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テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ストラトの疑似ハムは使えるよ

2021年01月17日 | 楽器
そんなこんなで修理が完了したストラトで音出しテスト


行きつけの楽器店のお兄さんに感謝!!

頼れるプロショップなのだ

小さいお店のメリットは小回りがきくところ

色々と融通がきくので有り難い


ストラトの疑似ハムは賛否が分かれる

「疑似ハムと取って普通のストラトに戻して」

という意味不明な依頼も少なくないという

それならば、普通のストラトを買えば良いのだが・・

買ってみるまでは分からないのもギターの深いところ

一本のギターで何でもできるという響きに心惹かれるのだ

私もそんな一人なのだ

私の中ではSSHレイアウトの万能ギターは区別している

あくまでもこのストラトのメインはシングルなのだ

そんな立ち位置で良いと思う


ノイズレスピックアップ

フェンダーの画期的な発明だと思う

一号モデルはクラプトン氏からの要望で開発が始まったのだ

「ノイズが出ないシングルって作れない?」

「でも音はちゃんとしたストラトで作れる?」

プロの要望はハードルが高い

それに応えることが出来ることが一流ブランドの証

疑似ハムはそんな優秀なピックアップの特性を活かす社内発の発明品

通常はこんな感じ


各ピックアップは普通のストラトのように使えるのだ

私レベルの耳では十分にストラトの音なのだ

耳触りなハイ成分が削られた音はむしろ私の好み

通常は同じピックアップを三個配置するがこのギターは各ピックアップが異なる

コイルの巻き数もすべて異なるという拘りよう

ファンとしてはこういう部分が堪らない

疑似ハムを使用する場合にはスイッチを押し込む


すでに私のギターは現行の二世代前になるが・・

現行モデルでもこのスイッチを使用しているのだ

一時はピックアップのレイアウトを記録したカードを挿入する仕様に変更されたが僅かな期間で廃止になった

このスイッチには根強いファンも多いのだ

ツマミを引き上げるタイプなどは良くある

この辺りも差別化なのだと思う

私は好きなのだ


ピックアップのレイアウトもモデルや年代で異なる

買ったばかりの頃はイマイチだと感じていたのも事実

他の人と同じように少し後悔した時期があるのだ

ある時を境に一気に使える音に変化した

ピックアップ自体の音が良くなってきた時期と重なる

ギターは弾き込むことが重要だとこのギターが教えてくれたのだ


今回の音源ではリード部分は疑似ハム

その他のギター(クリーンと歪み)はシングルを使用した

ドラムは打ち込み

ベースはリアルベースをエフェクト処理しているのだ




今回のようなロングトーンではノイズが気になる

ノイズが多くては台無しになってしまう

ノイズゲートなどでノイズを押さえ込むことも可能だが・・

効きを強くすれば、音の伸びがスポイルされる

可能な限りノイズゲートを浅く設定するのがマルチ使いのコツ

さじ加減が大事なのだ

ピックアップと弦が近くでも磁気で弦振動が阻害される

音量と音の伸びとのバランスが大事だと思う





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