愛丸のサッカー観戦記

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マンチェスターU-アーセナル

2009-09-01 20:36:34 | プレミアリーグ
観戦日 9/1(火)       

愛丸’s チェック
プレミア4節にしてこのビッグマッチ。
ユナイテッドは開幕2戦がパッとしないできだったが、前節のウィガン戦で本来の力を発揮。
この1週間、しっかりアーセナル戦に向けて、コンディションの調整ができてるはず。
ルーニーを完全にトップの選手として起用してる今シーズン、この男のできにかかってる。
アーセナルはセルティックを打ち破り、CL本戦に出場を決めての、このビッグマッチ。
試合続きで、なおかつ、相手に恵まれてるわけではない。
それでも、結果はしっかり出せてる。
試合勘ではユナイテッドを上回ってるし、まだ開幕したばっかりだし、疲労もそうないだろう。
今、調子が上がってる若手がユナイテッド相手に臆することなくプレーできれば、オールド・トラッフォードでも結果はついてくる。

ユナイテッドはサッカーのできではアーセナルに劣ってた。
ただ、結果はユナイテッドに。
これがサッカーってもんか。
どちらも中盤を厚くするシステムで、まずは守備を考えたのか。
ユナイテッドはここまでルーニーと誰かの2トップが基本だったが、この試合は、ルーニーの下にギグスを配置。
このシステムがすこぶる機能したとは言いがたかった。
ルーニーが孤立するシーンもあったし、これならやっぱりオーウェンかベルバトフと組んだ方が・・・。
あのアーセナルの攻撃陣を研究した結果の4-4ー1-1だったのか。
中盤から前は、そこまでパフォーマンスが落ちてるわけではなかったが、DFラインがこの試合不安だった。
リオの復帰が9月の中旬みたいで、この試合はヴィディッチとブラウンのコンビ。
これがどうも不安定。
ヴィディッチの存在感が感じられず、ブラウンのレベルの低さだけが目立った。
これはコンビがうまくいってない証拠。
エバンスもけがだから使えなかったんだろうが、ブラウンにこのビッグマッチはちょっと荷が重かったか。
けが苦しむことが多く、あの頃のように期待するのは・・・。
右SBのバックアッパーが今のブラウンの定位置かも。
こんな不安定なCBコンビだったが、崩されての失点をしなかった。
アルシャービンに決められたシュートもミドルだったし、これはこれでよかったのか。
安定感を感じたアーセナルのDF陣が2失点を喫したわけで、ほんとサッカーってのはわからない。
リオが復帰したら、ユナイテッドがこうも危ない場面を作ることは少なくなるだろうから、この勝利はほんとにでかい。
絶好調のアーセナルを突き落とすことに成功できてれば、ここでライバルをひとつ消せる。
リバプールがもう危なっかしい状況だし、チェルシーとのマッチレースにってことも。
まだまだこんな予想をするのは早いか。
アーセナルはセスクを欠く状況で、しっかりした戦いができてた。
惜しいシュートもあり、あれが入ってれば、勝利もあったはず。
失点もPKとOG。
やらなくてもいい点だった。
前半の40分にアルシャービンが目の覚めるような見事なミドルを叩き込み、アーセナルペースで試合を運べるかに思えた。
それが、ギャラスのあのバックパスのミス。
狙ってたルーニーもすごいんだが、ああいうところでしっかりしたプレーができてれば・・・。
今シーズン、チームのためにしっかり働けてるギャラスだし、このミスを引きずってもらいたくない。
それと、もう1点のOG。
ディアビがFKでのクリアを見事なまでに自分のゴールに突き刺した。
ゴールを越すようなバックヘッドがイメージだったんだろうが、あれは簡単なクリアでよかったはず。
この2点、ほんとにやらなくてもいいものだった。
OGを献上したディアビが、その直後に、決定機をつかんだが、これを決めきれず。
アーセナルには運のなさも・・・。
V・ペルシにここってところでゴールがなく、逆にアルシャービンは大事な試合できっちり結果を出す。
ふたりがしっかりやれれば、まだ強くなるはずだが・・・。
この敗戦で、アーセナルがどう変わるか、次節が楽しみ。
まだまだ落ちていくことはないはず。

スコア 2-1

<得点者> 
マンチェスターU  ルーニー、OG
アーセナル     アルシャービン 
~愛丸's MVP~
ルーニー(もう完全にトップの選手としてやれてる。守備の軽減があれば、世界的なCFとして振舞える。2トップでより活きてきそうだが・・・)