喫茶 輪

コーヒーカップの耳

『間島保夫追悼文集』

2017-12-22 13:45:18 | 出久根達郎さん
『触媒のうた』の編集者、浜田尚史さんから『間島保夫追悼文集』を戴きました。

題字は上野賀山さん。
賀山さんの書がなぜかうちにあるのですが、不思議なことに知らぬ間にあったのです。
一緒にちょっと写っているのは昨日届いた出久根達郎さんからの手紙の封筒。
手紙は和紙に筆で書かれた丁寧なものです。
出久根さんは『触媒のうた』を評価して下さり、帯文を提供してくださった作家。日本文芸家協会の理事長さんでもあります。
わたしなんかが接触させていただけるような人ではないんですけどねえ。
そこで、間島さんと出久根さんと浜田さん、そして私との関係。

まず間島さんはお亡くなりになったのが2004年。もうそんなになるんですね。
わたしはお会いしたのは二度、だと思う。
一度は『コーヒーカップの耳』の出版記念会で。これは宮崎翁がお誘いされたもの。
二度目は宮崎翁の著作50冊だったかのお祝いの席。
聞くところによると大変優れた古本屋さんだったと。
古本屋さんは大体博識です。
出久根さんは、この文集にも追悼文を寄せておられるが、夏目漱石の書簡のことを通じての交流がおありだった。
そして浜田さん。
この文集にも追悼文(足立巻一先生のお宅を訪問された話が含まれている)を載せておられるが、一時、間島さんの店で働いた経験があるのだと。
これは初耳、驚きました。
そしてわたしはみなさんと縁がある。
さらにいえば、この追悼集の編集者の一人が、いつもお世話になっている「街の草」の加納成治さん。三人の編集者を代表して「あとがき」を書いておられる。
実はわたし、この本を手にするのは初めてではありません。
多分加納さんに勧められて読んだことがあります。
今も家のどこかにあるはず。
でも内容は忘れてしまってますので、もう一度読み直します。
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