↓NASDAQ総合
今週末はMSCIの銘柄入れ替えやPCE価格指数などの発表がありました。
株価はNVDAの決算発表後は特段注目されるものが無い中で高値を取ってきました。
そんな中、金曜日はPCE価格指数の発表がありました。
investing.comさんのHPより引用すると
金曜日の寄り前に発表になり、予想値に届きませんでした。
金利は低下したものの それ以上に景気悪化懸念から大きく下落してスタート。
しかし、ザラ場は安値から大幅に回復し下ヒゲを手繰った形となりました。
このチャートを見ると来週も期待できそうに見えますが、この位置では利益確定のタイミングを待っている玉も多くあることが想像される。
出来得ればこの位置で横ばいで2週程度売買高を作った方が相場が長続きします。特に半導体は銘柄ごとに値動きがまちまちであり、何かあれば売りたいという投資家さんが多そうです。ここからは今期の売上や利益の見通しの上方修正が必要ではないかと思います。
PERだけ見ると今期の決算予想だけから想定するPERは高く見えます。
今期・来期・再来期のEPSの平均をとってPERを計算するか3年後あたりのEPSを金利で割り戻して判断した方が良いと思われます。
NVDAなどはクイックの3期後のEPSからみて30倍程度ですから割高感は感じないのですが、その他の半導体は??と言う感じもあります。
さて、日本株はこのところはTOPIX>NK225になっています。
値がさハイテクの上値が重たいところからバリュー株に目が行っています。
あとはグロース250が安い。
この辺りは東京市場に実はグロース株が無いという事ではないだろうか?
時価総額が50億~100億円程度の銘柄で売り上げが10億円もないものが結構あります。そのような企業はほぼ赤字であり、売り上げ5億円 当期純損失5億円なんてのもざらにある。1期2期程度ならまあ容認されるかもしれないが継続して赤字で黒字化の目途も立たないなんてのは退場してもらった方が良いですよね。
売り上げがある程度ある企業はオペレーションの改善で黒字化できるところもあるかもだけど、売り上げが上がらない企業はご飯食べない子供と同じで成長するわけがない。それで債務超過懸念→新株引受権発行で増資して債務超過だけは避けるけどその資金がどうなったかわからない。M&Aしても資金抜かれるだけですから、M&A業者のいいカモになっています。
増資で手数料抜かれM&Aでまた抜かれる。既存の株主にはいい迷惑ですよね。
こういう所は取引所も目を光らせるなり、基準を厳格化するなりしてほしいと思います。IPOで2億円の資金集めてどうするの?って感じです。あとは創業者が株価が高いうちにストックオプションを行使して売却。そのあとはマーケットに聞いてくれ!では通りません。
ですから、銘柄選びでも売上高基準とかで選択すべきなのではと最近特に思います。
来週は半導体でどんな動きになるかで相場の方向は決まりそうですが、個人の投資家さんの比率の高いグロース株が変化していかないと継続的な買いにはつながらないかもしれません。
元気出して行こう!
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