日本木管コンクール本選。
最終ラウンドに残った5人が素晴らしいドビュッシーとウェーバー又はシュポアを演奏しました。
今回のこのコンクール、2次予選の課題であるモーツァルト協奏曲全楽章。
今回ほぼ皆さんそうでしたが1楽章の吹き始めがピッチが低くて、身体も楽器も暖まっていない状態のまま始まった人が多かったです。もしかしてステージ裏が寒かったか?そうだとしても何らかの対策を。
オケのオーディションで、そういう状態で始まったら印象良くないのでしっかり楽器を暖めて始めると良いと思います。高すぎてもダメだけど...出だしで躓かない様にしたいです。
オケのオーディションは大体再現部まで、いきなり次、2楽章とか言われたりします。
チューニングでAだけでなくピアノと合わさなくても良いので軽く3度5度あたりを出して耳に残しておく必要があると思いました。
今回2次でモーツァルト協奏曲全楽章にしてあるのも出来るだけ多くの受験者にオケのオーディションの課題であるモーツァルトを吹かせたいという親心もあるのではないかと思います。
個人的な意見ですが、2次の田村知子さんのモーツァルトはそういう為によく準備された演奏で内容もとても良かったと思いました。
本選まで勉強の為に聴いてた受験者の方々も多くいました。講評なり私に聞きたいことがあればFacebookやTwitterのDMでエントリーナンバーがわかればお答えします!
日本木管コンクール事務局より
前列左より
入選;渡辺 繁弥さん
第2位;前田 優紀さん
第1位;佐藤 拓馬さん
第3位及びコスモス賞;河西 拓也さん
入選;田村 知子さん