も真っ白で、札幌中心部でも5センチ、場所によっては20センチ近く積もっている場所もありました。

実際私自身も吹き溜まりに足を突っ込んで靴が丸ごと埋まったり、駅から動物園までいつも使う歩道がなくなっていた（雪で埋まっていた）りと、大変苦労した一日でした。
きょうはさらに激しく吹雪いていた時間もあったので、この写真よりもさらに積もっていることと思います。

まだまだミルク！～ポロロとマルルの誕生日・その１～

円山動物園の双子のホッキョクグマ、ポロロとマルル。
8日に1歳の誕生日を迎えました。

現在、双子のお母さんとは別のメスのキャンディに妊娠の可能性が見られるということで、ホッキョクグマ舎を含む世界の熊館では観覧制限が行われており、ポロロとマルルを見られる時間も13時半から2時間だけとなっています。


まずは観覧が始まったころの様子から。


ポロマルはララの後ろについてうろうろ。


ポロロはひとりで動き始めましたが


マルルはお母さんに甘えています。


マ「おかあさーん」
ラ「まだだめよ」
マルルはミルクをねだっていたのでした。
実はこの前日もこの調子だったのですが、見ている間ではララは飲ませてくれなかったのです。

しかし、しばらくすると


ラ「しょうがないわねえ、いいわよ」
マ「わーい！」


ラ「ポロロはいらないの？」


ふたりそろってミルクタイムです。


初夏ごろからすでに魚やお肉を食べていた双子ちゃんですが、1歳を迎えた今でもまだミルクを飲むことにすこし驚きました。


ララと比べて、ずいぶん大きくなりました。
もう歯も生えそろっているでしょうし、ララ痛くないのかな。


大あくびのララ。


ポロロは満足したようで、室内に入ってしまいました。
（現在、終日屋外・屋内の出入りを自由にしているようです）


ごきゅごきゅ
ラ「…まだ飲むの？」

出産間際のホッキョクグマは音に敏感…ということで、現在大きな音を出さないように周囲の展示場ではマイク等を使ったイベントが控えられており、公式な誕生日会のようなものは実施されませんでした。
ただし動物園の公式ブログによると、展示時間終了後にバースデーケーキをあげたみたいです。この日はあまりの寒さに早々と帰ってしまったのですが…


この写真のように、雪はだいぶ融けていましたが、運動場には氷が残っていました。


つづきます！

Happy 1st Birthday!

昨日、12/8はポロロとマルルの1歳の誕生日でした。


4月に札幌に引っ越してきた時には、こんなにころころとして小さかった双子も


大人らしいしっかりした顔つきに成長しました。

誕生日前日と当日の2日間会いに行ってきましたので、明日よりつづきをご紹介します！

アドベンで出会った赤ちゃん2題

気付いたら12月。
今冬の札幌は平年より暖かいそうで、先週積もった雪もほとんど融けてしまいました。
もっともこれから先は一気に寒くなり、大雪となる予報も出ていますが…

年末ということで、しばらくは「出す機会を逃した話題シリーズ」をお送りしようと思います。
これ毎年言ってる気がする...

今回は、9月に訪れたアドベンの話題から。


ふれあい広場にいるカワウソさんは、なんだか周りを気にしている様子。


それもそのはず、4つ子の赤ちゃんが産まれたからです。


まだ生後2か月の赤ちゃんは小さくて、鳴き声をあげながらお母さん・お父さんのそばにぴったり。


よいしょ、よいしょ…
親が動けばいっしょについていきます。


短いしっぽがなんともいえないかわいさでした。
ここのカワウソといえば毎年のように赤ちゃんが産まれていますが、夫婦の相性が良いのでしょうね。

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同じふれあい広場では


こちらにも赤ちゃんが。


ぎゅうぎゅう
こちらもお母さんにべったりです。

そういえば、カピバラがやってきたのは確か今年のはず…
いきなり出産とは、なんともめでたい話です。


この時は親子でひたすらじっとしていて、元気に動き回る姿を見ることはできませんでした。


10月には今年もエンペラーペンギンの赤ちゃんが産まれ、さらについ先日、待望のホッキョクグマの赤ちゃんも誕生したアドベン。
お姉さんになったミライちゃんともども、また白浜に行きたくなってしまう今日この頃です。

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＜おまけ＞
この日の写真を漁っていたら思い出したのですが


大々的にパレードなどやっていました。
こんなの初めて見ましたが、以前からやっていたのでしょうか。
まるでディ○ニーランドみたい、と思ってしまいました。。。