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会場は大阪でも歴史のあるホールの一つフェスティバルホール。
ストラヴィンスキー自身がここで指揮をしている写真が楽屋に飾ってありました。
春の祭典はストラヴィンスキーの作品の中でも火の鳥と同じく有名で名曲。
私が小学生の頃(5.6年生頃)、従兄弟のお兄ちゃん(今はこの世にはいない)が、面白い音楽あるよ、とプレゼントしてくれたレコードがこの曲。
それまでに聴いていた軽騎兵やアイネク、威風堂々などスッと入ってくる音楽とはまるで違う、初めて音楽を頭で理解しようとした。
弦楽器の原始的な荒々しさとリズムの取れない管楽器と複雑な打楽器が入り乱れた音楽としか、その頃は感じられなかった。
高校生の時に初めてスコアを見てこの曲の設計図に驚いた。
本当は裏拍で始まる第一部のファゴットやトロンボーン等、頭拍で感じて聴いていたので、初めてスコアをみて気持ち悪かったのを思い出す。
あれから40年経ってもトロンボーンやファゴットの入りは頭拍で感じてしまう。
今日のお客さんは満員。
指揮者、楽団員の熱量は凄まじかった。
終わりクラリネット、オーボエパートで食事。
夜の11時前に解散、車で2時間かけて名古屋へ。
良い本番であった。