たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

配偶者控除の引き上げ

2016年12月09日 | その他

写真

”自民、公明両党は8日、2017年度与党税制改正大綱を決定した。所得税の配偶者控除は世帯主が満額38万円の控除を受けられる配偶者の年収上限を「103万円以下」から「150万円以下」に引き上げる。

だが年収が130万円以上の配偶者は社会保険料を支払う必要が生じる「130万円の壁」などは残る。”

女性の働き方に影響を与える制度の壁は残ったままだと、今朝の中日新聞(東京新聞)は報道し目についた。この問題点を他紙はまったく指摘していない。

亡妻は市役所のパートなどをして家計を助けたが、当時も103万円以下で、限度額が越えそうになると敢えてパートを休んでいたことを思い出した。40年も前と全く変わらなかった103万円だ。

”おかしな議論である。「女性活躍」という本来の目的は選挙対策の前にどこかへ消え、おまけに家計にとって貴重な配偶者手当までなくされそうだ。何のための働き方改革なのか。”(11月23日中日・東京新聞)
今朝の読売新聞もかすむ女性活躍社会実現と、問題点を指摘していた。
狙いは(東京新聞) 自民党も公明党も結局は選挙対策の配偶者控除額引き上げにすぎないのか。 
販売店に頼まれて長年取っている朝日は問題点を報道する能力がないなあ。 


愛煙家は肩身が狭い

2016年12月09日 | 日記

昨晩のNHKファミリー・ヒストリーは脚本家倉本総さんだった。番組の終わり頃、舞台稽古に立ち会う場面でタバコを手に話しておられた。

先日総合病院へCT検査に行ったが、少し早かったので、病院の駐車場を出て塀もない道路へ出て一服しようと、車内の灰皿を持って行ったら先客がいた。駐車場や玄関の交通整理の警備員さんだった。
「構外へ出ないと吸えないのかね」 と聞くと
「うるさいのでね、なに院内にも隠れた喫煙室があるのを知っているし、先生の中にも吸う人がいるよ。これもほとんどが税金だよ」 と言われた。心の病なのでASKAや清原和博さん等を笑えない。

先日岐阜市内の高齢夫妻と障害を持つ息子さんの、身寄りのない3人がゴミ屋敷と化した借家で死んでいるのを市の担当者の申告で警察官が発見された。
前に市の担当者が公的支援をする旨訪ねたが、「必要ない」 と辞退されていたとか。これをセルフ・ネグレクト(自己放任)というのだそうだ。
当方の喫煙癖もセルフ・ネグレクトで、いつ死んでもいいと深層心理が働いている。
突発性難聴で片耳が聞こえなくなって喫煙した兄貴まで 「まだタバコを吸っている」 と叱るし、昨日は在所の級友が電話して来て、 「某が言うにはタバコを吸う者はいなくなったし、吸う人が来ると厄介なので同窓会はやらないと言ってるよ」 と当てつけのような話をしていた。
この春から3人も級友が死んで、同窓会はもうやらないと何人かに聞いている。
年金が国年しかなく、お小遣いが乏しい理由もあるようだ。
喫煙大国日本と言われ、受動喫煙防止でオリンピックまでには飲食店などすべての集客施設は館内喫煙にとか、タバコを千円にとか言われている。良いことも悪いこともオリンピックにかこつけている。ケシカラン。
----------------------
昨晩のテレ朝ニュースステーションはIR法案の背景を解説していた。IR(カジノを含む国際会議場、宿泊施設などを、統合型リゾート・Integrated Rersort)というらしい。

大阪湾の埋め立て地が未利用なので万博を誘致し、そこへIRを作りたいのが大阪府の目的で、カジノが目玉と政府共々熱心だ。
愛知県知事は中部空港周辺に、三重県知事は伊勢志摩周辺にIRの関心があるとのこと、三重県議会は反対の決議をして良識を示した。
テレビは「世界に128カ国がカジノを容認している。それらの国がおかしな国と言えるのか」と政府党側委員が答弁していた。
強行採決を連発し、ばくち国家へ邁進する安倍内閣の支持率が落ちないのは、結局日本国民がバカだからだ。