SARAのブログ

日々のことあれこれ

また義母の話

2023-03-19 15:36:11 | テレビ
今日はまた義実家に行ってきた。
ここ1,2ヶ月くらいだろうか、2週間に一度義実家へ行く
のは以前と変わらないのだけど、1,2ヶ月の、義実家へ
行った時に義母が「○○へ連れて行ってほしい」と言い出した
ので旦那と私で連れて行った。○○というのは義実家から車で
10分くらいのところにある大きなスーパーのこと。
それまで、というか今もなのかもしれないけど、義母は
1週間に一度義兄に買い物を頼んでいた。義母が欲しいものを
紙に書いてそれを近所のドラッグストアに義兄が買いに行って
くれていた。どうしてドラッグストアなのかというと、義実家
の周辺には以前はあったのだが今はもうスーパーがない。
なので義実家の近くにある、野菜もお肉も売っているドラッグ
ストアに義兄が行っていてくれていた。
しかしやはりスーパーよりは品揃えが悪く、お肉は売っている
がお魚はほとんど売っていない。少しだけ鯵の開きやしらす等
があるくらいだった。
数年前までは義母も1人でまだそのドラッグストアに歩いて
行けていた。しかし3年前くらいからは義兄に車に乗せてもら
って行くようになり、2年前くらいからは自分ではもう行かず、
義兄に買いに行ってもらうようになっていた。
「私もね、本当は自分で見て買いたいけど、歩けないからね。」
と数ヶ月前までは言っていた。
そういう義母を尻目に私は「本当に歩けないのかなぁ」と思って
いた。いや、変に疑うという意味ではなく、腰は曲がっているけ
ど家の中では移動はできるし、機能的にどこかが悪くて歩けない
というわけではない。気分的なものではないかと思っていた。
なので何かのきっかけがあって義母にはたまには外を散歩して
ほしいとずっと思っていた。義母は家の周りも1人で歩こうと
しなかった。
しかしどういう変化があったのか、2ヶ月前くらいに義母が
そのちょっと大きめのスーパーに連れて行ってほしいと言い出
したので私も旦那も驚いた。「歩けないから行けないって言って
たじゃん」と言いたかったがせっかくのチャンスなので、そんな
意地悪なことを言っている場合ではない。すぐに義母をそのスー
パーへ連れて行った。結構広めのスーパーを義母はカートを押し
ながら1周買い物できた。そしてやはり自分の目で実際に見て買う
ということを喜んでいた。お魚もたくさん買っていた。
その日義母はこう言った。「これから2週間に一回でいいから、
ここに連れてきてほしい」と。もちろん全然良かった。2週間に
一度義実家に顔を見に来ていたのは変わらないので、義母の
どうしようもないトークを聞いているよりはむしろ買い物だけで
終わった方が私達も楽だった。
恐らくだけど、義兄は買い物に行かなくて良くなったのではない
かと思う。それでもたまには買い足さなくてはならないものや
どうしても必要なものがあって買いに行くということはあるかも
しれないが、以前のように1週間に一度1週間分の義母の食材を
買う、ということはなくなったと思う。義兄も楽になった。私達
も楽になった。そして義母も喜んで満足してくれている。みんなが
楽になった。

義母のトークは自己中心的だ。
何でも自分が思いついたことだけを話してくる。
こちらが興味があるかどうかなんてことは少しも考えていない。
そして自分の考えがすべて正しいと思っている。
そんな人のトークに1時間から1時間半つきあうのだけでも大変
だった。普通にこちらが聞いているだけなのに突然「SARAちゃん
はこんな話興味ないでしょう!?」と言ったりする。
こちらにとって失礼な発言も連発する。
本当にこの人は人の気持ちがまったくわからない人なんだなと
いう人。
ということで、そのトーク時間が義母の買い物や時にはお墓に義
母を連れて行くという作業に変わったので私も旦那も「むしろこっ
ちの方がいいよね」と話していた。
ところが、やはり義母は手強い。
確かにギッシリ義実家でトークをするよりは楽にはなったが、ムカ
つくことがまったくなくなったかというとそうではない。
2週間前に義母とお墓に行った時のこと。
いつもお墓に行くと私と旦那でお花を入れる容器を持ってきて
洗ってお花を変えたり、お線香に火をつけたり、お墓を拭いたり
の作業を分担してやる。
その日はちょうど前の日に義兄がお花を変えてくれたということ
だったのでお水だけ替えれば良かった。ので、行ってすぐに私が
お花のお水を替えてまたお墓にセットした。そのあとお線香に火を
つけていた。旦那はお墓のゴミをちょうど捨てに来ていた。すると
その向こうにお花の入った容器を持った義母が水場に向かって
歩いてくるのが見えた。ので私が「お義母さん!お水替えたよー!
」と叫んだ。義母はそれを聞いてすぐに戻ると思った。しかし
義母は踵を返さずそのまま水場に向かっている。大きな声を出した
ので聞こえないはずはなかった。そんな義母を見て私と義母のちょ
うど真ん中の位置にいた旦那がもう一度義母に「水替えたって
言ってんじゃん!」と言った。それでも義母は戻らず「水が足り
ないから。」と言って水場に向かった。私はカチンと来た。旦那
もムッとしていた。そして水が足りないからと言っているのにも
関わらず、また私が替えた水を全部容器から出しているのを見て
旦那がたまらずに「水足せばいいべよ!!!」と怒鳴った。義母は
知らん顔だった。
そして今日。
今日はこんなことがあった。
スーパーで買い物している時に義母が「SARAちゃん、ドレッシング
持ってきてくれる?」と言った。義母はカートで1周はできるが、
それでも移動距離は最低限にしているのでちょっと遠くのものを
私に頼み、私は頼まれたものを持って来るというのをしている。
ドレッシングと言われてもいろんな種類があるのでわからない。
「何味?」と聞いた。
醤油ドレッシングなのか、イタリアンなのか、フレンチなのか、
義母が普段どんなドレッシングを使っているかなんて知らない。
しかし義母は「ドレッシングよ。野菜とかにかけるのあるでしょう。」
と、私がドレッシングというものを知らないのかという感じで
言ってくるので「うん、それはわかるけど、何味?」と再度聞く。
「何味って言われたってわからない。ドレッシングよ。野菜に
かけるヤツ。」と言う。「いろんな種類あるじゃない?どんな
味の使ってる?」と聞いても、「見ないとわからない」と言う。
旦那がドレッシング売り場を見つけたので「お義母さん、あっちに
売ってるって」と言ったがもうそこまでは戻りたくないらしく、
「じゃあ、いい!○○に頼むからもういい!」と言った。
私はカチンと来たので一時的に義母から離れた。
ドレッシング売り場ここにあるよーというジェスチャーをしていた
旦那に駆け寄る。
「○○に頼むからもういいってさ」と言うと旦那もムカついた表情
になり「そんなこと言うなら、じゃあそうしろ、でいいよ。」と
私に言った。
かと言って私が適当にドレッシングを持って行けば「これじゃない」
と義母はどうせ言うのだろう。

スーパーから出た時義母は併設しているホームセンターの土を
買ってほしいと言い出した。旦那が「じゃあ、俺買ってくるよ」
と言うので私はそのまま義母と車に向かった。
義母を車に乗せて、買ってきたものを車に入れたあと、旦那が
土を買って戻ってきた。その旦那に義母が言った。
「草刈り機買ってくれた?」と。
スーパーに来る車の中で義母は、ウチの電動草刈り機をまた貸して
ほしいという話をしていた。前にも貸したことがあったのだ。
「あれいいよね。ホームセンターで買ったの?」と聞くので「ネッ
トで買った」という話はしていた。いくらで買ったの?と言うので
3,500円だったと言った。「あぁ、そんなもんなの、じゃあいいね」
とは言っていた。義母はもしかしたらその時ホームセンターでも売
っているのかな、売っていたら買いたいなと思ったのかもしれない。
しかし旦那には土を買ってほしいとしか言っていないので草刈り機
なんてもちろん旦那は買っていない。しかし義母は普通に「草刈り
機も買ってくれた?」と唐突に言った。
旦那は声を荒げて「買うわけねーだろ!買ってきてなんて一言も言っ
てねーべよ!!」と言った。その時に私は耳の遠い義母には聞こえな
い声の大きさで「カチーンの連続(苦笑)」と言った。旦那は
私にもまた何か義母が言ったんだろうと「あとで聞く(笑)」と言
った。
義母はボケていてこんなことを言うのではない。
年のせいでもない。
自分が思っていることは他人にも伝わっていると思いこんでしまう
ようなところは今までにも、そして義母がもっともっと若い頃からも
あった。
そして相手の立場に立って物を言うということも義母はもっともっと
若い頃からできなかった。
なんでこんなにカチンと来ること、ムカつくことを言うんだろうと
25年間思い続けてきた。

義母に関してはもうどうにもならない。
例えば、義母に何でも言える旦那が今更「もっと人の気持ちを考えろ」
と怒っても恐らく義母は自分の何が悪いのかが理解できない。結婚当初
も私が酷く傷つき、それがあまりにもあまりにものことだったので旦那
が義母を怒ったが、自分がそう言ったことの何がいけないのかが理解で
きないという感じだった。ただ助かるのは悪いと思っていないだけにそ
の後私と会っても義母は何もなかったかのように、というより本当に頭
にないという感じで普通に接してくるので気まずくはならなかった。
今日も旦那が声を荒げて怒っても、義母は「自分が変なことを言っちゃ
ったのかなぁ」とかそんなことを気にする気配もなく、すぐに話題を変
えて普通にしゃべっていた。
いいんだか悪いんだか、という感じだ。

義母ももう高齢も高齢だし、生きてもあと数年だろうというのが
あるので嫁として最後まで務めようという気持ちしか私にはない。
カチンとも来るし、イライラもするし、ムカつくけど、もうどうしよ
うもないことだと諦めているし、もう仕事だと思っている。


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