フランチャイズ開業&読書日記・・・どこまで行くの?

2010年7月からフランチャイズ店の営業開始。サラリーマンを辞めての再スタートになります。

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会計不正 浜田康著 日本経済新聞出版社

2008年06月25日 11時46分20秒 | 書評  ビジネス系
昨日は会社が休みだったので
喫茶店で読書をしていました。
昨日のエントリーで一節を紹介した本とは、

会計不正 浜田康著 日本経済新聞出版社



です。

NHK土曜ドラマで「監査法人」が放送中で
会計監査に少し興味をもったので
読んでみました。

著書の浜田康氏は、
崩壊した「中央青山」で勤務していた公認会計士で
本書では「監査人」の立場から会計不正、監査不全の問題
について検討されています。

第5章 監査人はなぜ会計不正を見逃すのかでは、
監査人のタイプをあげて
生の監査人の考えていることが示されています。
なぜ監査人間で対立が生じるのか、
外部からはうかがい知れない
監査法人内部の事情も知ることができ、
問題点を具体的にイメージできます。

会計士に関しての考察だけでなく
第7章 不正を許さないシステムでは
会計教育についても一言触れているので
参考になります。

会計教育のポイントとしてあげているのは、
なぜお金が増えるか、
次の二点の場合しかないことを教えるのが
肝要だとしています。

①誰かが働いて付加価値を創出した場合
②誰かのお金を減らして、ほかの誰かのお金に上乗せする場合

そして、
お金が動くときに、その背景でどのようなことが
起きているのかということを教える必要があるとしています。

第8章 監査人は会計不正にどう対応すべきか?

会計技術うんぬんよりも
「監査人」としてのあり方を示しているところが
この本の秀逸な点であるように思います。

↓万年10位って感じですが、頑張ってエントリーします!
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