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テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ペイジモデルのテレキャスは音が太い

2020年09月06日 | 楽器
読者のみなさん こんにちは

マスクは息苦しい

ヘッドフォンは暑苦しい


ということで、昨日弦交換を行ったテレキャスを弾いてみた

弦の伸びも落ち着いたようだ




ghs弦は良い意味で個性がない弦だと思う

それ故に使う人やギターを選ばないのだ

性能を形で表現するならば、まさに正円という感じなのだ

特に突出した部分も感じられないが悪い部分も見当たらない

私には合っていると感じる


ギターも弦も相性に理屈など不用なのだ

自身の直感を信じたいと思う


ペイジ師匠監修のドラゴンテレキャスは音が太い


どのピックアップで弾いても普通のテレキャスよりも太く感じる

トップロードという弦の張り方も多いに関係していると思う



59年前後の僅かな期間しか採用されていない

ようするに巷のテレキャス弾きからは不評だったのだ

盟友ジェフベックはこの仕様がペイジ師匠のツボにハマることを
承知していたのだろうか?

それを分かったうえであえてこのギターをプレゼントしたのだろうか?

その辺りが気になっているのだ

そもそも、それ以前のヤードバーズの時代からテレキャスを好んで使っていた

むしろ、若き日のペイジ師匠のイメージはテレキャスと重なる

「ジミーペイジでイメージするギターは?」

という問いかけに通はテレキャスと答えるのだ

読者の皆さんも知人に質問してみていただきたい

情報通は私など足下にも及ばないほどにマニアックなのだ

「そんなことまで知ってるの?」

という人も少なくない

その一方では何も知らないという層が多いのもギター弾きの特徴

巷のギター弾きに面倒臭い蘊蓄話(うんちくばなし)は不用なのだ

まぁ、そんな話はどうでも良いという人も多いように感じる


色々な情報は決して無駄にはならない気がする

情報がない時代の失敗談は笑える

リッチーブラックモアに憧れてアコギを買ってしまった人もいる

アコギを買うつもりがナイロン弦のクラギを買った人を知っている

実際のところ、私も何故音が歪むのか?を知らないでギターを弾いていた

マーシャルアンプの中に真空管が入っていることを知ったのは
かなり後になってからなのだ

歪み系エフェクターの存在も知らなかった

ラジカセのマイク端子にギターを接続してフルアップで歪ませていた
後に一流のプロも同じ方法でギターを弾いていた事を知った

現在は色々な機材や情報が溢れているのだ

場合によっては50年くらい前の音を簡単に再現することも可能なのだ

まぁ、それをジャッジするのは自分の耳が頼りだが・・


今回の音はドラゴンテレキャスのリアを使用した

あえてトーンを全閉にしているのだ

ハムバッカーではあり得ない使い方なのだ

シングルピックアップではこんな方法もありなのだ

若きクラプトンもファズとこの組み合わせを好んで使っていた

所謂、ウーマントーンという類いの音になる

今回は厳密には全閉から少しトーンを開いた状態

完全にトーンを開放するとテレキャス特有のカリカリ音になる

ストラトにもいえるがシングル系のギターはとにかく音幅が広い

多彩な音作りが可能なのだ


テレキャスにローズ指板という組み合わせもこのギターには重要




一時、ペイジ師匠もブラウンのテレキャスをメイプル指板で弾いていた
があっという間にローズ指板のネックと交換した

メイプルもローズも使った事がある私には何となく
ペイジ師匠の気持ちが分かる

レスポールにメイプル指板の仕様がない理由を考えてみていただきたい

ギターの材やパーツの組み合わせには理由と目的があるのだ


今回の音はマーシャルの前段にクリーンブースターを接続した音

音が太すぎるのであえてアンプ側で低音域をカットした

さらにイコライザーでもボワつく部分を少し補正した

取り急ぎの演奏でミスが目立つが・・

お勘弁願いたい

ドラゴンテレキャスとghs弦の組み合わせを感じていただきたい



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