テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ジミヘンの『VOODOO CHILD』第二弾

2018年04月13日 | 日記

先にアップした音源をさらに煮詰めてみた

この曲はジミヘンの十八番なのだ

ライブでは必ず演奏していたのだ

有名な音源が幾つかあるのだ

オリジナルは5分チョイの音源だが・・

正式に記録されている音源では最長18分超えのロングバージョンもあるのだ

 

基本的に1コード進行の曲なのだ

ジェフベックのRedbootsなども同じような感じなのだ

 

コード進行がシンプルな曲はライブなどでアドリブが取りやすい

その一方で単調になってしまうのだ

 

プレイヤーの力量が試される難曲でもあるのだ

 

ジミヘンの曲としてはリトルウイングに並び人気がある曲なのだ

現役の一流ミュージシャンによる演奏が多いのも特徴なのだ

 

ジミヘンにリスペクトしたギタリストは数知れずなのだ

一番弟子のレイヴォーンも上手い

レイヴォーンに影響を受けたジョンメイヤーも天才肌なのだ

 

この難曲をどのように料理するか?

経験とセンスが問われるのだ

 

この曲のポイントはワウのONとOFFなのだ

かなり頻繁に切り替えているのだ

加えてボリューム操作で曲に抑揚を与えているのだ

 

この手の曲を完全コピーするのは時間のムダなのだ

本家、ジミヘンですら同じように弾かないのだ

 

クラプトンもスティーブヴァイもかなり独自のアレンジと解釈を加えている

かなりの腕前にも関わらず、本家とは遠く及ばない

 

ジミヘンのサウンドの秘密は何だろう?

その秘密はライブ音源の演奏前の音に隠されていると私は考えているのだ

 

伝わっているだろうか?

 

時にチューニング合わせのような音を出す事もある

そんな他愛ない音ですらオーラを発しているのだ

 

27歳という若さを惜しいと言う人も多いが・・

私はそれで良いと感じているのだ

 

人間は必ず浮き沈みを経験する

クラプトンなどもギターを手に出来ないスランプ期が長く続いた

 

天才ジミヘンのスランプ期をイメージしたくない

最高に熱い瞬間を生きたジミヘンを感じたい(*^_^*)

 

余談だが・・

アップロード先の容量が残り少なくなってきた

適宜、不要と思われる音源を削除する予定なのだ

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ムダおじさん

2018年04月13日 | 日記

久々に『ムダおじさん』についてリポートしてみたい(*^_^*)

ムダおじさんは現代のギター弾きを象徴する重要な存在なのだ

 

私が若い頃は

”エレキギターは若者のもの・・”

というイメージがあった

 

ギグバッグを背負った学生などを多く見かけたのだ

最近は『高齢化』している

 

一昔前に高校生に良く見られた光景がこんな年代に移行しているのだ(^_^;)

 

実際、メーカーやショップもこんな年代を客層に絞っているのだ

ギターなど眼中にない若い者はメーカーも相手にしていない

 

何とも奇妙な流れが生まれているのだ

実際、ギター系のブログなどを見かけても書いているのは『おじさん』なのだ

希に若者が投稿しているブログを見かけるが・・

持続しない

飽きてしまうのだ

 

そもそも、ギターとしてネタを広げられないのだ

経験不足という事もあると思う

 

一方の中年おじさんはかなり図々しい(^_^;)

「ネタなんかね~わ 別に関係ね~だろ?」

「書きて~事を気ままに書いてるだけだわ」

「読者を楽しませる? ムダじゃね?」

 

私が良く知るムダおじさんもこんな感じなのだ

久々に遭遇したムダおじさんはある意味で磨きがかかっていた

 

同居人でさえ手が付けられない状況らしい

「ギター? やる気とかね~わ?」

「何かよ~ ダり~の 糖尿かな?」

「疲れるのよ 集中力ね~しな~」

 

ムダおさじんさんは指に包帯を巻いていた

 

「バイトで指切っちゃったのよ ムダに忙しいのよ」

「まぁ、ピック側だから何とかギター弾けるけど・・」

「そんなこんなで100%じゃね~の 言い訳だけど」

 

同時にムダおじさんは頻繁にくしゃみをしていた

「桜も散ったのによ またまた風邪ひいちゃったのよ」

「栄養が足りね~のかな? モヤシしか食ってね~し」

「親方が節約だってうるせ~のよ 家計圧迫するってな」

 

 

ムダおじさんは体調が万全な時の方が少ないのだ

先月はネックを握る側の指を深爪していたのだ

 

何だかムダおじさんは嬉しそうなのだ

「嬉しいわけね~だろ? 指を怪我してんだぞ~」

「でもね ギターの練習サボれるだろ? マジで」

「最近はギター弦も錆びてるのよ 交換してね~し」

「まっ 言い訳だけど・・な 怪我してんの俺」

 

ムダおじさんが遠くを見つめているのだ

「俺よ 気付いちゃったの 音楽って作るもんじゃね~わ」

「他人が作ったのを聴くのが一番 お気に入りのヘッドフォンでな」

「ギターまったく上手くなんね~し マジ凹むわ~ 荒れちゃうわ」

というムダな行動や言動が目立つおじさんを私は知っている

 

むしろ、ムダおじさんのような感じのギター弾きの方が多い

真面目にギター取り組む方が笑われてしまうという・・

そんな時代になったのだ

 

上手くギターが弾けるよりも安くギターをゲットできる人が重宝がられる

何とも微妙な時代になったのだ

 

ギターと音楽を心から愛したジミヘンもこんな時代が到来するとは夢にも思わなかっただろう

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジミヘンの『VOODOO CHILD』を弾いてみた

2018年04月13日 | 日記

今回は新しい曲に挑戦してみたのだ

名曲『VOODOO CHILD』なのだ

 

この曲は『悪魔の詩』とも呼ばれているのだ

謎めいた雰囲気と意味深な歌詞が関係しているのだと思う

 

実はこの曲はジミヘンが急死する12日前に演奏された最後の曲でもあるのだ

ジミヘンは古いブルースをアレンジする事も多かったようだ

 

この曲もいまから100年くらい前に作られたアコギ系のブルースなのだ

ジミヘンの時代でも50年前の曲になる

 

この曲には当時は画期的だった幾つかの試みが投入されている

その一つがワウペダルなのだ

ジミヘンはVOXワウなのだ

実はジミヘンよりも前にエリッククラプトンが導入していた

新しい物が大好きだったジミヘンは即導入したのだ

 

後発ながらも、即座に使いこなしてしまう辺りはやはり天才なのだ

クラプトンまでのワウはリズムに合わせてペダルを踏んでいた

 

ジミヘンは任意のタイミングでペダルをコントロールしていたようだ

つまりはイコライザー的な使い方なのだ

マイケルシェンカー辺りもそんな使い方の継承者なのだ

 

ちなみにジミヘンの機材にノーマル使用は皆無だったようだ

当時のエンジニアであるロジャーメイヤー氏が語っているのだ

 

この曲に欠かせないもう一つのアイテムは『ファズフェイス』なのだ

渡英直後で資金に苦しんでいたジミヘンは『値段』で選んだという

その後に契約金など莫大なお金を手にするもこのリーズナブルなファズを使い続けたのだ

プロとしての正式なキャリアは僅か4年だが・・

前期と後期でファズの種類が異なる

 

これは非常に重要なのだ

後期のファズはディストーション的な要素が強かったようだ

当時の流行の音を取り入れたとも言われているのだ

この曲では前期のファズなのだ

 

ファズは使い難いという人も多いが・・

引き出しが少ない人の意見だと思う

 

これほどギター側のボリュームに素直に追従する歪みは存在しない

ジミヘンはバラード的な曲でもONにしていたようだ

 

ギターのボリュームで歪み量をコントロールするのは英国流なのだ

クラプトンもジェフベックもジミーペイジも同様なのだ

 

その原点はジミヘンなのだ

ジミヘンの出現で英国のロック史が塗り変わったのだ

あのジェフベックですらジミヘンに手痛い指摘を受けていた

「君のギターはブルースじゃないよ 違うジャンルを目指した方がいいね」

この言葉にショックを受けたジェフベックはブルースからジャズ&フュージョンに方向転換したのだ

素人の耳にはジェフベックのブルースリックも相当にカッコいいが・・・

生粋のブルース弾きのジミヘンには滑稽に映ったようだ

 

クラプトンもジミーペイジもかなりショックな言葉を浴びせられたようだ

ジミヘンの性格が悪いというわけではない

 

ジミヘンは正直者だったようだ

当時を良く知る人々でジミヘンを悪く言う者はいない

 

他の三大ギタリストと大いに異なる部分は金銭感覚なのだ

ジミヘンはお金にも無関心だったようだ

 

ただ、大好きなギターと共に楽しい時間を過ごせれば幸せだった・・

現代の広告収入などに目が眩んでいる人に聞かせてあげたい

 

私の知り合いにもショボい曲に値段をつけて販売している者がいる

年間に数曲しか売れないという(T_T)

それでも販売したいという・・

「売れないなら無償で公開したら?」

と私がアドバイスするも本人は聞く耳を持たない

欲に塗れたおじさんなのだ(^_^;)

 

音楽は音を楽しむものなのだ

私にはギターと無心でギターと戯れるジミヘンの心が感じられる

 

一部のジミヘンマニアは機材に拘るようだが・・

同じような機材を揃えても『あの音』にならない

 

当時、ジミヘンが語っていた

「ギターの音は指先で作るものなんだ・・」

 

日本人には真似できないロングストレッチスタイルもジミ流なのだ

フルサイズのストラトが小さく感じられる

 

私がZO-3ギターを弾くような感じなのだ

ジミヘンは右用のギターを逆さまに抱えていた

ナットからペグまで巻き弦が長くなる

 

摩擦抵抗が増えることが原因でチューニングが狂うのだ

そこでジミが編み出した技は巻き弦を細くするのだ

6弦で038だと聞いている

細いうえに半音下げなのだ

 

かなり腰がない音になる

それを解消する手段として弦高をかなり上げていたという

何故に半音下げなのか?

 

表現力を増す為という説と自分の歌の音域に合わせる為という説に分かれる

ジミヘン亡きあとは誰も真相が分からない

 

ただ言えることはその音が素晴らしいという事なのだ

 

ジミヘンの音源の音が悪いという人も少なくないが・・

ジミが生きていた時代は50年前なのだ

 

むしろ、ドラムやベース、ジミヘン本人の演奏力に驚かされる

 

当時のその他のミュージシャンの音源を聴けばジミヘンの凄さが分かるのだ

ジミヘンは天才なのだ

 

天才は面倒臭くい理屈など言わない

言い訳もしない

評価を求めることもない

 

繰り返しになるが・・

ただ、好きなギターを弾いていたいだけなのだ

 

私はそんな部分にも強く共感し惹かれるのだ

「音楽は機材じゃないよ 心で弾くんだよね」

心からギターを楽しむという姿勢を継承したい

 

現代のギター弾きはギターを楽しめていない

「ギターを安く買えたよ お買い得じゃね?」

ギターの演奏よりも買い物を楽しんでいるようにすら感じる

 

ギターの弦を交換する事でイってしまう人もいる

目的は弦交換なのだ

 

新しい弦を張って演奏するではない

 

何だか色々な人がいるのだ

 

ある意味で飽きないのだ

 

音楽が『道具』ではないというジミヘンの志を受け継ぐ意味でもZO-3ギターに拘りたい

 

メンテと調整をしっかりと行えば楽器として成り立つ

今回の演奏では『2音チョーキング』を行っているのだ

 

これもジミヘンが開発したテクなのだ

ポジションにもよるが2音半くらいはコントロール出来るようにしておきたい

 

自分のメンテ力のテストにもなる

チョーキング一発でチューニングが狂う場合、疑うべきは弦の巻き方なのだ

そもそも、ギターに弦のゲージが合っていないことも考えられる

ナットやブリッジ(サドル)などにトラブルを抱えている事も考えられる

 

私の子象はほとんど狂わない

もちろん皆無とは言わないが・・

「イライラするわ~ 何で安定しね~の?」

という感じにはならない(*^_^*)

 

そこそこの値段のギターを買ってもメンテがダメならばそれはゴミなのだ

少し言葉がキツく感じるかもしれないが・・

 

新年度という事で本音で語るのだ

 

温い人には少し厳しい言葉で丁度良い

 

自称ベテランと言いながらもピックアップの調整すら出来ない人もいる

レスポールタイプのギターの前後のピックアップのバランスが悪いのだ

実際にそんなギターを間近で見た事がある

「何でこんなに下げているの?」

「ネジが外れちゃうよ・・・・」

理由は不明だが・・

見た目も悪い

 

自己流の調整もほどほどなのだ

何でも限度というものがあるのだ

 

基本から僅かに足し引きするという感じで良いと思う

弦高もネックの調整もサドル類も同様なのだ

 

自己流&自称ベテランくらい危うい存在はない(^_^;)

 

そんな人がネットで発信する怖さもある

まぁ、ギターを良く知る人はそんな人の意見など嘲笑していると思うが・・

 

今回も制作機材はzoomなのだ

 

遊べるのだ

今回は『オートワウ』を使用したのだ

まぁ、ペダルが無くても何とかなってしまうのだ(*^_^*)

 

音色は上記のファズフェイスを選択してみた

ファズ特有のチリッチリでモコモコな感じが心地良いのだ

 

毎度お馴染みの『ファーストテイク』なのだ

修正したい部分も多々あるが・・

 

まぁ、雰囲気だけは出ていると思う

 

オモチャと言われるZO-3ギターとZOOMの2万円の機材で作った音・・

というイメージを頭に浮かべてお聴きいただけると有り難い

 

週末も何か楽しい事をお届けしたい

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする