王者 ルイス・コンセプション VS 挑戦者 エルナン・マルケス
マルケス 11ラウンドTKO勝利
考察 ~コンセプション~
ゴルフの世界では「ドライバーはショー、パットはマネー」という格言があるが、
ボクシングに置き換えると「パンチはショー、ディフェンスはマネー」となるか。
往々にしてボクシング界ではこれがvice versa(逆もまた真)となるのだが。
この選手は(求められるべき)ボクサーのエッセンスよりも、
ショーマン、エンターテイナーとしての要素が強すぎる。
5ラウンドの右の超速アッパーは外れはしたが、当たれば10カウント確実もの。
しかし、それを打つまえのガードがガラ空きでは……
とにかく右の一発のリスクが自分にとっても相手にとっても高すぎる、いわば諸刃の剣だ。
当然相手にダメージを与えもしたが、その後はカウンターで応酬された。
通常、肉体的なダメージを被れば、本能的にそれを避けようとするものだが、
この選手は観ていた限り、そうした行動に出ようとしない。
アドレナリンやセロトニン分泌が通常人よりはるかに多いだけでなく、
攻撃的な性格が本能をも抑え込んでいるようだ。
いや、むしろ最も原始的な本能丸出しで戦うからこうなるのだろうか。
考察 ~マルケス~
展開としてはまったく異なるが、随所にカサマヨルvsカチディスを彷彿させる
カウンターが入った。
視野が狭いファイターには側面からのカウンターが有効であることを
証明するかのような試合だった。
カウンターの右フックが面白いようにヒットし、実際にダメージも与え、
顔面も変形させたが、相手のタフネスがこちらの攻撃を上回っていた。
ここで精神的に辟易することなく、状況に応じた守備と攻撃に徹したのは
相手とは対照的に理性的な判断だった。
下馬評は不利で、管理人も実際にunderdogだと思っていたが、
どうしてなかなか予想を裏切ってくれる。
ドネアとの対戦経験とその後のドネアの圧倒的なパフォーマンスが
自身の源になっているのだろうと推測する。
清水がコンセプションと内定してたという噂もあったが、
一撃に特化した前王者よりも総合力で勝負できそうなこちらの方が、
選択肢としては悪くない。
マルケス 11ラウンドTKO勝利
考察 ~コンセプション~
ゴルフの世界では「ドライバーはショー、パットはマネー」という格言があるが、
ボクシングに置き換えると「パンチはショー、ディフェンスはマネー」となるか。
往々にしてボクシング界ではこれがvice versa(逆もまた真)となるのだが。
この選手は(求められるべき)ボクサーのエッセンスよりも、
ショーマン、エンターテイナーとしての要素が強すぎる。
5ラウンドの右の超速アッパーは外れはしたが、当たれば10カウント確実もの。
しかし、それを打つまえのガードがガラ空きでは……
とにかく右の一発のリスクが自分にとっても相手にとっても高すぎる、いわば諸刃の剣だ。
当然相手にダメージを与えもしたが、その後はカウンターで応酬された。
通常、肉体的なダメージを被れば、本能的にそれを避けようとするものだが、
この選手は観ていた限り、そうした行動に出ようとしない。
アドレナリンやセロトニン分泌が通常人よりはるかに多いだけでなく、
攻撃的な性格が本能をも抑え込んでいるようだ。
いや、むしろ最も原始的な本能丸出しで戦うからこうなるのだろうか。
考察 ~マルケス~
展開としてはまったく異なるが、随所にカサマヨルvsカチディスを彷彿させる
カウンターが入った。
視野が狭いファイターには側面からのカウンターが有効であることを
証明するかのような試合だった。
カウンターの右フックが面白いようにヒットし、実際にダメージも与え、
顔面も変形させたが、相手のタフネスがこちらの攻撃を上回っていた。
ここで精神的に辟易することなく、状況に応じた守備と攻撃に徹したのは
相手とは対照的に理性的な判断だった。
下馬評は不利で、管理人も実際にunderdogだと思っていたが、
どうしてなかなか予想を裏切ってくれる。
ドネアとの対戦経験とその後のドネアの圧倒的なパフォーマンスが
自身の源になっているのだろうと推測する。
清水がコンセプションと内定してたという噂もあったが、
一撃に特化した前王者よりも総合力で勝負できそうなこちらの方が、
選択肢としては悪くない。
コンセプションははじめの一歩でいうジミー・シスファーみたいな選手でしたね。
宮田とやった頃のじゃなく一歩とやった“スクラッチJ”の方ですが。
何せ全弾渾身のジョルトストレート。見ていて面白いですがファンだったらやめてほしいスタイルです。笑
リアル路線で始まったこの漫画もインフレが進んでとうとうドラゴンボールみたいになってしまいました。
現実のボクシングにも個性的なボクサーは多々おりますが、はじめの一歩はなかなか近年の選手をモデルとしたキャラを出さないので勿体無いというかもどかしいというか。
一歩のキャラは当初はいろいろモデルがいましたね。鷹村の相手はハメドだったりデラホーヤだったりで面白かったです。一歩の詳細な戦績はさすがに記憶していないのですが、たったの1敗で勝ちは全KO。不動の日本王者でアジア圏のチャンピオンクラスの連中もねじ伏せているのになぜ世界戦の話が出てこないのでしょうね。西岡なんかスポットで出てきても良さそうですけど。外国人選手だとベタですがパッキャオとか。
ところで間柴の妹の久美ちゃん(だったかな?)とは、清い交際がスタートしているのでしょうか?
別冊number「拳の記憶」に高橋ナオトと森川氏が決裂する過程が書かれておりました。ここ最近の一歩のクオリティ低下(個人的な感想です)はそこが大きな原因ではないかと見ています。
なお、一歩と久美ちゃんは未だ交際はおろか告白も済ませておりません(笑) 両者ともそろそろ20代半ばになると思います。全部一歩のヘタレが原因なので世間的に見たら一歩はかなりひどいヤツになりますね。責任、とれと。