フランチャイズ開業&読書日記・・・どこまで行くの?

2010年7月からフランチャイズ店の営業開始。サラリーマンを辞めての再スタートになります。

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ダブルノットにこだわる理由

2008年06月09日 11時33分27秒 | ヒマ話
購読している新聞は、日経新聞なのですが、
日経新聞のイメージと言えば、
経済紙で日々おカネにまつわるニュースを中心に載せているように
思われがちです。実際そうなんですが・・・


でも


日経新聞の文化欄は時折面白いエッセーを載せることがあります。

以前、日本全国をリアカーを引いて回る若者のエッセーを載せてて
少し心を動かされたのを覚えています。


昨日日曜日の文化欄には
「8月の路上に捨てる」で芥川賞を受賞した
伊藤たかみ氏のエッセーが載っていました。


サラリーマンにあこがれていた
伊藤氏の「ほんわかした思い」が伝わるいい文章でした。


僕も、大学卒業時就職活動をした経験があるものの
その後司法試験の受験勉強に突入したので、
20代はスーツを着てネクタイ締めて働くことがなかったため
サラリーマンには強い関心がありましたね。

30代になってサラリーマンになってしまうと
こんなものかと思ってしまいましたが・・・。


学生作家ともてはやされ、
芥川賞まで受賞した伊藤氏が
実はサラリーマンにあこがれていたなんて
ちょっと意外でした。


ダブルノットというのはネクタイの締め方の一つです。
伊藤氏がお父様から伝授された方法で、
伊藤氏がスーツを着るときは
必ずダブルノットで締めるのだそうです。

僕はプレーンノットしか知りませんが・・・


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ゴールデンスランバー 伊坂幸太郎著 新潮社

2008年06月09日 10時46分13秒 | 書評 小説系
あちこちのブログで絶賛されていた本書。
時間があれば、読みたい、読みたいと思っていました。
そして、ついに読み終えることができました。

ゴールデンスランバー 伊坂幸太郎著 新潮社



2008年本屋大賞受賞作です。

物語の展開としては荒唐無稽だし
作者もこの物語はあくまでも作り話で
読んだ方が真に受けないで下さればいいな
と書いてあるとおり
リアルな話ではありません。

細かなリアリティがあればもっと楽しめたかもと
思う読者がいてもおかしくはありません。





おこがましいかもしれませんが
創作の物語作品としては
秀逸です。


いろんな書評で指摘されているとおり
大なり小なりの伏線の起き方と
物語の展開が違和感なくつながる点が
見事です。

第5部まで読んで、ふたたび第3部に戻ったとき
なるほど~と腑に落ちました。


ただ、まだ分かっていない謎解きもあります。

最後に第5部に登場する「鎌田昌太」っていったい誰なんでしょう?

順当に考えれば「稲井」にあたるのでしょうか。
あるいは「鎌田昌太」が「稲井」に部屋を貸した?
「稲井」はやはり「いない」人?

でも
第4部では青柳が隠れていたのは稲井の「マンション」とあり
第5部では「アパート」と書かれているので
何か意味があるのかなと思ったり。


要するに、
空き家になっていたのも青柳を嵌める計画のうちだった
ということをいいたいのでしょうか?


う~む

どなたか謎解きをしていただけるとありがたいです。


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