五十路男の失敗日記

生涯独身男の青春の挽歌

「スマイルプリキュア!」におけるハッピーエンドが胡散臭い件

2012年07月29日 | スマイルプリキュア!
今週はプリキュアさんがオリンピック休み。
何にも企画を用意していなかった…だらだらと過ごす休日はもったいないです。

丁度、風呂に入りながらぼんやりと考えていた事を書いてみる。


  

バッドエンド王国を殲滅して、ウルトラハッピー!

なんかちょっと違うんじゃ…と違和感を覚えたのは、私だけではなかったようで。
他所のブログ様や、ツイッターなんかでも話題になっていたのですが、この勝利には
打ち切り臭さが漂っているような。。

半年で終わりなら、これでも良いのかもしれませんが…。

問題は、この翌週。

  

メルヘンランドは、童話の妖精たちでいっぱいだったという。

しかし、狼のいない赤ずきん、鬼のいない桃太郎、魔女のいないお菓子の家…どこか
すわりが悪い。。
ウルフルンさんたちが、もしかしたらメルヘンランド出身なのでは…という憶測も
ブログやツイッターで飛んでいました。

そこで、またぞろ「スイートプリキュア脳」の登場です。
バッドエンドを排除すれば良いというものではない、みたいな。

スイートプリキュアでは、ノイズも音のひとつだから、(ピーちゃんを)倒すのではなく
共存する道を選んだプリキュアさんたち。
スマイルプリキュアでも同じなんじゃないかと。

バッドエンドもお話の結末のひとつ。悪役も必要です。
臭いものに蓋をするのではなく、共存することで真のハッピーエンドが生まれる…
最終的には、そういう方向に行くのではないかと。

※あくまで推測です

そこで出てくるのが、三幹部がメルヘンランド出身という推測。
本当はウルフルンさんたちも、メルヘンランドで妖精の姿をしていたものを、
ピエーロ様およびジョーカーさんによって、悪の権化に…
来年の1月には、三幹部を元の妖精に戻す、そんなプリキュアさんの活躍が見られるかも?
割と感動しそうな、プリキュアというアニメにありそうな終わり方のような気がします。

プリキュアさん5人、それぞれのテーマとどう絡んで来るのかはわかりませんが、
敵さんを爆砕すれば良いというような、安直なものではない感じはしています。
なにしろプリキュアさんは、毎年納得のいく終わり方をしているので勘ぐってしまうわけです。

スマイルプリキュアは、「笑顔」というメッセージを東日本大震災で傷ついた日本に
贈りたい、というようなコンセプトがあると聞いたことがあります。
それならば、敵幹部たちを撃退して「笑顔」を得るというのが不自然に思えて来る。。


ことによると、ピエーロ様は傀儡というか、本当のラスボスはジョーカーさんかも…
などと「Splash☆Star」的な事まで考えてみたり(グレーゾーンと呼ばれる所以)。
ジョーカーさんが、不自然に浮いて見えるのは私だけではない…はず。。

先の事を考えてもしょうがないのですが、ついつい「スイートプリキュア」的考え方を
させられてしまうプリキュアシリーズ。北条さんの影響は、決して小さくなかった。

とりあえず、夏休みです。
これから晩秋まで、星空さんたちには十分にぬるま湯に浸かってもらって、
見ていて思わずにやにやするような、面白展開にすること希望。
そして年末年始に、素晴らしい終わり方をすることを願います。
※ギャグには賛否両論あるかと思いますが

どういう形で10年目のプリキュア娘さんたちにバトンを渡すのか、興味深く見守りたいです。

  

星空さんとお別れするのは、まことに辛いのですが…