たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

佐世保逮捕少女の父自殺

2014年10月06日 | その他

昨晩10時頃NHKを見ていたら、突然「佐世保高1殺害 逮捕少女の父自殺」の一報に驚きました。知人が自宅を訪ねたら首つり自殺しているのを発見した。
やはり耐えられなかったか、無理もないという思いが交錯しました。お気の毒です。

この幽鬼事件は7月26日のことでした。当ブログでも触れた不可解な少年事件です。
事件後マスコミは一斉にこの父娘の家庭事情を報じ、急死した逮捕少女(16)の父(53)の再婚が早すぎたと、バッシングしました。
時を経るにつれ、そればかりでは理解できない事件の真相を懸念する論説も見かけるようになりました。昨日の父自殺を報じた毎日新聞のWebニュースと、その下にある関連記事の全部を一読しました。良心的報道です。

さらにこのブログで要らざる紹介は本意ではないし、水に落ちた犬を叩く、罪を犯した人に石を投げるな、と、イエスの教えに反しますが、自分もご覧になるあなたも同罪を承知で・・・2チャンネルで紹介されていたリンクを紹介します。
2チャンネルは先ず見ませんが、大きな事件があると深部を探るため見ることがあります。
2チャンネルのスレッド
26.1.26日 国体冬季大会(スケート競技)における健闘(事件親子と2チャンネルで書き込みがあった。父は早稲田卒の弁護士、「ジャパネットたかた」や佐世保医師会の顧問弁護士、倒産案件などを多く手がけるやり手弁護士だった)。
昨年夏すい臓がんがみつかりわずか3か月で亡くなった母のこと(地元テレビ局に勤めていた。逮捕少女の母。東大卒、地元の名士で佐世保市の教育委員を勤めていた。将来は教育長候補と目されていた。祖父は県内の新聞社を経営)。
逮捕少女は小6のとき、気に入らない子の給食に漂白剤を混入した事件がある。(母親と祖父の新聞社の関係から事件報道を押さえたとの記事が当時からあった)
理想的な家族構成で何故こんな事件が起きたのか(画像あり)
以上は2チャンネルで書き込まれたリンク先をブラウザー、Operaのスタッシュに入れていたものです。(「スタッシュ」とはインターネットで見つけたページを保存して、そのリストから検索を行える機能です。一時的ブックマークのこと)

最近悲惨な少年事件が多い。10月1日北海道、南幌町で高校2年の少女(17)が祖母(71)と母(47)を殺害した。一報をテレビが報じた時は立派な家だと思った。家の中が荒らされていて物取りかと報じた。その日のうちに少女の犯行となった。5km離れた公園を捜索し凶器の包丁を発見した。捨てに行ったのは姉のクルマでと喫茶店の新聞で読んだ。父のいない家庭で母がやたら躾が厳しく、夕方門限に遅れると少女は走って帰宅することもあったという。少女は厳しい躾から逃れたかったと供述。次期生徒会長の予定だったという。

10月3日の朝日「耕論」オピニオンの「少年事件を考える」
児童精神科医・岐大教授と、元裁判官・弁護士の2人の論説を読んだ。
教授は皆が一人を攻撃する社会構造を断ち切り「一人でも大丈夫」と示すこと、元裁判官は神戸須磨区で起きた小学生連続殺傷事件の審判を担当され、当時中2~3年だった少年の事件動機は、脳の未発達が原因の性的サディズムだった。射精の時どんなイメージが浮かぶのか聞いてそう判断したと自供を具体的に書かれていた。家裁で約6千件の少年審判を担当。少年鑑別所に入る中学生のほとんどが離婚家庭のこどもだとか。
日本社会の未熟さや、離婚家庭のサポートの貧弱さを認識したところです。


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