十月の星図 2012-10-01 15:40:54 | 日記 少年(ガニュメデス)の持つ水瓶から零れる水を、南の魚が飲んでいる。ひときわ煌めく一等星は、魚の口(フォーマルハウト)。十月の星図を眺めていた銅貨は、それを折りたたみ、まだ星などひとつも見えない真昼の天を見あげた。 『天体議会―プラネット・ブルー―』長野まゆみ(著)より ひとつき、一章ずつ読んでいる。 続きはまた、来月のはじめに開く。