眞ちゃんち

クラリネット奏者 橋本眞介Blog

吹奏楽のバイク旅 4日目

2014年07月26日 | Weblog


暑い!暑い上に湿気凄くてムシムシする!
でもバイクで瀬戸内の海岸沿いを走ってると爽快!

午前中、防府市内の中関小学校の全体合奏。午後は岐陽中学校。
中関小学校、この学校の顧問の先生が広響バイオリン奏者、潮田孝子のお姉さん。
昔、その潮田先生が萩の中学校に赴任してた頃、一度レッスンに行ったことがあり、少ない部員数でもA部門にチャレンジしていた。
そんな潮田先生が中関小学校へ赴任し全国大会出場を維持し素晴らしい結果を残しています。
今日も小学生なのになんでこんなに吹けるのか?なぜこんな高度な音楽が出来るのか?天才少年少女たちとレベルの高い楽しい時間を過ごしました。

色んな学校で教えに行った時、先生のスコアをチラっと覗きます。
その先生の想いがそのスコアでわかるからです。
今日の午前、午後の先生のスコアは真っ黒で細かに指示がたくさん書いてありました。
生徒のパート譜に階名や「気合」「根性」などの無駄な記入とは訳が違います。
先生がどういう音が出したいか、どんな音楽がやりたいかなどスコアに想いを記しています。
大体そういう学校はいい音がするんです。
例外ですが一昨々日の精華女子高の藤重先生のスコアはビリビリに破れボロボロで、振ってると「アレ?ページがない」とアタフタするほどです。
でもスコアとその指示が彼の頭の中に全てあるのでしょう。

吹奏楽コンクールは裏を返せば「先生のコンクール」。
顧問の先生の想いでバンドは大きく変わる。最終的にいろいろ評価されるのは先生です。
その顧問の先生から音楽の楽しみや面白さをたくさん教えてもらった生徒達は幸せ者です。
もちろん音楽以外のこともたくさん教えてもらっていると思います。
こうやって色んな学校を訪問してると顧問の先生の大変さがよくわかります。
少しでも先生、生徒たちの手助けが出来ればと思いこうやって周ってます。

明日は厚狭中学校と秋穂中学校。
またこの秋穂中の山本先生のスコアがこれまた凄いんだ。