眞ちゃんち

クラリネット奏者 橋本眞介Blog

ジェイガー交響曲第1番

2017年05月16日 | Weblog
昨晩は吹奏楽のスコアを読んでいたら寝れなくなり4時までリーディング。

昼2人レッスンして昼過ぎ吹奏楽の授業。
トランペットの上田先生がエリクソンの序曲祝典。
昭和の時代、吹奏楽コンクールには必ず自由曲で選ぶ学校か多かったこの曲。
40年経っても色褪せない名曲です。

僕が担当するのはジェイガーの交響曲第1番。
これまた昭和のブラス高度成長期に第4楽章だけ自由曲に選ぶ学校が多かった。
1970年の天理高校が全国大会で演奏したのが有名。
その時の天理高校は歌手の平原綾香さんのお父さんでジャズサックス奏者の平原まことさんがクラリネットでコンマスをされていたそうだ。
その時の課題曲がリードの音プレ(音楽祭のプレリュード)とコンクールに持ってくるには羨ましい限りの選曲です。
先日のなにわ<オーケストラル>ウインズでもこの交響曲を取り上げてもらい丸谷先生の指揮で演奏しました。
隣の加藤アッキーさんは高3の自由曲だったらしい。

このジェイガーは4楽章が長さも丁度いいので自由曲に持ってくるのは最適ですが、普通のコンサートとしては全曲やって欲しい。
4楽章は1〜3楽章の断片や変形が総まとめの様に出てくるので全曲を通し一塊である。

ジャズコードの連続を用いクラシカルでありながら不思議な雰囲気を持ち、メロディーは名曲に多い順次進行。

オーケストレーションはシンフォニア・ノビリッシマほど上手く書ききれてないものの、曲の持つ美しさは時代は変われど色褪せない。

大学時代、沖縄、長野、広島の演奏旅行でやったこの曲とまた再会出来て嬉しい。
学生達はこの曲を気に入ってもらってるだろうか?

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