重い本棚

子供たちの”マイルーム・リフォーム”が終わったので、
次は我が仕事部屋の番。

とは言っても、新しい家具を買ってくれる優しい人はいないみたい。（涙）
ただ、今使っている机は非常にシンプルながら丈夫でキレイで問題無し。
コレを買ったのはIKEAなんて無い20年以上も昔。
新婚早々で給料も安い時代に意外と値段が高くて悩んだけれど大正解でした！
実は、帰国するある日系企業の社員が大学の先輩で、
半ば強制的に古い日本車を買わされたのですが、
壊れているパーツを自分で取り替えて綺麗に洗車したら買い手が付いて、
その儲かったお金で買った物。

長さの違う3枚の天板と7本の脚でＬ字型に構成するモジュラー机で、
レイアウトの自由度が高く非常に使いやすい。
これをどこに置くかをまずは決めて、他の家具の配置を決定。
以前は南側の窓に面して置いていたので、
眺めはイイけど明る過ぎて、夏には暑すぎる事も多く仕事には不向きで大失敗。
で、今回は逆向きに。

メインの机の位置が決まればPCやプリンター、ファックスなどの置き場も決まり
それに合わせて電話やネットの配線を伸ばしたり、壁に付けた棚や絵や写真などの額縁も移動。
と、ここまでは順調ながら、一番厄介なのが大きな本棚。

この棚の大部分を占めているのがもう40年近く購読しているカーグラフィックという車関係の月刊誌。
日本の実家にもバックナンバーがあるが、ここにあるのは米国に赴任した1986年の3月号から。
この月が通巻300号で、先週コスタメサの紀伊國屋書店で買った最新の2月号は635号。
という事は全部で336冊！　
これに18冊のSuper CGや古本屋で見つけた更に古いバックナンバーを加えるとほぼ400冊。
試しに10冊取って重さを量ってみると9.4キロ。
毎号多少のページ数の違いはあるけれど、合計で約376キロ！
これに本棚本体と他の本や書類も含めると総重量は400キロを超えているはずで
もちろんそのまま動かすことは不可能！

ということで、カーグラは暫く寝室へ移動。
ただ、引っ越しなどで古い新聞などが出て来るとつい読み行ってしまうように、
一番上に置かれた号の表紙に気になる車を見つけてしまい作業は中断。
3日間はこのままの状態が続いていました。



そして軽くなった本棚は無事に新しい位置へ移動完了。
これだけ重い物なので床の強度も心配で、
構造上強そうな、部屋（と言うか建物）の隅へ置くことにしました。



定位置に戻ったカーグラ君達。



妻からはいつまで買い続けるのかと聞かれていますが、
廃刊にならない限り買いそうです。
煙草も吸わず、キャバクラにも行かない男の些細な道楽ですので
お許しください！