
アンプの増幅度やフィルタの減衰特性を表す場合に、dB(デシベル)という量記号がよく使われます。さて、このdBとはいったい何者なのでしょう。
添付の1次フィルタのボード線図を見てください。例えばf0=10Hzだとすると、f0×10=100Hz、f0×0.1=1Hzです。1と10と100が等間隔になってるのは変だと思いませんか?実はこの周波数軸は対数で目盛ってあるのです。
対数の例を少し書いてみます。まず
10^0=1、10^1=10、10^2=100
10^3=1000、10^4=10000
ですね。これを対数変換すると
0=log10_1、1=log10_10、2=log10_100
3=log10_1000、4=log10_10000
となります。
勘のいいあなた、すでにお分かりですね。(^^)ほら、
1、10、100、1000、10000という数が
0、1、2、3、4と等間隔になったでしょ。
dB(デシベル)は、この対数変換した0、1、2、3、4に20を掛けたものです。
つまり1=0dB、10=20dB、100=40dB、1000=60dB、10000=80dBとなります。
あと2=6dB、3≒10dB、4=12dB、それから√2=3dBくらいを覚えておくと便利です。
逆数(分数)は1/2=-6dB 、1/10=-20dB
図のフィルタのf0における減衰率は、0.707=1/√2=-3dBです。また、ハイパスフィルタの1Hzとローパスフィルタの100Hzは、0.1=-20dBです。ボード線図の縦軸も実は対数目盛りだったということですね
(おまけ)
26dBをリニアに戻すと幾つになるでしょう?
26dB=20dB+6dB=10×2=20 ほら、簡単でしょ。(^^)
関連記事:デシベル(dB)の話(2) 2010-12-26
添付の1次フィルタのボード線図を見てください。例えばf0=10Hzだとすると、f0×10=100Hz、f0×0.1=1Hzです。1と10と100が等間隔になってるのは変だと思いませんか?実はこの周波数軸は対数で目盛ってあるのです。
対数の例を少し書いてみます。まず
10^0=1、10^1=10、10^2=100
10^3=1000、10^4=10000
ですね。これを対数変換すると
0=log10_1、1=log10_10、2=log10_100
3=log10_1000、4=log10_10000
となります。
勘のいいあなた、すでにお分かりですね。(^^)ほら、
1、10、100、1000、10000という数が
0、1、2、3、4と等間隔になったでしょ。
dB(デシベル)は、この対数変換した0、1、2、3、4に20を掛けたものです。
つまり1=0dB、10=20dB、100=40dB、1000=60dB、10000=80dBとなります。
あと2=6dB、3≒10dB、4=12dB、それから√2=3dBくらいを覚えておくと便利です。
逆数(分数)は1/2=-6dB 、1/10=-20dB
図のフィルタのf0における減衰率は、0.707=1/√2=-3dBです。また、ハイパスフィルタの1Hzとローパスフィルタの100Hzは、0.1=-20dBです。ボード線図の縦軸も実は対数目盛りだったということですね
(おまけ)
26dBをリニアに戻すと幾つになるでしょう?
26dB=20dB+6dB=10×2=20 ほら、簡単でしょ。(^^)
関連記事:デシベル(dB)の話(2) 2010-12-26
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