眞ちゃんち

クラリネット奏者 橋本眞介Blog

フィリップ・ファーカスのプロプレイヤーの演奏技法

2021年02月01日 | Weblog



今日は一日中、名古屋音楽大学4年生金管楽器と大学院の卒業試験。

いつの時代になっても愛読されるこの本。
数々の世界中のオケの首席ホルン奏者を歴任したフィリップ・ファーカス氏著書。
原題は"The Art of Musicianship"
プレイヤーの側にたった実践的な知識(フレージング・イントネーション・テンポ・リズム・果てはアンサンブル仲間、指揮者との良好な関係のつくりかた・ステージ恐怖症の防止まで)について、非常に明快に描かれています。

プロ奏者を目指す学生、現在プロオケマンにも正しき道を見出してくれる一冊。 
ヤマハ池袋店の楽典など置いてあるコーナーにひっそりと置かれていたこの本、大学時代に出会いました。
この本はホルン奏者が書いてますが、書いていることは全ての奏者に当てはまります。
ミュージシャンのバイブルと言ったとこでしょうか。
何か推薦の一冊ともし聞かれたら迷わずこれを皆さんに勧めます。