goo blog サービス終了のお知らせ 

テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

レスポールのピックアップ高さ調整ってどんな?

2019年08月06日 | 楽器
”自分が弾き易い・・”

を主軸にギターを調整する人がいるようだが・・

もし分けないが上手くならない

そもそも、適正な調整が出来ていないギターはダメなギター

性能の半分も引き出せていないということ

レスポールを題材に考えてみたい

弦振動の関係からフロントの音量が大きくなる傾向がある

これはストラトも他のギターも一緒

リア側に行くにつれ音量は下がる

弦とピックアップが近い方がパワー(音量)がある

距離が遠い方がより繊細な音が表現しやすい

磁力があるピックアップに弦が近すぎてもダメ

磁力を影響を受けて、弦振動がスポイルされる
つまり、音の伸びがなくなってしまうということなのだ



フロントとリアはセットで考えるのだ

どちらから先に調整しても良いが・・

迷う場合には使用頻度が高いリアから調整してみるのもお勧め

とりあえず、双方の音量が同じくらいになるように調整すれば間違いがない

レスポールならば、ミックスポジションの音を確認すべき

ジミーペイジはバッキングでミックスを多用する
Rock系レスポール弾きでは珍しい

私はクリーン系の音で使うことが多い
リアでもフロントでもない複雑な響きが楽しい

レスポールはピックアップごとにボリュームとトーンが調整できる
ブレンドした音をさらに追い込んでいくのだ

私はフロントをチョイ削るような感じ
基本的にハムのレスポールはトーンはフルテン
ファズと組み合わせるウーマントーンの全閉は希な使い方
通常はフルテンの状態なのだ
ボリュームの増減で音色を変化させているのだ

バッキングとリードで意図的に音量差を作るという使い方も出来る

ピックアップの調整は基本的に同じ考え方で良いと思う


ストラトの場合は段々畑のようにブリッジに向かって尻上がりになっていく

シングルの方が磁気が強い

レスポールよりも弦との間隔を広くとる必要がある

基準値はネットで調べれば簡単に検索できる

迷った場合には色々な意見の中間を選べば良いと思う
多数の意見を優先させても良いと思う

あまりにも極端なセッティング方法はスルーが賢明

ピッキングの邪魔になるからと特定のピックアップを異常に下げる人がいる

レスポールならばフロント、ストラトはセンターだろうか?

私の知り合いにもそんなおじさんがいるのだ

「フロントが邪魔なのよ」

「必要なくねぇ!?マジで」

オーブン機能を持つオーブンレンジの焼きを使わないような感じ


私の高齢の母親がそんな感じなのだ
何でもかんでも値段で家電を買うのだ
「高い製品に間違いないよね?」
ギターにも当てはまる
ギブソンというブランドに憧れて買う人も多い
ギブソンレスポールの性能の半分を無駄にしているのだ

ギブソンにあって、エピフォンに無いもの・・
その一つがピックアップのレンジの広さなのだ

経験上、ドンシャリで歪ませればギブソンもエピフォンも大差ない
むしろ、個体によってはエピフォンの方がロック色が強いと感じる

しかしながら、絞った音やミックスした途端に魅力が半減するのだ
言葉はアレだが・・
面白くない音なのだ

社外のピックアップに走る理由の一つ
少しはマシになるが・・
本筋が激変するわけではない

ギブソンのレスポールは季節や時間の経過でピックアップの高さを変えたくなる
確実にボディやピックアップの状態が変化してるのを感じる
成長しているのだ

正直な話、購入当時はあまり感激はなかった
念願のギブソンを手に入れたという興奮はあったが・・
以前に使っていたエピフォンと大きな違いが感じられなかった

それ故にピックアップのセッティングにもあまり拘りが無かった
要するにテキトーなのだ
どのタイミングかは覚えていないが・・
数年経過した頃に弾き心地や出音に変化を感じたのだ
艶っぽくなっているのだ

特にクリーン~クランチの音が激変しているのだ
これはフェンダーのストラトでも先に経験しているのだ
3年くらいが一つの目安になると思う
やはり、ストラトもハーフトーンの音が艶っぽく感じられるようになった

ピックアップの高さに拘り始めた時期でもある

僅かな高さや傾き(1弦と6弦)で出音のニュアンスが異なる
ドライバーを片手に奮闘した記憶が蘇る
現在でも使用弦や季節で微妙に変化する

やはりストラトタイプでも廉価のギターでは鈴鳴り感が薄い
それを基本だと感じているうちは楽しい
一回でも本物を知ってしまえば終わり
飽きてしまうのだ

youtubeなどの動画でも自分のギターとの違いを感じることが出来る
その辺りを追求し始めると抜け出せない

ピックアップにピックが当たる
ピックアップが邪魔という人は今一度演奏方法を確認すべき
悪い癖は一回身につくとなかなか抜けないもの

基本が出来ていない人がジョンサイクスなどに憧れて
逆アングルに変更することあるが・・
結局、どちらもダメになるのだ
とにかく基本に忠実にということ

若い頃は私も独自の調整方法で聞く耳を持たなかった
最近はギターもベースも基本設定に拘っているのだ
そこからスタートで良いと思っているのだ









最新の画像もっと見る