テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ランディローズ風のアコギ曲を作ってみた

2018年12月02日 | 日記

”ポジションマーク付け・・”

を確認すべく、サクサクッと弾いてみた

昨日に試作としてお聴きいただいた曲をさらに煮詰めてみた

イメージはランディーローズなのだ

『dear』という曲名を付けてみた

この手のリックは山ほどあるのだ

どんなギター弾きにも手癖はあるのだ

 

作曲の場合、

”何度でも同じに弾ける・・”

というお約束がある

 

思いつきで弾いてはダメなのだ

多くの素人作品の場合、切ったり貼ったりの繰り返しが多い

「もう疲れたわ~ この辺で打ち止めね」

もちろん、これも作曲の方法ではあるが・・

何となくダラダラしているのだ

 

”天からメロディが舞い降りてきた・・”

 

という発想から最も遠い手法だといえる

 

世に残る名曲の多くは『閃き』だという

 

”弄くっりまくった曲に名曲無し・・”

 

とは世界的に有名な作曲家の言葉なのだ

 

私も同感なのだ

 

今回の曲は

”ギターに弾かされた曲・・”

という感じなのだ

 

ギターの雰囲気や鳴り、弦とのマッチングで生まれた曲なのだ

 

鉄弦でも同じように弾けるが・・

雰囲気が異なるように感じる

抱えるギターが異なれば運指も違ってくるものなのだ

 

ギターには『スィートスポット』がある

弾いていて聴いていて気持ちが良いポジションの事なのだ

これはギターの個体、弦のゲージによっても異なると思う

自分のギターの美味しい部分を知っているギター弾きは良い演奏が出来る

まったく良い部分が無いギターはいつまでも無駄に抱え込んでいても意味がない

そういうギターが流れ巡っているのだ

 

「何かギターを抱えていても楽しくないんだよね」

楽しくない理由を考えてみた方がよい

ギターに問題があるのか?

弾き手である自分に問題があるのか?

 

良い響きがあるギターは廉価版でも意外に楽しい

一方、それなりの価格帯でもつまらないギターがあるのも事実

実際のところ、その場で判断するのは難しい

今回のクラシックギターは中古という状態にもかかわらず

長い眠りから目覚めるのに一週間もかかった

次回の弦交換は未定だが・・

 

ミニアコギと同様に音が変化する気がする

非常に楽しみな存在なのだ

伸び続けるナイロン弦の扱いの難しさも知ったのだ

毎日、半音くら下がっているのだ

初回ということで弦はプロに巻いてもらったのだ

デフォルトとして『プロの仕事』が知りたかった

 

私は自分が得意な事と不得手な事を知っている

人間はそうあるべきだと思う

私の知り合いに何でも知ったような顔をする者がいる

育ちなどの環境も影響していると思う

負けず嫌いは立派だが・・

少々嫌みに映ることも多い

結局、本人も損をしているのだ

 

ギターひとつにしても『持ちや』がある

プレイヤーとリペアマンが同居することは少ない

最低限のメンテを自分で行うことは必須だが・・

自分でフレットを交換し指板を削る行為は褒められたものではない

そんな無駄な時間をギターに練習に充てた方が利口だといえる

 

私は趣味が高じて何でも弾ける万能プレイヤーになった

ウクレレからベースまで何でもOkなのだ

音楽活動や作曲にも重宝している

その一方で悩みもある

すべてにおいて突出した楽器が存在しない

これといって得意だと言える楽器がない

 

読者の皆さんはすでに何かの楽器をお持ちならば・・

一念発起で頑張っていただきたい

 

ギターの上達の鍵は練習量ではない

ギターの楽しさを知るという事が大事だと思う

 

私の知り合いにスケール練習と弦交換が大好きなおじさんがいる

「スケール練習しね~と眠れね~のよ」

微妙な感性の持ち主なのだ

「俺さ 嫌な事があると弦交換するのよ」

これも考え方の一つ、ギターの楽しみ方だといえる

読者の皆さんにはもう少し有意義な接し方を望みたい

 

結局のところ、ギターの楽しみ方など誰も教えてくれない

楽器店の店員さんに尋ねたところで無駄なのだ

ネットで検索するも意味はない

そもそも、ネットにブログなどを発信している人が混迷しているのだ

ギターと自分の在り方に迷っているように感じる

 

仕方なくギターに関わっている人も少なからずいるように感じる

上記の知り合いのおじさんがギターを好む理由は『経済性』だという

「弦交換だけだろ? こんなに金がかからね~趣味はね~な」

非常にネガティブな発想だが・・

間違ってもいない気がする

まぁ、こういう人にその先が無いことも事実だが・・

 

自分に必要だと思えるギターがあるならば買った方がよい

フレットが減ったならば迷わず交換なのだ

必要なお金は躊躇することなく投入すべき

ギターを一生の趣味とするならば、時間もお金もギターを優先させるべき

 

かなり脱線したが・・

ランディは死の直前、クラシックギタリストへの転向を決意していた

人気絶頂の決意表明にオジーも驚いたようだ

最高の収入と職を失う覚悟なのだ

「やっぱり違う・・僕はクラシックが向いている」

私はそんな考え方に感銘を受けているのだ

長いギター人生で迷った時に思い出すことも多い

実際、デジタル昨今の現代において、

ここまでストイックにギターを突き詰める私は珍しい

自覚しているのだ

 

自他共に認める『ギタークレイジー』なのだ

ランディ同様にギターを一生の友だと意識した日から私は変わったのだ

幸いにもそれが許される生活環境なのだ

 

”今、自分が楽しいと感じる事を徹底的に貫くだけ・・”

ギターを目の前にそんな事を思う日々なのだ

 

ちなみに今回の曲は機会があればTAB譜で提供したい 


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クラシックギターにポジションマーク付けてみた

2018年12月02日 | 日記

我が家にクラシックギターがやって来て一週間が経つ

幅広いネックには慣れてきた感じなのだ

 

エレキやアコギ(鉄弦アコースティックギター)からの乗り換え組みを考慮したギターも多い

ネック幅も割と狭い、ネックとボディの接合も違和感ないセッティングなのだ

アコギの世界では12フレットジョイントと14フレットジョイントがある

ちなみにウクレレも同様なのだ

僅か2フレットの差だが音色で演奏性は大いに異なる

目的と好みで明確に使い分けたい

本格的な部分を目指すならばやはり基本に忠実になるべきだと思う

これはエレキにもいえると思う

変形ギターや変則的なレイアウトのギターは二本目にした方が無難だといえる

一本目はレスポールやストラトをお勧めしたい

 

エレキ弾きには常識のポジションマーク・・

これが無いという不便さを初めて知った

これはミニアコギの指板

エレキと同じように表面にもドットを打っている

抱え込むという弾き方が多いだけに便利な仕様なのだ

 

続いてフルサイズアコギ

 

オシャレ仕様が故に指板にはサッパリしている

12フレットに飾りが一個

 

側面にはドットが打ってある

 

大柄なボディのために演奏中に指板を覗き込むことはない

というか不可能なのだ

それ故にマークは不要なのだ

デザイン上の問題だけだと思う

 

 

そしてクラシックギターなのだ

 

12フレットジョイント、幅広ネック(指板)、高い弦高・・

は古典的クラシックギターのお約束だという

 

実際に弾き難いことは事実だが・・

音に何らかの影響を与えているような気がしてきた

目で見て確認できるほどのネックが音に影響を与えないはずがない

 

レスポールの極太ネックも同じような印象を受ける

弾き難いという理由で薄く削ったネックのレスポールを弾いた事がある

すべてにおいて物足りなさを感じた

これは個人差や個体差があるので何とも言えない

あくまでも私の感想ということでご理解いただきたい

 

ということでクラシックギターのポジションマークに話を戻そう・・

こんな感じに仕上げてみた

 

もう一枚・・

 

3,5,7,9フレットにマークを打ってみた

ちなみに12フレットは不要なのだ

ボディとのジョイント部分が目印になっているのだ

昨日のようなオリジナルのリックを考える場合、この範囲に収めれば良いのだ

 

エレキにもいえるのだ

レスポール向きのフレーズとストラト向きなフレーズがある

読者の皆さんは熟知していると思う

理屈ではなく感覚として指が動くようになると良いと思う

 

人間は『気持ち良さ』を求める動物なのだ

フレーズの心地よさを指先と耳で感じたい

 

昨日のリックも高音部分の複音フレーズを多用しているのだ

それ故に素早いポジション移動が求められる

ポジションマークは必須なのだ

 

長らく使っていなかったこんなペンを見つけたのだ

 

油性だろうか?

気にすることはないのだ

上から塗ったものなど、やがて剥がれ落ちてしまう

想像以上に良好な使い勝手なのだ

 

ちなみに昨日の音源作成時には7フレットのみに貼ったテープだけを頼りに弾いていたのだ

何度かミスを犯し、録り直したのだ

「弾き難いなぁ・・」

夜に真っ黒なサングラスをかけて運転するようなイメージなのだ

 

”快適な演奏の為に何が出来るか?”

 

エレキやアコギの場合・・

弦高調整や弦交換もその一環だと思う

ネックの状態のチェック&調整も必須作業だといえる

 

今回のポジションマークもそんな一環だと受け止めているのだ

快適な環境から良い演奏や発想が生まれるのだ

 

道具としてのギターと向き合ってみるのも良いと思う

飾って磨いて眺めるギターならば、今回の『マーキング』はあり得ない

私はそう思う

 

 


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