「こんにちわ~」と声がして、玄関のドアを開けて入って来られた様子。
鍵はかけてなかった。誰だろう?
中の戸を開けて土間へ下りる。
うちの土間はちょっと細長い。
その先に彼は立っている。
ドアを入ったところに。
外は明るく輝いている。
光が入ってくる。彼の背後から。
土間は暗い。電気を点けてなかった。
ということで、逆光だ。
彼の顔は真っ暗。
だれだかわからない。
その人が言う。
「これ、どうしたらいいんですか?」と。
手に『縁起小墓圓満地蔵尊』がある。
わたし、「え?それどうしたんですか?」
「もらったんですけど、どうしたらいいのかと思って。お金払わなくていいんですか?」と。
「はい、買っていただくのなら500円ですけど、それはどうされたの?」
「家内が持って帰ってきました」
「え?どなた?」
「Hです」
「あ、Hさん。逆光で顔が真っ暗やからわからなかった。ごめんなさい」
ということで、今朝、通りかかったHさんの奥様に「ご主人に渡してください」と差し上げていたのだった。
本の中に、彼からいただいた情報が書かれている。いわば本の協力者だ。
そのような人には無償で先に差し上げておくことにしている。
「もらっていただいたらいいのです。そして余分に要るようでしたら一冊500円で」と。
とんだドジでした。
鍵はかけてなかった。誰だろう?
中の戸を開けて土間へ下りる。
うちの土間はちょっと細長い。
その先に彼は立っている。
ドアを入ったところに。
外は明るく輝いている。
光が入ってくる。彼の背後から。
土間は暗い。電気を点けてなかった。
ということで、逆光だ。
彼の顔は真っ暗。
だれだかわからない。
その人が言う。
「これ、どうしたらいいんですか?」と。
手に『縁起小墓圓満地蔵尊』がある。
わたし、「え?それどうしたんですか?」
「もらったんですけど、どうしたらいいのかと思って。お金払わなくていいんですか?」と。
「はい、買っていただくのなら500円ですけど、それはどうされたの?」
「家内が持って帰ってきました」
「え?どなた?」
「Hです」
「あ、Hさん。逆光で顔が真っ暗やからわからなかった。ごめんなさい」
ということで、今朝、通りかかったHさんの奥様に「ご主人に渡してください」と差し上げていたのだった。
本の中に、彼からいただいた情報が書かれている。いわば本の協力者だ。
そのような人には無償で先に差し上げておくことにしている。
「もらっていただいたらいいのです。そして余分に要るようでしたら一冊500円で」と。
とんだドジでした。