眞ちゃんち

クラリネット奏者 橋本眞介Blog

函館へ

2019年06月09日 | Weblog





朝5時に家を出て函館へ。
大学の同期が函館で頑張っていて今日から3日間レッスンで呼んでくれた。
名古屋から始発の新幹線で東京、東京から東北新幹線で新函館まで。
東京からは初めて乗ったグランクラス、いきなり朝食が出てきた〜!
やっすいサンドイッチ買って乗ったのが恥ずかしい.....。
初めて青函トンネルを新幹線で通過し函館駅についてホテルチェックインして函館港近くの函館市場で海鮮丼を食べ、函館西高校へバンド指導。
注文すればするほど、いいサウンドになっていくが課題曲3は特にシンプルなだけにコンクールでは音色の良さや楽器間のバランスなど強く求められるだろう。

夜は西高校の同期田中先生と西高OBサックスの橋本さんと飲み会。


ヤマハ松山店にて

2019年06月08日 | Weblog


午前中はヤマハ松山店にて新装開店記念イベントとして松山市内の高校のクラリネットクリニックと午後は同じ場所でヤマハクラリネットを語ると題しヤマハクラリネットとの出会いと今に至るまでとミニコンサート。
夜はヤマハスタッフと大街道付近で飲み会。

気持ちのいいコード

2019年06月05日 | Weblog


昼前から明和高校でレッスン。
昼過ぎから名古屋音大オケ授業。
オケ中じゃ気付かない事がここに登ると沢山の発見がある。
やっぱオケは楽しいな。
シェエラザード、モルダウ、真夏の夜の夢、チャイコのピアコン、シューマンピアコン。

素晴らしい名曲にはふと、とんでもなく気持ちの良い響きのコードがある。
理論的に和声を紐解けば成る程そういうことで気持ちがいいのかと思うが、頭で考えるよりも心で感じた方が気持ちの良いものである。
温泉の泉質の成分や効能など見ずに、浸かった瞬間「ハァ〜気持ちいい!」と身体中の毛穴でその泉質を味わうような。
理屈で物事を捉えるよりもその瞬間の感動を敏感に感じとり正直に受け止めることも大事。

大一美術館コンサート新企画第一弾

2019年06月03日 | Weblog



1限はバンドクリニック研修授業。
今日はみんなでスコアリーディングの基本から。
その後は夕方までクラリネットレッスン。
夜は名古屋音大近くの美術館より任されたコンサート企画。

大一美術館コンサート新企画第一弾として
「春夏秋冬の春2019」PercussionEnsemble【Mallesty】

名音大打楽器科の学生達により大学近くの大一美術館にてコンサートが行われました。
精度の高い演奏を近隣のお客様に聴いていただきました。 bravo!
コンサートの様子はこちら

この企画、名古屋音楽大学の在学生、卒業生を中心に盛り上がって参ります!
夏企画は9月下旬、木管五重奏を予定しています。
いつか貴方にもお声がかかるかもしれません!
どうぞお楽しみに!


三重県津市へ

2019年06月02日 | Weblog


昨日のアカデミックの演奏会とても楽しかったな。
1ヶ月ほど前から譜面を貰って毎日ちょっとずつさらっていたのでいざ楽譜がなくなると淋しいもんですね。
オケだと1週間前からエイヤッ!と集中してさらうタイプですが吹奏楽は音数が多いのと複雑な曲も多いのでスコアリーディングも大変だと思う。

今日は早起きして三重県の津市へ中学校のバンドレッスン。
自宅から高速を使って1時間ちょっと。
みんな生き生きしていて昨年よりもサウンドも良くなっている。
昨年東海大会へ進んだ自信もあるのかな。
でもまだまだやる事は沢山。
ちょっとずつ進歩すれば良し。

昼から大学へ戻り夜まで個人練習。
誰もいない大学に私の音が響き渡ってる。

楽譜の向こう側

2019年06月01日 | Weblog


名古屋アカデミックウインズ本番。
長い一日が終わりました。
多くのお客様にご来場頂き感謝です。

明日も朝が早いしヘトヘトになったので打ち上げも参加せず、帰宅途中の丸亀製麺でうどんを食しながら今日の本番を反芻しました。

ここからは自分に言い聞かせる為に記す。
吹奏楽やオケで思うことの1つ。
f(フォルテ)と記載されていてもfが1つであるという事。
曲によりけりだがffもfffもあるものもあればラウドネス(音の大きさ)のMaxがワンフォルテまでということもある。
fが曲中で出てきたらその先のラウドネスの確認が要るだろう。
fが何soneというルールはないし、その場面のテンションや曲の力もあるだろうから一概には言えない。
逆にp(ピアノ)も然り。

また奏者目線から見たfと指揮者目線からも異なる事がある。
奏者は森(全体)を見ずに木(個)を見がち、指揮者はいつも森を見ると思う。
この辺りは単音楽器奏者よりはピアニストの感覚だろう。
奏者全員が指揮者並みにスコアリーディングしてバランスや役割を把握しておくとリハーサルももっと楽になる。
プロ団体になると流石に最低この辺りまでこなしてリハーサルに臨むだろうが、それでもリハーサルでは細かいバランスを確認しないとうまくいかない。
リハーサルに臨む前に各楽器の音量はこれくらいだろうなという想定をしたい。
また現場で予想と反した時はそれに対応できる柔軟性を持つ事が大切。実はこちらの方が多い。
今回、指揮者の仲田さんからはそういう事は大事なんだよと直接、楽団員に言われてはいないが、そういう事の大切さをもう一度再確認したような気がする。

もう1つは作曲家側の気持ちになるという事。
プレイヤーのほとんどは曲が書けない。
書けないというかあまり書こうとしない。
いっぱい書く人もいる。その才能に感服する。
だから作曲家の気持ちと言われてもその気持ちには中々成り難い。
でもこういう事が言いたいのだろうなというのは譜面(作曲家からの手紙)を見ればわかるだろう。
わからない内容もあるが何とかわかろうとする努力も必要だ。

プレイヤーは目の前にある楽譜と向き合った時、それを書いた作曲家が我々の目の前に立っている訳ではない。
しかしその記号の向こう側に会いに行くために理解し努力し続ける。