坂本昌昭記者。

　昨日のデイリースポーツです。

　坂本記者が担当する「元気」欄。
　この欄が今年末を持って終了するのだと。
　わたしファンでした。丁度１０年前に、この欄が始まって間もなく取り上げてもらって坂本記者と交流させて頂いていた。その後わたしが彼に紹介した人物も小川三夫棟梁、菅原洸人画伯など何人かある。
　彼は宮大工などの職人さんが好きで、色んな名人を取材していた。そして、俳優も三国連太郎、緒形拳など職人肌の人物を取材していた。これまでに取材掲載した人物は１３０～２００人だと。よく頑張ってこられた。
　彼の書く文章は、決して模範的なものではない。およそ新聞記者が書くような常識的なものではない。個性豊かな文章だった。それがここまで長くこの欄を続けさせたのだろう。
　一度、川柳の時実新子さんを偲ぶ会のあと、三宮で一緒に飲んだ。その時の会計は彼がした。わたしは借りたままになっている。そのうちお返ししなければ。
　ここ３年ほどはお会いしてなかった。今回、彼の写真が載っていて、「あれ、変わったなあ」という感じである。
　ユニークな記者だった。