かてぃさんの雑記帳

単なる自分の備忘録です。要はその時自分は何を考えていたのかを残しておきたいだけです。
基本 個別株については書きません。

週末雑感(2023/3/12)

2023-03-12 19:59:08 | 日記

注目の雇用統計が発表。雇用者数は予想以上であったものの、失業率は上昇した。労働参加率が上がっているので職を求めている人が増えている訳で失業率は下がりにくくなるかもしれない。

 

以下Bloombergから引用

米国では2月の雇用者数が予想以上に増加した一方で、賃金の伸びは前月比ベースで鈍化した。米金融当局が利上げペースを加速させるかどうかを判断する上で強弱入り交じる内容となった。
キーポイント

非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)は、2月に前月比31万1000人増加
・エコノミスト予想の中央値は22万5000人増  前月は50万4000人増(速報値51万7000人増)に下方修正
・失業率は3.6%に上昇-前月3.4%  市場予想は3.4%
雇用者数の増加が市場予想を上回ったのは、これで11カ月連続。1998年までさかのぼるブルームバーグのデータで最長の記録を更新した。

・平均時給は前月比0.2%増、前年同月比では4.6%増加。前月比ベースでは過去1年で最低の伸びにとどまった。1月は0.3%増だった。ただ、米労働者の大半を占める生産部門・非管理職の賃金は前月比0.5%増と過去3カ月で最大の伸び。

ブルームバーグ・エコノミクスのエコノミスト、アナ・ウォン氏らは2月雇用統計について「週平均労働時間の減少や平均時給の伸び減速など、いくつか軟化の兆しは見られるものの、雇用者数が予想を大きく上回る増加となり、50ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)利上げへと突き進む道が開かれた」と指摘した。

雇用の増加は娯楽・ホスピタリティー、小売り、政府機関、医療などで目立った。一方、多くのテクノロジー分野を含む情報産業や運輸・倉庫では雇用が減少した。

・労働参加率は62.5%に上昇。2020年3月以来の高水準となった。25-54歳の年齢層では83.1%に上昇した。

今回の統計は雇用市場がなおタイトであることを映し出している。ただ、労働需給の改善と一部セクターでの賃金の伸び減速が続けば、インフレ抑制を目指す米金融当局の取り組みを後押しすることになる。(引用おわり)

 

週末は雇用統計よりシリコンバレー銀行が飛んだ方が大きかった。その影響で銀行株には下方への圧力が掛かった。今週突然に報道されていたので預金の引き出しが予想以上に大きくなったようだ。景気が良くても好調な企業ばかりではない。今回のシリコンバレー銀行の経営破綻はPEとかベンチャーキャピタルの行動には圧がかかるかもしれない。この分野はIPOが出来て投資の出口を迎える。そのうえ新規公開株が上昇すればお札を刷っているのと同じで信用創造が行われる。これが止まると、未上場の新興企業には厳しい場面があるかもしれない。

 

さて日本株ですが、今週はSQがあったのでオプションのポジションからは株価は上だとは先週書いた。しかし、SQが終わるとそのポジションが足かせになる。なので個人的には木曜日にポジションを少し落とした。証券マンは現物株が買いにくいのでインデックスファンドでしか運用しないが、ほぼ想定通り。もう少し落としたかったかな?

週明けは28,000円を軸にした動きか?これまで27,500円が上値になっていたので、そこまでは有るのではないだろうか。27,500円近辺では落としたポジションは買い戻したいと思っている。

大きく変動率が上がることは無さそうだが28,000円プラスマイナス500円をターゲットに想定する。ただ、バリュー株は少し目先は買われすぎ感があるように思うので、来週は値がさハイテクを考えたい。

 

元気出して行こう!


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