テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

マーシャルとギブソンレスポール

2020年05月04日 | 楽器
GT-001を使った音検証の途中で休憩を兼ねてyoutubeを観ていた

ヴィンテージレスポールの弾き比べ動画が目にとまった

同じような年代のギターでもかなり個体差が感じられた

59レスポールとの音比較ということで60レスポールも鳴らしていた

音が若いのだ

動画でもハッキリと分かるほどに音が若い

改めて、レスポールというギターの奥深さを感じたのだ

ちなみに60年以降は弾き易さを優先させた極薄ネックに変更された


のちにファンの声を反映させる形でまたまた極太のネックに戻った

レスポールのファンの頭の中には常に59モデルがあるようだ

ギター側に自分を寄せていくのがレスポール弾きのお約束

手が小さい女性や小柄な男子に敬遠される理由のひとつ

極太ネックに重力級のボディ、コンター&エルボー無し

演奏性に関しては良いところが少ない

結果としてそれが無骨な音になり
レスポールの個性になっていることに気づくのだ

それに気づいた人は真のレスポールファンだと呼べる

アーチトップを眺めて萌えているようでは弱い

握った時の感触と耳元で囁くようなエロさがある

生の音はネット経由の音源で伝わらないことは重々承知している

という感じ


良いレスポールに

総じていえることはどのギターもフロントの音が良いということ

良いというよりは十分に音が抜けるという感じだろうか?

所謂、モコモコした籠もった音とは区別したい



これは私の持論だが・・・

フロントが使えるギターは良いギター

年式問わずなのだ

希にバランスが崩れているという個体もあるが・・・

調整してもどうにもならないギターには改造を施す価値もない

良い音にさらに個性を付加するようなカスタムはありだと思う

「なんか鳴らないよなぁ・・」

「ピックアップ交換するかな?」

はあまり意味がないと感じるようになってきた

実際のところ、私も過去には色々な改造を経験してきた

マニアの類いの人とは比べるまでもないが・・

まぁ、それなりに廉価のギターもピックアップの交換も経験済み

思い返せば、そのすべてがネガティブな状況の払拭から始まっている


レスポールとストラトを手に入れたことで
大きな買い物と無駄な改造が治まった

私のようなタイプには一番の特効薬だった気がする


そんなこんなで音作りの途中で気に入った音が作れたのでお届けしたい

アンプはマーシャルなのだ



前段にクリーンブースターを配置

音に核と艶を与えるような役割

コンプ、ブースター、イコライザーは地味なエフェクト

しかしながら、非常に重要な機材だといえる

ステップアップには避けては通れない


実機ですべてを試すことは難しい

まぁ、実機の購入は本番という感じ

お試しという意味でもマルチは良い勉強になる



レスポールはどんな色々なアンプと合うが・・

個人的にはやはりマーシャルが似合うと感じる

それなりに色々なアンプを試してきた

結果としてマーシャルに落ち着くのだ

これはマルチも一緒

「ん? この音ってカッコいいなぁ・・」

という感じでパラメーターをチェックするとマーシャルなのだ

何が違うのだろうか?

何故だか、ストラトの場合にフェンダー系のコンボが好きなのだ

好きに理由や理屈はないのだ

結局のところ、ギターの音作りは狭い範囲の中での微調整だと思う

自分が好きな音の傾向を決めておく(知っておく)ことが大事

ギターの値段やスペックなどには異常に詳しい人がいる

しかしながら、自分が欲しい音に関しては不明瞭であることが多い

好きな音楽を自分で奏でるという趣旨が違ってしまう

本末転倒なのだ

極端な言い方をするならば・・・

チープで元気なロックの音が欲しいならば、むしろ廉価のギターで良い

「おりやぁ~ ロックだぜ~い」

という感じで細かいことは考えなくて良い


弦鳴りやボディを響きが気になり出したら廉価は卒業なのだ

卒業のタイミングは自分の間合い

年齢やキャリアはあまり関係ない気がするのだ

若い人は安いギター、中年おじさんは高価なギター・・

そんな決まりはないと思う

以前に遊び用のギターをチェックする為に出先の楽器店を
訪れたことがある

開始数分で会話が噛み合わない

店員さんは私の年齢と風貌から、
そこそこのギターを買いに来たと勘違いしているのだ

私はすぐに気づいたのだ

単刀直入に自分の来店の意図を伝えたのだ

その後の態度はお察しのとおりなのだ


またまた脱線してしまった・・・

何故にマーシャルの話からこんな流れになるのか?

そんなこんなで今回はレスポールのフロントとマーシャル
の組みあせをご確認いただきたい



”レスポールのフロントは使えない・・・”

という勘違いを払拭したい

極端な話、廉価のギターとそこそこの値段のギターの違いだと思う

音抜けの悪さは単なるピックアップの話ではない気がする

アンプやギターなどのトーンで抜けを作ろうと苦慮する人がいるが・・

音作りの流れとしては間違い

他の楽器とのバランスが崩れてしまう

バンドでの『大音量大会』も同じ考えが出来る

「俺のギターの音が聞こえないぞ」

「MAXまでボリューム上げるわ」

その傍らでベースも負けていない

手加減が出来ないバンドということになる

帯域の管理を知らないのだ

一人で弾く時もバンドで鳴らす時にも意識すべき点

楽器店などの試奏でもちょっと気遣うだけで良い音になる

借り物のギターとアンプでサクサクと現場で音作り

ギターが上手い人は文句を言わないらしい



「何か弦高が俺の好みに合ってね~わ」

「何かピックガードも邪魔だしよぉ弾き難っ!」

「フロントも邪魔だわ マジで弾く難くね!?」

店員さんにとっては店頭のギターは相棒であり家族なのだ

まぁ、最近はビジネスライクな店員さんも増えたが・・・

私の知り合いの店員さんはギターを愛しているのだ

目の前で文句を言う心ないお客さんにどのような印象を抱くだろうか?

店頭のギターは私にも弾き難い

しかしながら、想像力が豊かな私はその先がイメージできる

「ん? これ悪くないかも?」

「ちょっと弄れば好みになる」

というインスピレーションが働く


今回も音という感じでお聴きいただきたい


理亜、ミックス、フロントという感じに切り替えているのだ

むしろ、フロントが良い音に感じられるのは私だけだろうか?😊 

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